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陳情書と意見陳述


本日は、意見陳述の機会
お時間を頂きましてありがとうございます


私は、星﨑  隆行と申します
ここ横須賀で生まれて、横須賀で育ちました
38年間、横須賀に住んでおります
3年前にはここ横須賀に一軒家を購入し
妻と子ども3人 5人家族で暮らしております


横須賀の事が大好きだからこそ
我が子だけでなく横須賀のすべての子ども達の
心と身体の 成長、発達を考え
守りたい一心で【今】この場に立っています

・陳情書の内容と経緯

今回、提出させていただいた陳情書は

【 小中学校 保育所における
給食時の黙食の緩和 】


今回、提出に至る前に
教育現場における感染予防対策
マスク自由化、などを含めた

※感染症対策7項目
すべての緩和を陳情したかったですが
全項目の同意、賛成を
すべての議員の皆さまから得なければ
陳情書は通らないという事ですので


まずは、この

・黙食の緩和

(教育者、保護者、生徒への周知)


1項目を通していただけるように絞りました




感染症が始まりもうすぐ約3年になります

子どもたちは
長い感染症対策にずっと耐え続けてきました


議員の皆さまへ質問です


いま現在、子どもたちの給食の時間
どのような様子か
皆さまは、ご存知でしょうか?

近日、学校に観に行ってくれた方はいますか?


いま現在【も】黙食が 毎日続いております
給食の様子を我が子3人に聞いたり
他の横須賀地域に住む子どもたちに
直接、聞いたりしています


いまだに毎日の給食でクラス全員が
箸やスプーンが食器と触れる音が響く
シーンと静まりかえった教室で
給食の時間が流れています


「ひとりきりのテーブルです」
「前と左右にパーテーションがある」
「とにかく前だけを見て黙って食べましょう」
「おかわりはマスクをして黙ってする」
「喋ったら先生から、黙食!」
と注意をされるのです



コロナ騒動が始まって
もうすぐ3年経つのにも関わらず
未だに3年前のままの
感染対策がずっと続いております


仲間が作成した黙食の緩和についての
署名は、約1,100名でした
そちらも、市議会に提出してあります
私もその署名に、私、妻、子ども3人
家族5人全員で署名しました


今回は
この陳情書は私個人で提出していますが
私ひとりの声ではないと確信して
黙食を緩和してほしいという
保護者や子ども達の代表として
ここに立たせていただいています


私の妻は
横須賀野比駅近くでカフェを経営しております

そこに来てくださる
たくさんの保護者(特にお母さん)
から黙食を含めた
過度な感染症対策により子どもたちが
苦しんでいる、差別や偏見が起きていて
嫌な思いをたくさんしてきている
という現実的な話を聞いてきました



横須賀市は
子どもの不登校がここ数年で急増しています
現状で、どのくらい不登校か?
ご存じでしょうか?
800人です。もうすぐ900人に迫る勢いです



不登校の理由は
過度な感染症対策が原因のひとつかもしれません
黙って食べなければいけない
給食が原因のひとつかもしれません

子ども達から学校生活の楽しみを
奪ってしまっているかもしれません



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以下、参考まで

「全国有志子どもを思う会」
(本部・東京都渋谷区)は5月16日~7月3日
インターネット上でアンケートを実施
未就学児から小中学生を中心に
その保護者など1593人から回答を得た


「黙食についてどう思いますか」
という質問に対して
「悪い」が最も多く79・0%
「どちらでもない」が15・4%
「良い」が5・5%

「給食はお話ししながら食べたいですか?」
という質問に対しては
「お話しながら食べたい」が90・4%
「どちらでもない」が6・4%
「したくない」が3・2%と続いた

9割が黙食をやめたいとする実態が浮かんだ
調査終了から4カ月以上がたち
全国旅行支援も始まっていることなどから
現在はその割合が増えている可能性がある

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愛知県や福岡県では
もうすでに黙食が撤廃されています



当初、流行りの感染症は誰にもわからない
未知のウィルスでした

しかしながら、あれから約3年
コロナウィルスは変異
今では、インフルエンザ以下に
弱毒化し変化しました

しかし

感染症対策の
黙食は全く変化していません



ずっと子どもに制限をかけて
マスクさせ、イベント中止になり

様々なリスクをずっと負わせています
そのひとつが【黙食】なのです



議員の皆さま、学校の給食の様子を
ご自身の眼で確認しているでしょうか?


学校を見に行ったり
教師に現状を聞いたり
子どもたちの氣持ちを
聞いたりしてくれていますか?


現状を知ってほしいのです!
黙食を市議会の賛成により
緩和してほしいのです


子ども達から以下の質問をされたら
議員の皆さま、堂々と答えられますか?


「大人は
外で食事をする時に【黙食】をしていないのになんで子どもだけ黙食してこんな思いしなきゃいけないんですか?」

「給食の時にお友達としゃべったら先生に給食を取り上げられました。悲しい。」

「お友達とおいしく食べたいです。
今は楽しくないし、おいしくないです。
いつまで黙食しなきゃいけないの?」

「アクリル板を立てて壁に囲まれて食べるのがつまらなく、嫌です。おいしく感じない。」




議員の皆さまは、このような
子どもの意見に的確に答えられますか?



これは、私からの質問です


議員の皆さまは
会食をしている時に
黙食はしていますか?


私は、子どもの質問に答えられないから
ここに黙食の緩和、撤廃をお願いをしています


世の中全般の感染対策が緩和に向かうなかで
学校の黙食が続く現状に
強く違和感を感じる日々です





私には、子どもが3人います

中学一年生
小学五年生
小学一年生


子どもに日々、学校での
感染症対策について聞いています

子どもがおかわりする時に
教師からは
マスクをして黙っておかわりをしてと言われ
前を向いて黙って食べる
会話をしたら教師に黙食です!と注意される

異常だと思いませんか?



給食が食べられるくらいの
健康な子どもたちに黙食をさせる事は
果たして本当に合っているのでしょうか?


しゃべると飛沫が。と言う人がいますが
飛沫=菌 ではないのです



無症状から人に感染させるリスクは
極めて低いと
厚生労働省のHPに記載してあります

ご確認ください。






全国有志子どもを思う会は
9月アンケート結果を添え
黙食など過度なコロナ感染対策の緩和を求める要望書とこれに賛同する5724人分の署名を文部科学省と厚生労働省に提出しました。


子どもの環境を作るのは大人です
ここにいる議員さんたちです


感染症対策すべて
ベネフィットとリスクの天秤にかけた時に
私はリスクが上回っている現状だと思います

子どもの
心と身体の成長を阻んでいると思います



どうか、黙食とパーティションの緩和、停止、撤廃という事を議論、可決していただき
各、教育現場への周知の徹底をお願いします


黙食は
お腹は満たされたとしても
心は満たされません


人間は野生動物と違って心が豊かな生き物です


その中で過度な感染症対策は
たくさんの大切な事、モノが奪われてきたと思います
子どもが子どもでいられる時間は限られていて
その中で得られる経験はとても貴重です


特に、学校生活では

“友だちとのふれあい“

は最も重要です

いま、学校生活の中で『黙食』は
見直すべきなのではないでしょうか?


お友達との食事の時間の楽しい会話は
子どもたちにとって楽しい時間です


大人たちは現在、会話をしながらの飲食が可能となっているわけですから
子どもたちも同様に過ごしてもらいたいのです

変えてほしいのではなく
前のように取り戻してあげたいのです


学校給食における黙食等の対応は
文部科学省の衛生管理マニュアルよりも
厳しい対応になっています

文部科学省のマニュアルでは
「飛沫を飛ばさないよう、例えば、机を向かい合わせにしない、大声での会話は控える」
となっていますが
現状は、机の間隔を開け同一方向へ向けたうえで、なおかつ小さな声でも会話をしないよう指導されています


すでに大人の社会では、会話をしながらの会食、飲食ができていますが、子どもたちは小さな声であっても、給食中に話すことができない


食育の観点から観ても長期的に黙食が続くことは園児、児童、生徒の心身の発達に深刻な
悪影響をもたらすことが懸念されます
万が一、食事中に喉を詰まらせるなどのトラブルが発生した際に発見が遅れるリスクを高め
最悪の事態を招く要因に繋がりかねません

「国からの通知がなければ解除はできない」という自治体はアンケート結果において3分の1を超えています

永岡桂子文科相は
11月8日の閣議後会見で
「黙食」について
「必ず求めているわけではない」
と発言して強調していました



「黙食」を見直す様に
横須賀市教育委員会や学校の現場に
保護者に対しても同様に周知を推進することを要望致します
黙食の緩和を周知をしていただきたいです


黙食を続けてきて
子どもたち自身はもう限界なんだと伝えたい。

どれだけ子どもたちの声に耳を傾けるかが
今、問われています

子どもの心と身体の成長発達を守るために
ぜひ、黙食の緩和を可決していただきたい
宜しくお願い致します


陳情書、提出資料①
陳情書、提出資料②
陳情書、提出資料③


以下、参考資料

当初、提出したかった7項目の陳情書
子ども達の心身の成長発達の為に黙食は撤廃しましょう

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