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【小林正観】謙虚さの重要性 自分の力を過大評価する危険性について

小林正観さんの教えの1つであり、私も忠実に守っていることが「自分の力を過大評価しない」です。

成功者と言われる人たちのSNSを見ると、自分の力だけで成功したかのようなメッセージが多いです。一方で、成功できない人は努力が足りないという論調も見受けられます。

ですが、はっきり言って、自分1人の力なんてたかが知れています。

だから、人生で絶対やめるべきことの1つは「自分の力を過大評価しない」ことだと正観さんもおっしゃているのだと思います。

他にもたとえば、仕事で成果を出したら、自分はすごいと勘違いしてしまうことがあります。しかし、実は周囲のサポートや運など、さまざまな要素が成果につながっていることが多いのです。

また、勉強やスポーツでうまくいったときも、自分一人の力でできたと過信してしまうことがあります。しかし、実は親や先生、コーチなどの指導やサポートがなければ、ここまで成長できなかったのです。

このように、自分の力を過大評価すると、謙虚さを失ってしまいます。

謙虚さが失われると、自分以外の存在に対して感謝の気持ちが薄れ、愚痴や泣き言、文句ばかり言うようになります。

私たちは、自分の努力や頑張りで生きていると思いがちですが、実は私たちの力はちっぽけなもので、生かされている存在なんですよね。

まとめると。

仕事で成果を出したら、周囲のサポートや運に感謝する。
勉強やスポーツでうまくいったら、指導やサポートしてくれた人に感謝する。
失敗したときは、自分の力不足を反省し、謙虚に学ぶ。
自分の力を過大評価しないためには、常に謙虚な姿勢を忘れないことが大切です。

また、空海は「己の長を説くことなかれ、他人の短を言うなかれ」と言っています。

これは、

自分の長所を自慢してはいけない。
他人の短所を批判してはいけない。

という意味です。

足元をすくわれないようにするためにも、自分の力を過大評価しないようにすることが大事です。


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