オタク日記:サステナブるる
前置きの言い訳
加入6周年の記念になにか書こうと思いつつ大したこと書けなかったので、オタク自身の感情の整理として日記の体をとることで心の平穏を保つことにしました。他人が読んで面白いかは……ちょっとわかんないっす笑
いきなりですが、私は段原瑠々さんのことがすきで応援しています。
▼この子
略歴は前に書いたnoteでも触れていますが再掲です。
名前 段原瑠々(だんばらるる)
所属 Juice=Juice(じゅーす・じゅーす):モーニング娘。やアンジュルムらと同じく、ハロー!プロジェクト内のユニットの1つ
出身 広島県
年齢 22歳(2023年6月現在)
公式プロフィールはこちら
(公式ニックネーム「だんばらん」だけど呼ばれてるの聞いたことない。ファンの人は「るるちゃん」「るっる」とかが多い印象です)
本旨に全く関係ないかつ今更なんですけど、段原瑠々、って名前かっこよくないすか!?
ハロプロ知らない人に「段原瑠々って子が好きでー」って言うとほぼ確で「だんばらるる?」って聞き返される。声に出したくなる日本語。
Myオタクポジショニング
私がるるちゃんを知って、応援するようになってから1年弱ほどが経過しているわけですが、昨年末辺りから急激に、今までの自分からは考えられないほど急速にハマりまくっていて、自分でも怖いです笑
熱しにくく冷めやすく、じわじわと熱を上げてはゆるめに満足しがちな私が、なんでこんなになるまで、なんでこんなスピード感でのめり込んでるのか理解不能でした。
まさに、「るるはジェットコースター」。
追いかけてるうちはものすごく楽しいし、こんなふうになった自分を後悔してるとかは全くないんですけど、「いつまでもこのペースを保てるのか?」という不安は確かにありました。お金だって時間だって無限に湧いて出てくるわけじゃないし、友だちや他の趣味をないがしろにするのも違うと思うし。
でも、Twitterを開けばコンサートツアーを全通してる人がいたり、大量のCDの写真を上げている人がいて、純粋にすごいなとかこういう人のおかげで支えられているんだよなと思うと同時に、「あぁ、自分の応援って、彼女たちにとってはちっぽけなものかもしれない」と、無力さに嫌気が差してしまう瞬間がありました。
そういう”極端な購買”に対しては”いいね”が付きやすいから目にしやすい、という当たり前の構造なだけだとも思うんですが、そういった投稿ばっかり流れてくるのは、自分の精神衛生上あんまり好ましいことではありませんでした。
そしてこのモヤモヤを晴らすためには、自分も同じように”極端な購買”に走るしかないのか、とも思っていました。
そんな時に、歴の長いハロヲタの方のヲタクスタイルに対する私見をまとめたブログを読んで、ガツンときてしまいました。
(※一旦ブログを閉鎖され、当該ブログも消えてしまったようです😭)
比較的最近の記事はこちらに移されています!↓
この方が長くハロプロを応援しているからこその説得力もあって、周りの誰がどう振る舞っていようがそれはその人なりの楽しみ方の1つの提示でしかない、と割り切ることができました。同じオタクとしての応援の仕方なんて、誰に評価されるものでも、逆に評価するものでもないんだなと。
自分はどういう”立ち位置”のオタクになりたいんだろう、そもそも何が楽しくて何に魅力を感じているんだろう、と真剣に考えなければならないなと思わされました。
そして私は、自分の人生の中で、長く彼女の歌に触れる時間があってほしいなと思いました。この先も長く応援していくために、しっかり自分の人生も生きてかなきゃいけないな と思うようになりました。
「一生だいすき」がニガテ
若干話がそれるのですが、「一生〜」とか「永遠に〜」みたいな表現を使うのがなんとなく苦手です。使ってる方はそんなに重たい意味合いを含んでないとしても。
だいすき、という感情に限らずですが、甚大で計り知れないものを表すときって、みんな誇張表現を使うわけじゃないですか。1万年と2千年前から愛してる、とかね。さざれ石の千代に八千代にね。
でも、中高生が”ズッ友”(死語)と口走るのとはわけが違って、諸行無常の響きを幾度となく聴いてきた大人としては、一生とか永遠とかいう言葉にすごく重みを感じてしまう。ポジティブな言葉だとしても、ときに呪いになってしまうこともあると思うから。
確かなのは今、この瞬間のこの感情だけで、もしかしたら明日の自分は全然違う感情で今日を振り返るかもしれない。
そうすると”好き”というプラスの感情を持った相手に対して、「明日嘘になるかもしれないことは言いたくない」って思ってしまうんです。
ここまで書いて自分でおもいました。
そんな考え方するほうがよっぽど重てーわ!
もっと気楽に好き好き大好き永遠LOVEちゅっちゅとか言えるNingenだったらよかったのにな。
ま、ひねくれ曲がってこじれきっている女なので、真っ当に真っ直ぐに信念を貫いている子が好きなんだなとも思います。
サステナブルに応援したい
話を戻します。
一生、永遠、のワードは苦手だけど、楽しいことや嬉しいことは出来る限り長く続いてほしいと思えるNingenには育てていただきました。そこはほんと、父さん母さんありがとう。(やったネ!)
コロナ禍で一気見した『バビロン』というアニメのなかで「善とは続くこと」っていうニュアンスのセリフがあって、これ自分のなかでめちゃめちゃしっくり来まして。
今でこそ”サステナブル”ってバズワードの1つみたいに捉えられがちですけど、当たり前のことを言ってるなとも思うんです。
国や自治体、企業もそうだし、ヒトの生命だってそうです。時代に流されない価値を提示し続けたり、ときに柔軟に変化に対応したり、次の代につないでいく・繋がっていくというのは、それだけ必要とされているということです。
長くオタクを続けるというのも、いうなればリピーターとして定着した顧客なわけで、応援される側からすればありがたいことだろうなと想像できます。
それに、長く応援し続けることそれ自体が、ものすごいパワーのいることです。もちろん好きで続けてるんだろうし、続ける原動力=応援する対象っていう構造があるからだとも思うんですけど。
それでも、楽しさとの引き換えに金銭、時間、肉体的・精神的な疲労からは逃れられないはず。その中で自分の状況を見極めて、折り合いをつけて、自分のできる範囲で自分の好きな人たちの活動を追い続ける。
これって結構すごいことをしているんじゃないかと思います。
私自身も、限りある時間やお金といった手札の中で、余力も含め”今の私”は何を選ぶのか、自分の人生を納得して楽しむために、常に考え続けられる人間でいたいなと思います。
いつかこの先、応援しなくなる日、できなくなる日がもし来たとしても、いまこの瞬間に応援できていることを、絶対に後悔したくないので。
アイドルとしても人間としても好きだから
アイドルは偶像崇拝だし、私達は目に見える部分だけ、表に出してくれる情報だけを鵜呑みにして応援するだけなんですけど、過度に神格化してはいけないな、と常々思います。
特にるるちゃんはめちゃ真面目だし、まっとうだし、優しさが滲み出ていて、努力家で、ファンにも真摯で、って絵に描いたようないい子です。
そこになんの疑いもないのですが、いや疑いがないからこそ、身勝手な理想像を押し付けすぎて、彼女自身がそれに囚われてしまうような状態にはなってほしくないな、と思うんです。
パフォーマンス見てるとすぐに忘れちゃいそうになるんですけど、22歳の女の子です。広島と家族と食べることと歌うことが好きで、苦手なモノやコトやヒトだってそれなりにあるだろう、1人の女の子です。
表舞台に立つ人間は、確かに一般生活ではたどり着けないような経験を手にする機会も多いのでしょうが、心身を疲弊させてしまう劇薬のような側面も多分に含んでいるはずです。
その世界で自分の心を守りながら生きていくというのは、柔らかい心を持っている人にとって、容易なことではないと思うのです。
今後ふとしたきっかけで人生の酸いや甘いを経験するタイミングが訪れたとき、その時もし彼女の価値観に変化が起きたとて、それは誰に何を言われることでも、ましてや咎められることでもありません。
彼女自身が理想や幻影に囚われることなく、その時の自分自身の心に素直でいてくれるのが、一番嬉しいです。というか、それ以外は望んでいないのかもしれない。
できるならサステナブルでいてほしい
るるちゃんは、普段の生活の様子や家庭内の仲良しエピソードをよくブログに書いてくれていますが、自分の内面や心の機微についてはあまり伝えたがらない人なのかなと思います。特に、悔しいとかつらいとか羨ましいとか、ネガティブな感情はほとんど発信しません。
そもそもポジティブ思考の人というのもあるとは思いますが、オタクたちの要らぬ不安や邪推を避けようとして見せない・伝えない、という彼女なりの矜持があるのかもしれません。
(ちなみに里愛ちゃんなんかは私生活が全く読めないけど、その時々の感情だけをストレートに伝えてくるブログが多くて、対照的で面白いです)
オタクのエゴを包み隠さず言えば、人間としての段原瑠々の弱さも含めて受け止めたいと思ってしまいます。が、これが彼女のアイドルとしての発信のあり方なのであれば、無理に変えてほしいとも思いません。
オタクに向けて吐き出せなくてもいいから、ネガティブな感情でも共有できる誰かがいたらいいな、なんて誰目線かわからない願望を、そっと胸に抱いているぐらいがちょうどいいなと思います。
そしてこれもエゴですが、この先少しでも多く、少しでも長く歌っていてくれると、私はすごく嬉しい。そのために必要ならたくさん休めばいいし、学びたいこと磨きたいことがあるならどんどんチャレンジしたらいい。
でも、もしも歌よりもダンスよりも大切なものができた時は、後悔しないように強く掴み取るべきだとも思います。
矛盾するようだけど、私は今までに十分すぎるくらいたくさんの感動や幸せを既に受け取っているから、他の誰でもないるるちゃん自身が納得して、誰のものでもないるるちゃんの人生を、明るく楽しく生きてくれたら、もうそれで十分報われるような気がします。
なんだかよくわからない着地になってしまいましたな!
雑魚メンタルのネット弁慶で、直接伝えるなんてとてもじゃないけどできないから、こんなところに長々書いてみてるわけですが!笑
たぶん相当好きで、たぶんこの先も割と長いこと好きなんだろうなと思う!
今のこの気持ちは嘘じゃないZE☆!
加入6周年、おめでとう!!!
▼加入時の動画(01:45〜)
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