エクセル関数って自分で作れるんですよ?ロスカットレートを計算するエクセル関数を作りました
はいみなさんこんにちは。FXなんかやっているとロスカットレートを正確に知りたい時がありますね。今回は、ロスカットレートを計算するエクセル関数を紹介します。
以下のコードをエクセルのVBAエディターに貼り付けます。これで関数sr()が利用できるようになります。
Function sr(L As Double, r As Double, b As Double, D As Double, A As Double) As Double
' ロスカット発生レートを計算する関数
' 引数:
' L - 最大レバレッジ(例:25)
' r - ロスカット率(0から1の間、例:0.5)
' b - 購入時のレート(例:150)
' D - 購入した通貨量(例:10,000)
' A - 預託保証金(例:100,000)
If (D * (L - r)) = 0 Then
sr = CVErr(xlErrDiv0) ' ゼロ除算エラーを返す
Else
sr = (L * (D * b - A)) / (D * (L - r))
End If
End Function
科学技術立国である我が国の大学では教えないようですが、関数の使い方はみなさんご存知でしょうか?まず半角のイコール記号を書き、続けて関数名(ここではsr)を書き、括弧内に引数をしていします。この関数は5つの引数を持ちます。順番をちゃんと守って引数を指定してください。5つの引数の間は半角の間まで区切ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1733645625-wLVxpeHU6cnzP25WCF3OfGQ0.png?width=1200)
これでロスカットレートが計算できます。以下は興味があればどうぞ。
一般式
ロスカット発生レートS は、以下の一般式で計算されます:
![](https://assets.st-note.com/img/1733645877-bD7BzAQmTnXlgV9ZHNx1qw24.png)
導出
![](https://assets.st-note.com/img/1733645963-B9015ZEefLyQX8CPrKaW6pTb.png?width=1200)
あとはこれをSについて解くだけですね。簡単♩簡単🎵
お読みいただきありがとうございました!