EPMD

今日は、EPMDの初期2作を聴いていた。

『Strictly Business』と『Unfinished Business』

NasのInfluenced List(本当に彼が選んでるのかわからないけど)の1曲目が「So Wat Cha Sayin'」だった。

オールドスクールのヒップホップについて所感を書くことは、とても難しいような気がする。簡単に言葉にできない雰囲気がある。
音楽そのものが要因になってできた雰囲気というより、それらの音楽をとりまく批評や言説によるものだと思う。

この曲について少しググっていたら、「(この曲を)知らない人はいないでしょう」と書いてある紹介ページを見つけた。
そういうとこだぞ、界隈!と思った。

エミネムやNasやカニエ、チャンス・ザ・ラッパーやケンドリック・ラマーっていう、自分の世代に馴染みのあるアーティストに対しては、シンプルに「カッコいい」と言える。

でも、時代を掘り下げて、オールドスクールへ入ることは、敷居が高いような、遠慮してしまうような、知識がないと「カッコいい」と言えないような、そんな雰囲気が作られているよーな気がするなー、とふわっと感じる。

……感じるけど、EPMDの曲はカッコいいので、自分の感想といっしょに、素直に聴こうと思った。