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資格取得に先立つものを試算してみた件

月曜日は本題であるキャリア系の話題ですが…
今回は、『それを言っちゃオシマイだよ』のお話しです。


先日、『今後、取ってみたい資格などを…』というコラムを書きましたもので、それを年間のカレンダーに落とし込んでいく作業の中で、『取得費用』の問題が沸きあがってきました。
つまり、カネです。

自己啓発』というより『自己投資』ですのでそれをケチって二の足を踏んでいては本末転倒なのですが、昨春に役職を御役御免となり手取りも大幅に減った身として、糸目を付けずに出費するワケにもいきません。
家計を預かる家人に対して『●●の勉強でこれこれの費用が掛かる』と説得しても、『で、将来的に何の役に立つの? 収入に繋がる資格なの?』と問われれば、それなりの覚悟を以って投資しなければなりませぬ。

ということで、今年度に取得したい資格について、コスト面から生々しいところを検証してみました。


まず、2022年度中に取得を目指している資格が、

①  プロティアンキャリア・ファシリテーター
②  認定コーチ
③  小型自動二輪運転免許

の3つです。それに加えて、

④  2019年に取得した『キャリアコンサルタント』の資格が2024年末に切れますので、その更新の準備をしなければなりません。

③は近いうち金曜日の『クルマ』ネタの場で。
④はまた日を改めて別の月曜日に検証したいと思います。
ここでは、①と②について具体的な費用を見ていきましょう。

①  プロティアンキャリア・ファシリテーター

数多のキャリア実践理論の中でも、今後、幅広い領域で重要となりメジャーになっていくだろう考え方が、『プロティアンキャリア』です。この『現代版プロティアンキャリア』についての説明は割愛しますが、端折って言えば『社会の変化に応じて自分の意思で変幻自在に自由に姿を変え、形成していくキャリア』のことです(余計に分かりませんね)。

1976年に米国のダグラス・ホール教授によって提唱された理論を、法政大学キャリアデザイン学部・田中研之輔教授が現代に合わせてアップデートされたもの。ダグラス・ホール教授の『プロティアン・キャリア』に『LIFE SHIFT』の枠組みを接合させ、キャリア戦略の立て方とその実践手法を織り込んだ、最先端のキャリア理論と言われています。

GLOBIS CAREER NOTE より

もっと分かりませんね(笑)
まだまだ緒に就いたばかりの分野ですので、これからその考え方を拡める側に立ちたいわけですが、その『ファシリテーター』になる為には、まず『基礎講座』を受講して基本理論を収得し、『検定試験』に合格する必要があります。

具体的には、『基礎講習』に約5万円『検定』に約2万円ほど掛かりますが、それを経た上で『ファシリテーター』資格に認定される為には更に約10万円が必要です(翌年度以降も年間費用が発生します)。
初年度だけでざっと約17万円です。

この費用は、一般社団法人プロティアン・キャリア協会の運営費のみならず、広く学校教育や企業への普及活動に活用するとされていますが、まだ知名度の低い民間資格としてはなかなかの高額だなと感じます。
ただ、この手の資格は早期に登録するほどメリットもあります(そう信じています)ので、この夏には取得するつもりで春の講習会にエントリーしちゃいました!

一般社団法人 プロティアンキャリア協会

②  認定コーチ

コーチング資格も民間資格ですが、これほど有象無象の協会が認定を濫発しているのも珍しいと感じます。
業界ではそれなりに認定機関による信頼度の序列があるようですが、実際、一般の方が『●●協会認定コーチ』と書かれた名刺を受け取ったところで、そのレベルの違いが全く分からないのが実情です。

学習する理論や実践としては、『キャリアコンサルタント』や『産業カウンセラー』とカブる部分が多くあります。よって、『キャリコン』の中には、『産カン』と『コーチング』のトリプルホルダーないしはダブルライセンスも多くいらっしゃいます。

そこで、既に『キャリコン』を取得している私としては、できるだけ少ない費用負担で手っ取り早く『認定コーチ』の称号を得られる機関を探し出すことに精力を使いました(笑)
ただ、有象無象の中には『ナンチャッテ認定』の機関も混じっており、ちゃんとした『認定』を得られる中で最もお手軽な機関として、『日本実務能力開発協会』という団体を教えてもらいました。取り敢えず名称は本格的ですね(笑)

因みに、信頼を集める大手有名機関とそこでの取得費用は下記のような状況です。

国際コーチ連盟 (ICF)(160万円)
一般財団法人 生涯学習開発財団(110万円)
CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)(150万円)
一般社団法人 日本コーチ連盟 (JCF)(24万円)
銀座コーチングスクール(20万円)

上記を確認した上で、私が申し込もうと考えている『日本実務能力開発協会』は、なんと 48,000円ポッキリです。大丈夫かな?(笑)
現在、コロナ禍もあり通信教育ならではの低価格ですので、対面研修はもう少し高くなると思われます。この夏前に、さくっと取得してしまうつもりです!


上記計で約22万円ですね。
因みに③の小型二輪免許が約10万円④のキャリコン更新が向こう3年で約20万円と見込んでおり、つごう、少なくとも約50万円程度の『学費』を覚悟した上で、今度の自己啓発に臨むことになります。
挫折せずに、スケジュールどおりに達成します!

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