24/11/18 表現という名の自慰
朝、電池を入れたカメラを持って昨日の散歩の続き。団地の花壇の花を撮っていたら、日本昔ばなしに出てくるような白いお婆さんが窓の隙間からこっちを見ていて震えた。
帰宅したら、家人が寝込んでいる。アトピーが悪化して皮膚が腫れている。どうやら熱もあるらしい。急いで夜ごはんのおかずを3品作り、米を土鍋にセットし、書き置きして家を出た。
駅のホームで待っている間、となりにいた小学1年生くらいの男の子の会話を聞いていた。
「いつも厳しいくせに人前では優しいふりするんだよ」
「ガチで暴力だよ」
「それ警察に言うべきじゃない？」
内容にもビビるが、大人と変わらない言葉遣いにもビビる。
立川でGさんと合流して『進撃の巨人 完結版 THE LAST ATTACK』を見にキノシネマへ。いつも10分前には待ち合わせ場所にやってくるGさんが、謝りながら1分遅れでやって来たので、おもしろかった。
映画は若い人でいっぱい。Gさんが真ん中のいい席を予約してくれていたが、前の人の頭でスクリーンの下半分が見えない。イスの設計間違ってる。腰を浮かせて中腰の体制で2時間半見た。
映画は凄まじく良かった。6回くらい涙が込み上げてきたが、周りがすすり泣いていたので平気な顔をして耐えた。
Gさんも「めちゃくちゃ良かったですね」と言っていた。定食屋で夜ごはんを食べたあと、カフェに移動して閉店まで話す。
「いづみさんは音楽の話になるとスイッチ入る瞬間があって、そのときはサイヤ人みたいな顔になってる」
まだ音楽が強く自分を支配しているのだと思うと、何故か感傷的な気持ちだった。普通に考えれば当たり前なのに、自分の音楽に対する気持ちはなんなのだろうと思う。執念深くしがみついているだけのものではないのか。「好きな人との関係以上に大切なものなんてない」と腹を括ったたはずなのに、音楽について、どう扱えばいいのだろう。
22時過ぎに帰宅。メルカリで売れたモノを発送しにコンビニへ行き、帰りにスーパーへ寄って鯖とほうれん草を買って帰る。洗濯を回し、明日のごはんに鯖の煮付け、ほうれん草のお浸し、ベーコンの玉子炒め作っておいた。布団に入ったのは3時。さすがに眠い。
家人が早く良くなりますように。
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Litlink🔗
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