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ExploratoryでTableau入門やってみた①序論

はじめに

私は何年か前までBIツールとしてはTableauをメインに、あとはGoogle Data Studio(当時。現在はLooker Studioという名称になりました)をサブに使っていました(Tableauのアカウントは個人で購入し、一応、Tableau Desktop Specialistを保持しています)。
その後、Exploratory(エキスポラレイトリーと個人的には呼んでいたのですが、エキスポラトリーのようです)に乗り換えました。乗り換えた大きな理由は、価格とサポートです。

Exploratoryは、(個人や小規模な法人が使う分には)Tableauとほぼ同じことができるのにもかかわらず、価格は約半額強(Tableau Creatorアカウントは月額75ドルであるのに対し、ExploratoryのPersonalアカウントは月額40ドル。いずれも年額払いの場合の価格です)ですみます。

Exploratoryは日本人向けサポートが非常に手厚いです。日本語のヘルプ記事が大量に用意されていますし、チャットで質問をすると、ほぼ瞬時に答えが返ってきます。

これに対してTableauは、ヘルプ記事や動画は数量ともにExploratoryとは比べられないくらい膨大ですが、基本は英語版。日本語の文章や字幕があったとしても機械翻訳がメインで、しかも日本語版が最新バージョンに追いついていなかったりします。

一応フォーム等からサポートに連絡すると、そこそこリーズナブルな時間で返答は返ってきまして、そこはいいのですが、言語は英語で、なんというか木で鼻をくくる的な内容が多く、結局問題は解消しないということも多いです。

Salesforceに買収される前は、日本人スタッフの方が直接電話をかけてこられることも多く、サポート手段はともかく、熱意は感じられたのですが、Salesforceによる買収以降、かなり体制が変わってしまったように感じています(要するにサポートは別途お金を出して購入するもの、という位置づけの模様)。

BIツールのほとんどが海外産で、日本人に対するサポートは「つけたり」であったり、あるいは別途ベンダーに安くないサポート費用を支払わなければ得られないのが現状な中、日本向けサポート体制の充実ぶりだけでも、TableauにかえてExploratoryを選ぶ理由としては個人的に十分でした。

Exploratoryの価格や仕様については、以下の公式ページをご覧ください。

「ほぼ同等」の「ほぼ」具合を確かめる

とはいえ、実際にビジネスの現場に持ち込むには、「ほぼ同等」の「ほぼ」がどの程度なのか、確認して社内や関係者に展開する必要がでてくるかと思います。

そのために、一般に入手可能なTableauの入門コンテンツを下敷きに、同じ操作や可視化がExploratoryでどうやれば可能か、あるいは可能でないかと確かめたいと思います。

この一連の記事がExploratory導入を検討されている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

Next→ExploratoryでTableau入門やってみた②チャート作成に続く





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