リーチに対しての押し引き どのくらいまで押せますか?
こんばんは、先日雀魂にて雀聖に到達することができた令和の坊や哲こと、ろばとでにろーです。何だかんだ800戦も対局していたので少しばかり達成感はありました。東風戦士のみなさんこれからもよろしくお願いします。
さて今回の本題ですが、リーチに対しての押し引きです。
ん?前回も書いた?
まさにその通りなんです。しかし重要なファクターを計算に加味していなかったので、改良版として新たに書いているところです。
それはベタオリ失敗の可能性です。
先日、nisiさんの”とりあえず麻雀研究はじめてみました”を見ているときに気づきました。このサイトを知らなかった人はぜひ見てみてください。麻雀に関しての様々なデータが公表してあるので非常に面白いです。今回はそのサイトの中からベタオリ失敗を加味したベタオリの期待値を参考にさせていただきます。
具体的にどのように押し引きが変化するかというと、実際にはベタオリが失敗する可能性があるので、ベタオリの局収支は前回使用したものよりも低くります(マイナスが大きくなる)。押し引きにして考えるとより押せる計算になります。
計算方法に関して書くとなると長くなってしまうので結果だけ書いていきたいと思います。気になる方は前回の記事をチェックしてみてください。
紹介する数値等は筆者が雀魂の対局で参考にしていたものなので、一応は実用性のあるものだと思っていただけるとありがたいです。
押し引きの境界線
押し引きの均衡する放銃率を新たに計算してグラフにしてみました。(平均リーチ巡目を考えて9巡目の数値です)
リーチがこちら
副露の際は、
*X軸は相手のリーチ棒込の打点になります。(副露3900は4900など)リーチの際は下の表を参考にしてください。
実際に使用してみた感想で言うと、副露時のほうが圧倒的に頻度が多く重要です。実戦で計算できる範囲で考えてみた簡易式にしてみると、
ハイライトしてある愚形待ち副露が計算する頻度が高く、覚えるときのベースになります。簡単なルールで言うと、
1.自身が子の時はベースが4、親の時は3
2.相手が親の時は-10
3.待ちが両面なら+10(リーチ判断時は+13)
後は愚形(子対子、親対子)の部分を覚えておけばOKです。
色んなシチュエーションを想定して、計算してみてください。上のグラフと見比べてそんなに誤差はないと思います。
(ちなみに、安パイ2枚保持想定の計算なのでより少なかったら押し寄り、多かったら降り寄りになります。)
最後に注意点になりますが、あくまで局単体で考えた局収支での話ということを忘れないでください。順位点は一切計算に入っていません。しかし、
”局収支で考えたらこのくらいの放銃率まで押せる。”
これだけでも大体予測できたのなら、半チャン収支で考えた際の大きなヒントになると思います。
以上リーチに対しての押し引きの話でした。
イーシャンテンからの押し引きも計算したので次回紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!