私がペンチャンを嫌う理由
こんにちは、家の中ではいまだにタンクトップ、ここはブラジルですか?どうも、ろばとでにろーです。
アサピンのドラ2m切り物議をかもしてましたね。
普通そんな牌きらないよ!なんて声も聞こえていそうですが、常人なら2回も天鳳位になれていない。正解だったかは置いといて、そんな視点もあるんだと感心しました。
さてみなさんは何を切りますか?
私は2pを切ります。これはもう癖っていうか宿命づけられたものというか。
極度のペンチャン嫌いなんですよ。
あの人の麻雀に出会ってから、、、
”ヅモ、ハッセンイチマンロクセン。”
渋い渋すぎる。当時中二病を患っていたでにろー少年は、清水健太郎の斜に構えた演技にバチッと心を掴まれていました。ちゅもじゃないですよヅモ!Mリーガー多井隆晴より重低音の効いた渋いヅモと点数申告です。
こうなったらもう出版社のカモですね。買いました”無敗の手順”。これがまた面白いんですよ。
当時の主流?ツキに関しての解説や読みが具体的に書かれていて、配牌からの構想力なんかは現代でも生かせるんじゃないかなって内容でした。雀鬼の麻雀は一言で、とにかく大きい。ペンチャンなんて今のオタ牌ぐらいの扱われ方です。
そうなったら心酔しきってる少年Dがペンチャンを嫌うのは当然のことであって。それが今でも続いてるんですよ。ってことでアサピンの手牌からもペンチャン落としです。
いやこんな簡単な理由でMリーガーの打牌解説なんてしていいわけないですね。少し真面目な話もします。
まずアサピンの解説をまとめると、供託が2本あってトップ目なら和了率が優先。7pからの伸びも期待して唯一の良型である14mを固定する。ざっとこんな感じでした。ふむふむなるほど、、
ここでひとつ疑問が、
”この7pどのくらい引っ張れるのか?”
役牌ポンはもちろんマンズ1と4~9、ピンズ1~3、ソーズ2~4と7pが出ていく受け入れがかなり多い。7p残しでうれしいピンズ6~9と比べると圧倒的ですよね。
ここで注目したいのが手牌のゆとり。構想としては7ブロック存在していてパンパン、どこかターツが伸びたら一つは見切らなければいけない状態です。手が進んだ時に7pを切る構想なら今切ってもロスは少ないんじゃないかと思いました。
1p/2pと7pの比較を少し。
副露主体の手牌だけあって端牌1p、2pの重なりも見たいですが、ペンチャン嫌いである私はさらに7pを引っ張りたいのでゆとりを持たせた2p切りかなーって感じです。3シャンテンで浮き牌が2m/3m、1p、7p。ひとつ進んでもまだ7pを引っ張れます。
強者のコメントなんか見てみると7p切りが多いみたいです。自分は愚形残りの押し引きに自信がないのと大差がないのであれば良型を求めてもいいんじゃないかということで2p切りになると思います。本譜のようなカン3s、又はカン8mでの押し引きに自信があるのであれば7p切りが良いかもしれません。
話が少しそれましたが、今回の話の肝は手牌のゆとりとどれだけ引っ張れるかの2点です。
アサピンの兄、ゆうせーさんが以前twitter上に挙げていた面白い牌姿を思い出したのでどうぞ。
候補としては9mか9sの2択。
確か9s切りが多かったのかな?パッと見9sで良い気がします。
っとここで出ました!堀慎吾プロです。
”ピンズの伸びが全部裏目になるので9m切ります”
いやー衝撃、本当にすごいなって思いました。今回の手牌のゆとりって観点から見てみましょう。
イーシャンテンなので1牌しか浮き牌が持てない状況。9s切りの場合7sがゆとり牌。仮にピンズが伸びた時には選択を迫られます。ピンズの伸びを受け入れるゆとりがないです。
堀プロが勧める9m切りはどうかというと、7mがゆとりの牌になりピンズが伸びたときには続けて7mを切ることによって67sの良型を維持したままピンズの伸びを狙えます。
ドラ縦重なりなど裏目はありますがピンズの伸びからの好形変化。さすがポリポヨです。
最後に今日の話のまとめ。
ヅモ。シャンテン数の分だけゆとりが持てる!寒っ。タンクトップはもう卒業。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^