掃除機の話

引っ越してきた関係で、掃除機の紙パックをどこにしまったのか忘れてしまってあるのに買うのももったいないと、見つかるまでクイックルワイパーのみで掃除してきた。クイックルワイパーでも結構ごみとれるしまぁいっかと思いながらやってきたがまぁ細かいところのゴミがとりきれない。というか、ごみを集めて捨てる時にばらばらばらと細かいゴミが落ちる。そしてとりきれない。仕方ないと毎回思い過してきたがついに紙パックを買い足し掃除機を復活させてみた。

いやーーー。吸い取る吸い取る。超便利。発明した人天才すぎる。だれ?こんな便利なもの発明したの。エジソンなの?

髪の毛もほこりも細かいゴミも吸うわ吸うわ。
いままでのクイックルワイパーの努力はなんだったの?と思う勢いでごみを吸ってくれる。

部屋の状態は心の状態とはよくいうものの、いまはしっちゃかめっちゃかだ。なんなら引っ越してきてすぐの時の方が毎日掃除をし、整理整頓し綺麗に使えてた。

きっといまは疲れているんだ。
引っ越ししてきて、想像以上にあとから揃えなければならないもの、新保育園のために準備も一新したためかなりお金も労力もかかっている。

そんななか合わない精神科に行き、児童相談所に行き、子供のための大学病院に通う。

わたしにとってはなかなかハードだ。だから、家にいても動くことができずに子供がいないときは布団にくるまりしくしくと泣いている。困った親である。

気分転換といってもすこしでも動くことが億劫でなにもできずにいる。

でも今日は掃除機をかけられた。気持ちがいい。実に気持ちがいい。やはり部屋がきれいなことに悪いことなど一つもない。
この調子で片づけしちゃおうと思うのだが、どうにも私は掃除が苦手で整理整頓してるつもりでもなんだかうまく片付かないのだ。

だからとりあえず目に見える髪の毛やほこりだけでも取り除く。
最近は家にある草花の水やりさえも行っていない。それじゃいけないとわかっていても動けない。やる気がでない。ただ虚ろになって嘆き悲しんでいるだけである。

継続は力なりとはよくいうものなので、1つだけでもとおもいこの日記を書いている。今年の目標はこの日記を毎日1つでいいから投稿してみる。
わたしはこれが自分にとってもプラスになると信じているし、後々読み返した時に精神状態もわかる。誰かが読んでくれているのもうれしい。ありきたりな言葉でいうと生きていくには一人だけど誰か私のことを知っていてくれているんだなという心のお守りにもなっている。不思議な感覚だ。

執筆している人や、ブロガーの人の気持ちが少しわかる気がする。
なんだか気持ちがいいのだ。これは脳みその大掃除なのである。

日記セラピーとか本当にないのかな。考えたこと思っていることを吐き出すと少し楽になる。そして誰かがスキをおしてくれるともうちょっと書いてみようかな、すなわち生きてみようかなと思ったりする。生への執着が生まれる。いまはそれでいいと自分に言い聞かせる。なんでもいいから手当たり次第に掴んで行こう。いまは生きなきゃいけない。死にたい気持ちを持ちつつも乗り越えなければならない。明日は人生で最も幸せな一日なのかもしれないのだから。

おしまい

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