就職留年した話と、今後
にゃ氏から就職活動の話をして欲しいと言われたので一年前に書きかけていたnoteの下書きを引っ張り出して加筆修正しております。
2021年夏から2022年春頃、私は2021年冬から春にかけて行っていた22卒就活がたいへん上手くいかなかったため、大学を一年休学して就職活動をやり直していました。いわゆる就職留年というやつです。私の周りでは結構この選択肢を取る人が多かったのですが、あまり一般的な選択ではない印象です。
22卒就活(2021年春頃)について
就職留年をする羽目になった原因である22卒就活の顛末について語ろうと思ったのですが正直あんま覚えてない(というか意図的に記憶から消している)ので22卒就活の解禁時に書いたnoteを見て当時の気持ちを振り返ってみましょう。
https://note.com/that_is_fish/n/nda531246c2e8
このnoteから読み取れることは2つ。
①やる気がない
「働きたくない」という気持ちが前面に出ていますね。(正直今も働きたくな…ゲフンゲフン)せめて面接ではしっかりやる気のなさを隠してやる気あります!アピールをできればよかったのですが生憎当時の私にそのような器用さはありませんでした。残念。
②自分に自信がない
当時の記憶をたどると「あんな立派な会社なんて冬からまともに就活を始めた私には絶対無理だ…」と思い、行きたい企業なのにESも出さずに終わることが非常に多かったです。ダメもとでも出してみろよアホか。
こんな感じでした。
これは戦う前から負けていますね。
そんなこんなで「正直どこでもいいからさっさと就活を終わらせたい」という気持ちで20社ほどESを出しましたが一次面接すらろくに通らず撃沈。そりゃそう。
この時期に一番つらかったことは2月の終わりぐらいに「インターンって何?」とか言ってた友人が私以外皆内定もらってたことです。
友人を見ていて、結局大事なのは就職活動を始めるのが早いか遅いかというよりも、始めるのが遅くても真面目に取り組む姿勢や諦めないメンタルだったのではないかということに気付きました。
7月に休学を決めました。
休学申請の紙を貰いに教務に行ったら同じように休学しようとしている院生がいました。「メンタルやられちゃったんで…」と院生が話すのをぼんやり見ながら紙を貰いました。
休学手続きは教授と親の許可さえもらえばあっさり済みます。
ストレスから一日中起き上がれなくなったり頭痛が止まらなくなったりしたので心療内科を予約しようとしたんですがどこも埋まっていました。心療内科が繁盛しているあたりこの世のクソっぷりがうかがえますね。
22卒で頑張れなかったのに。一年延ばして果たして自分は本当に頑張れるのか…?と思ったものの、流石にこのままでは消化不良すぎたので自分の納得いくまで努力して、それでもどうにもならなかったらあきらめもつくだろう。そう思って就活を続けることにしました。
当時「何者かわからない」「ミステリアス」という意見をツイッターでちょいちょい言われていましたが、おそらくその理由は私が大学にも社会にもどこにも所属していないよく分からない人間だったからです。何の組織にも所属していないので日常生活についてはあんまりツイートしてませんでした。そりゃあ何者かわかりませんよね。何者でもないんだから。ちなみに親は知り合いから私の進路について聞かれるたびになんとか誤魔化すのに必死だったそうです。ごめんな親。
23卒就活(2021年夏~2022年春頃)について
そこからの一年間はインターンに参加したり、面接を受けたり、バイトをしたり、バンドをやったり、友達と遊んだり、大好きなバンドの活動休止ライブを見に行ったり、ウマのゲームをしたり、馬を見に行ったり、馬に賭けたり、コントレイル引退レースの雄姿に泣いたり、パンサラッサが有馬記念で先頭を爆走しているのを応援したり、馬券で生計が立てられないか真剣に考えたりしていました。(あれ馬しかしてなくない?)就職留年経験者の先輩に話を聞くと結構メンタルがやられるということだったので息抜きの時間もしっかり取ることで精神の安定を保つようにしました。
そんな中でも、前年度の反省を生かし、しっかり自分に向いてる仕事を考えたうえで業界と職種は絞って、企業研究して一社一社丁寧に受けるようにしました。(正直絞ったというより他の業界を調べるのがめんどくさ…おっと誰かが来たようだ)
月別スケジュール
9月 TOEIC受けたりバイトしたり軽音部の合宿に行ったり集中講義で単位の回収をしたりする。就活から離れたことでちょっと元気になる。あんまり就活してないけど志望業界の内定者の話聞きに行ったりした。
10月 そろそろ就活を始めようかと思ったけど学祭前で入ってる軽音部の活動が忙しくなってきたのであんまり何もしてない。あとお金が無くなってきたのでバイトの鬼になった。
11月 学祭が終わってからインターンのES出し始める。業界絞らず出そうと思ったけどめんどくさくて結局あまり出せてない。バイトの鬼。
12月 インターンの面接と本選考の面接で爆散する。面接練習をしようと思う(思っただけ)。相変わらずバイトの鬼。
1月 お絵かきが楽しくなってきたので絵を描いてた。お金が貯まったのでバイトを少し減らす。
この時期辺りから本選考が始まりだしたのでちょいちょいES出してた。内定先のESもこの時期に出した気がする。
2月 就活をガチろうと思ったけど軽音楽部の追いコンがあったのでドラムの練習ばかりしていた。
バンドの合間に就活をしていた。(主に練習で)一番忙しかった時期。
3月 追いコン終わってからESをいっぱい出す。あとITパスポート試験受ける。
そんなこんなしてたらけっこう志望度の高かった会社から内定が出ました。卒業式に行って友人とわいわいしていたら内定の電話がかかってきました。(ちなみに内定の電話来てたのに2回ほど無視してたっぽいのは内緒)
内定先の選考フローで苦手な面接が少なかったなど、運に恵まれたのもありますが前年度のどこから手をつけていいかわからないぐらい全てが詰んでいた就活を考えると大成功と言えるでしょう。よかったです(こなみかん)
ちなみに就活を通して留年がデメリットになったことは全くありませんでした。普通に書類も通るし面接でもそこまで突っ込まれませんでした。内定先の面接では触れられてすらいません。就活をやってみて後悔が残りそうなら親と相談してもう一年就活を行うのもありだと思います。
就活テクニックに関してですが、結局必須とされる就活テクニック(結論ファースト等)も面接マナーも最後までちゃんと出来なかったので正直なぜ内定出たのか全く分かりません。世間では色々言われてますが結局最低限の礼儀さえ守っていればあとはご縁ゲーだと思います。
まだ就活を続けるかどうかは迷っていますが、あと数社受けて終わりにしようと思っています。→結局めんどくさくて続けませんでした。うーんカス!
内定出たら出たで社会に適合できるのか、まともな生活リズムに対応できるのか不安しかないけどまあ頑張るしかないでしょう。もし会社に入ってみてダメそうだったら退職してYouTuberかプロ馬券師になろうと思っています。夢が広がりますね。
受けた会社と選考の感想(内定先除く)
社名は伏せます。
本選考
12月
・A社 多分1次落ち
大手子会社系IT企業。
選考時期が超早いのとホワイトそうだったので受けた。
一次集団面接で自分の前に話してた人のガクチカが私のガクチカと完全に被ってて泣いた。
ちなみにその人は「趣味は昭和歌謡です!」って言ってた。面接官のおじさんに露骨に媚びようとしてないか?
私はやる気が無くなったので「趣味はお絵かきです」って言って帰った。
結果のメール見てないけど多分落ちたと思う。
1月
・B社 書類落ち
志望業界と近い業界だったので受けたけど見たことない英語のテストが出てきて死んだ。
ここに限らずテスト対策はめんどくさいのでしてない。
・C社
録画面接が面倒でES提出を諦めた。
・D社 1次落ち
インターンに行ってみたマーケティングリサーチの会社。AI面接でめちゃくちゃ噛んで死んだ。
マーケティングに興味がある人は割とおすすめかもしれない。
2月
・E社 多分2次落ち
外資系のIT企業。
1次(GD)は音割れマンがいてやりづらかった記憶しかない。
2次の面接では「専攻が違うのになぜITなのか」ということを一生詰められて(文系からIT目指すのがそんなにダメなのか…)
という気持ちになった。反省してこの面接以降その辺りの理由をしっかり用意して臨むようになったのである意味良かったかも。
3月
F社
エントリー後OB面談があってそのあとES出そうとしたけど締め切り時間ぴったりにES提出ボタンを押したら提出できなかった。
私にとっての一番の難関はESを出すところなのかもしれない。
インターン
選考で落ちたところ
・G社 書類落ち
苦手なパターンのテストが出てきて死んだ。
・H社 面接落ち
面接官の人は愛想良くて話しやすかったけど最初の自己PRで思いっきり詰まって死んだ。 自己PRとかESに書いてあるんだからES読んで疑問に思ったところだけ質問してくれ。
・I社
集団面接が嫌すぎてキャンセルしたら音沙汰が無くなったので多分出禁になったと思う。 ホワイトっぽいので出禁にならなかったら本選考受けてただろうな…
行ったところ
・J社
あんまり業界的には興味なかったけど幅広く見ておいた方がいいと言われて行った生命保険の会社。
せっかくインターン行ったから本選考出そうと思ったけどテストの受験期限間違えて出せなかった。
・K社
・L社
両方銀行システムの開発を体験する2daysのインターンだった。
早期選考あるっぽい。