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美しさについてはわからないが... - 秘密結社「喫煙所」(第27通目)
この記事は、素直さと向き合おうとしているふたりが、答えのないことを問い続けていく文通マガジン『秘密結社「喫煙所」』の第27通目です。お互いの記事を読んで、文通のように言葉を紡いでいきます。
どこに美しさを感じるか、その人自身が抱いている孤独の形なんだと思う。
とても納得するお話だった。人間臭い一面が見えるとき「ああ、いいなあ」と、羨ましさではなく、とても微笑ましく愛らしいと思う。ヒロさんも“ああ”と感じていて笑った。
タオさんは、美しさについてどう考えていたりする?
美しさについては、よくわからなくて手が止まる。
わたしのなかで綺麗さは整った感じ。ヒロさんの言うわかりやすいものというのも頷く。たとえば、わたしは「写真を綺麗だね」と言われるの嫌なんだ。素人が何を言っているんだと思うけど「画質が綺麗」と言われているように聞こえるから。言わせているのはわたしなので、「その言葉を使わないで」とは言わない。その人にとっての綺麗が何かもわからないし。
それでも綺麗さの中にも美しさがあるなあと感じていて、また写真の話になってしまうけど、人に光が差す瞬間はとても美しいなあと思う。なんでだろうね。それはわかりやすく誰が見ても綺麗なのかもしれない。
わたしの勝手な妄想だけど解放、希望、祈りみたいなのが象徴されて見えるんだよね。その瞬間に出会ったとき、この世界のよき面を見たいわたしが出てくるというか。美しい面もあると知れてうれしいというか。
それを望むわたしの一面が出てくるんだと思う。理想主義なわたしが出てくると言ったら、わかりやすいかもしれない。
美しさは、自身の内側が変わっていくように思えたものとの出会いによって、引き出されるような感覚があるんだよね。思いがけず、引っ張り出されて、今までの自身が、大なり小なり変わってしまう。
人に引出される何かもあるし、瞬間や場所によって引出される自身の内側のもあるんだと、書いていてしみじみ思った。写真ってすごいわ(笑)。
美しさは肯定的に見ようとしている行為や態度でもある気がする。それでも美しさについてはまだまだわからない。
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最近は全然文字が入ってこないなあ。だから、なんども同じところ読み返してる(笑)。おもしろそうな本がたくさんありすぎて憎い(笑)。ちなみにこの記事は午前中に書きました。意外ともうすぐ30通なのすごいよね。
【前回の問い】