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突き抜けるってなんだろう?- 秘密結社「喫煙所」(第19通目)

この記事は、素直さと向き合おうとしているふたりが、答えのないことを問い続けていく文通マガジン『秘密結社「喫煙所」』の第19通目です。お互いの記事を読んで、文通のように言葉を紡いでいきます。

ヒロさんへ

かなり遅くなりました〜。ちょっと報告がてら、最近の発見を共有するね。

前にnoteに描いたことがあるんだけど、"突き抜ける"という言葉に対して、"競争して勝つ"っていうイメージがあって、あまりピンとこないというか、競争欲がないわたしには無縁な言葉だなって捉えてた。

でも、言葉の見方が変わって、突き抜けるっっていうのは、自分の世界観を表現できることかもしれないって思い始めた。そう思った理由を下に書きました。

このあいだ、映画の『BLUE GIANT』を見に行ったときに、なるほどって思ったことがあって。主人公の目標が「世界一のジャズプレイヤーになること」なんだけど、その目標の定義が「感情の全部を音で表現できることだ」って。

"世界一になること"にも競争のイメージがあったんだけど、「感情の全部を音で表現できる」っていう抽象的な定義の仕方もあるのか!と思ったんだよね。ゴールはなくて、いくらでも突き詰められる。人と比べる必要もないものだなと思った。

また話が変わるんだけど、わたしはTWICEが好きで、ここ最近TWICEが結成されたオーディション番組を見返してた。オーディションの最初の課題が「なんでもいいからスター性を証明して欲しい」練習生たちに「スター性とはなんなのか。自分の個性とはなんなのか。」そう考えさせるような課題だった。

一通り練習生の発表を見たJY Parkが「スターというのは、自分の姿や魅力を自然に表現できる人のことだ。言い換えれば、個性が何なのかを自覚しているものが、いい結果を出した」って言ったんだよね。

それを聞いたときにBLUE GIANTの言葉とリンクして、突き抜けるっていうのは競争することじゃなくて、自分の世界観や感情を表現できることかもしれないって、自分の中で腑に落ちた。人と上下を競うわけでもなく、比べるわけでもなく、自分のスタンスを貫いている人が突き抜けるんだなって。

すっごい主観的で自己完結してて申し訳ないんだけど、どう思う?(笑)

他にも、ヒロさんの突き抜けるっていう解釈があったら教えて欲しいな。


天気のいい日に黙々と勉強する姿がいいなって。テスト勉強かな。どこまで勉強するか、本人次第だよね。わたしは学生のとき最低限しかやらなかったな(笑)

心が動いたときって自分の内側から発せられた物だから、孤独なものなきがするんだけど、そうなると、ほとんど写真が孤独なものに…(笑)。写真家さんなら写真で表現できるかもしれないけど、写真で何かを表現する技術はわたしにはないから、なおさら孤独というお題が難しく感じたな。

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