ビンボー時代も必ず買っていたモノ

 つい最近まで究極のビンボー生活をしていたソウです☆

 「衣食住事足りて礼節を知る」という言葉があります。礼節を実践するには、最低限の衣食住が必要……オレ、ぜんぜん足りてねぇ……という日々でした(;^ω^)

 毎月の家賃(住)を払うのに必死でしたから、着るもの(衣)なんて気にする余裕はありません! 平気で穴の空いた服を着ていました。だってお洋服を買うお金があるなら、食べ物(食)を買わないと! その頃は何とか食いつないでいましたけれど、今の野菜のお値段だったらアウトでした! とてもじゃないけど買えなかった!

 そんなビンボーな時期でも売られたら、必ず買っていたモノがあります。







ケンカです(;^ω^) 売られたケンカは買ってやる!! 必ず買う!!







ビンボーだった頃は生活が不安定だったので精神状態も不安定でした。いつもカリカリしていたから、ケンカっぱやかった(;^ω^)

ケンカでパヤパヤしながらあちこちでバトルを繰り広げていましたけれど、フルタイム勤務になってビンボー生活とさよならしました。さよなら、ビンボー! アンタのおかげでいろいろ勉強になったけれど、二度と会いたくないよ!

おかげさまで今は安定した生活をしております。ちょっとだけ貯金もできるようになりました♪ そんな私の今の気持ちは「金持ちケンカせず」です(^▽^)/

お金に余裕があると心にも余裕が出て、ケンカなんてしなくていいの♪♪

そんな平和な気持ちで昨日はのんびりと仕事をしていました。人員が削減されて激務になりましたけれど、それは後半部分です。前半はまだゆっくりできる♪ 後半のために体力を温存しておこう!! 

のんびり仕事をしていると荒田さん(仮名・女性・50代)が私に向かって何か言った。この方はすごく口調がキツイので怖いです。新人だった頃、荒田さんとレジ交代が2分遅れただけで「遅いわよ! なにしてんのよ!?」とブチ切れられたのはトラウマです。遅刻した理由は朝礼が長引いたせいで、私のせいじゃないのにブチ切れられた(涙)。以後は荒田さんの逆鱗に触れないよう自分の休憩時間を削ってでも(←本当は会社から禁止されている)定刻前に交代しています。だって怖いんだもん(涙)。

そんな荒田さんが何か言ってる! ななな、なんでしょう!? ビクビク!

荒田:ソウさんの置いた買い物カゴ、1列目と2列目の高さがちがうわよ! さっき他の人が同じ高さにしてたし、私もヘンだと思うの! 両方とも同じ高さにするのが当然でしょ!? 見た目もヘンよ!
ソウ:…………同じ高さにするルールがあるのですか?

いつもヘラヘラしている私が反論したので、荒田さんは少し驚いたようです。

荒田:べつにルールじゃないけど……。
ソウ:高さを違うようにしているのは、小さなお子さんでもカゴに手が届くようにしているためです。ルールで同じ高さにするよう決まっているなら従いますが、私は聞いたことがありません。そしてカゴを置き替えたのはどなたですか? それが正しいのか聞いてきます。名前を教えてください。係長ですか?
荒田:係長じゃないけど……。
ソウ:どなたですか? 聞いてきます。

見た目どうこうより、お客さまの利便性のほうが大事じゃないのか? 私はお子さんだけでなく、車椅子のお客さまや、杖をついた方を想定して高さを変えているが、それがヘンだと!?(怒)

荒田:置き換えたのは係長じゃないけど、係長にカゴの高さを同じようにするのか聞いてみたら!?
ソウ:わかりました。聞いてみます。

とは言うものの、聞きには行きませんでした。荒田さんは私より勤務歴がずっと長いから、カゴに手が届かなくて困っている方をたくさん見ているはず。それなのに見た目がどーのとワケわからん理由で意見されたので、頭に血が上っていた。一晩ゆっくり考えて、冷静になってから係長へ聞いてみよう。

しばらくすると、係長が歩いてきました。それを見た荒田さんが……、

荒田:ソウさん、係長が来たわよ! いま聞きなさいよ!
係長:どうしました?
荒田:ソウさんの置いたカゴの高さが違うの! 私は同じ高さにするよう指導されたのに!
ソウ:私はそういう指導を受けたことは一度もありません。係長、カゴの高さは同じようにするというルールがあるのですか?
係長:そういうルールはありません。
荒田:でも私はそう指導を受けたの!

あったまきた! さっき説明したのにコイツ、何言ってんだ!?

ソウ:私が高さを違うようにしているのは、お子さんだけでなく車椅子など高い場所に手が届かない方のための合理的な配慮です。会社のルールが別にあるなら従いますが??
係長:そういうルールはないから、個人の裁量で良いと思います。
荒田:でもっ!? 私はそう指導されたの!!
ソウ:以前にそういうルールはあったかもしれませんが、私は知りません。そして今はないようですし、あったとしても従業員同士で仕事のやり方を指導するのは会社から禁止されているはずですが? 荒田さんが私のやり方をおかしいとお考えになった場合は係長や課長へ相談して、客観的に判断した係長や課長が私に指導するルールだったと思いますが? 次からおかしいとお考えになったら私ではなく、まず係長や課長へご確認なさったらどうですか?

理路整然と言いましたけれど一言で言うと「お前はすっ込んでろ!」です。お客さまが困らないためだと説明しているにも関わらず、自分の意見を押し通そうとするのがムカつく!! 先日だってお客さまが支払い方法がわからず店員を呼び出すボタンを押したのに、知らん顔してたし!!(怒) 困っている方を見たら助けろよ!!(怒) それも仕事だろうが!?(怒)

ここまで書いて気づきました。困っている方に気付かないのか知らん顔をしているのかわかりませんが、見過ごしにするやり方に私は相当不満が溜まっていたようです。そして自分の機嫌でケンケン物を言う口調にも辟易していた。言うとケンカになるから黙ってたけど、売られたケンカは買うぜ!!

いつもヘラヘラしてゆっくりしゃべる私が一気呵成にまくし立てたので、荒田さんは驚いたようです。おびえた顔でおっしゃいました。





荒田:そんなきつい口調で言わなくても…………。




どの口が言うかああああああ!? アンタの口調が一番きついわあああああああ!!!!


ということが昨日ありまして、どうなりますやら……。
自分ではアホな穏健派だと思っていましたけれど、こうして書いてみると光の速さでキレるヤバイ奴でした(;^ω^) 










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ソウ マチ
サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪