失敗するのは目に見えていたはずなのに……　＆　私のガチファンについて

　大失敗に終わるのはわかっていました。私は営業の仕事は向いていません！　それなのにお店で「新製品の〇〇でぇ～す！　ぜひ試食してくださぁ～い！」なんて言えるわけないじゃん！　ムリです！

　そもそもレジの仕事に就いたのは、営業の仕事をしたくなかったからです！　レジならお客さまが来てくださるから、営業なんてしなくていい！　そうは言ってもレジで「この〇〇はおすすめです」と言わなきゃいけない場合もあります。言いたくないけど、言わなきゃなんない！　だけどレジの仕事が中心だから、ちょびっとだけならガマンするよ……でもそれだって、ホントはイヤだけど……そう思っていたのに、お店の通路で試食販売！！　１００％営業じゃん！　絶対にイヤ！！　やりたくない！！

　「私がした雇用契約と内容が違うのでやりません」そう言えば逃げられるのはわかっていました。だって私はレジ係として採用されたのですから。でも……、

先日から小学生の皆さんにお話してきました。

「いろいろな事に挑戦して、たくさんの成功や失敗をしてください。成功は大事ですけれど、失敗は成功よりもっと大事です！　たくさん失敗して素敵な人になってください！」

偉そうに言っていたのに「失敗するかもしれないから、やりたくない」なんて逃げるのは卑怯だと思う……失敗するのは目に見えているが……あえて失敗しよう……そして「この仕事はやっぱりムリなので、できません！」そう言おう……そのためにはまず、失敗する必要がある……やだなぁ！！　失敗するってわかってるのに……あぁ、いやだ……（涙）。

テンションダダ下がりで持ち場につきました。そしてミラクルが起きて売れました！　やったぁ～！　ノルマ達成！　目標は達成したから、後は時間切れを待つのみ！　すると心に余裕ができた。せっかくの機会だし、アレコレやってみよう♪♪

ソウ：新製品の〇〇でぇ～す！　ぜひご試食ください～！　今ならオマケに〇〇が付きますよ～！　良かったら食べてみてください～！

自分で考えたセールストークを大きな声で言ってみる。だって大声を出す機会なんて滅多にないし、試食係なんて経験は初めてだし☆　アレコレやっても売れませんでしたけれど、ノルマは達成してるから平気！！

デモが終わって次のスタッフと試食係を交代してレジへ戻ります。ふぅ、無事に終わった！　やっぱり慣れたレジの仕事が一番だよ！　そう思ってレジをしていたら……、

ソウ：あちらで試食会をしていますから、ぜひ行ってくださいね(^▽^)/

なんてこと！　今までニガテだったレジの営業トークがサラサラと言えた！　そして断られても傷つかない！　今まではお客さまから「いらないです」と言われただけで傷ついていたのに、「またお願いしますね～♪」そう笑顔で言える！！

〇今日の学び

ものすごくニガテなことに挑戦すると、少しニガテなことが平気になる！！これは新しい気づきでした！　良い経験になりました！　大成功でした！！

〇打開策を見つけたかもしれない……コト

可愛い小学生から求められて、サイン色紙を書いております。その場でやっつけで書くのは失礼だと思ったので「持ち帰ってちゃんと書きます！」そう言って持ち帰った色紙は１０枚、その後新たに学校向けにとご所望頂いたので、合計１１枚。私の人生でまさかサインをする日が来るとは想像していなかったけれど、これまで書いたサイン色紙は１００枚を超えます……人生、何が起きるかわからんので、この記事をお読みのあなたも油断してはいけませんよ……。

ノタノタした字でサインしてみたけれど、自分の字のヘタさに落ち込んで気持ちがわるくなってきた……筆ペンで四文字熟語を書くのですが、字がヘタなので説得力ゼロ……今さら達筆になる時間はないし、なんとか良い方法はないものか……ずっと考えていたのですけれど、打開策を見つけたかも……しれません。その打開策とは……、

漢字だからヘタだとバレるけど、英語ならバレないんじゃね？？

漢字の四文字熟語なんて、一番ヘタなのが目立つ語句です。でもサインペンで英語の格言とか書けば、上手に見えるかも……それに英語の格言なら、小学生の皆さんの知識が増えるし一石二鳥！！　漢字の四文字熟語もイイけど、英語の格言だってイイと思うの！　

今日は色紙を完成する予定でしたけれど、まだ１枚も書いていません。ですから英語の格言がイケてるかどうかの検証はまだできていません。

なんでか？

朝から学校の先生方へせっせとお手紙を書いていたから。私の授業に対する先生からの有難いお礼メールに対するお礼、新しくご依頼下さった学校と、私の間に入って下さる教育委員会の先生へのメール、そして一番難しかったのが……、

小学生の皆さんへ向けて書いたお手紙の、不穏な箇所を修正して先生へ送るメールでした(;^ω^)

小学生の皆さんへ、ご自身の個人情報の取り扱いについてお手紙を書きました。危機感を持ってほしかったので、不穏な語句が並びます。それでも私なりに小学生の皆さんに配慮して、マイルドな表現にしたつもり……でした。でも小さな小学校で掌中の珠のように大切にされてきた生徒さんには刺激が強すぎたようで、先生から遠慮がちに修正をお願いされました(;^ω^)

私の価値観だと「お前をぶっ殺す！」がMAXにキツイ表現です。でも小学生に配慮して「今からお前を殺しに行く！」と丁寧な言葉で書きました。でもよく考えたら、コレもキツイ表現ですね(;^ω^)　ですから「いまお前の家の前にいる」と修正しました。今日は日曜日なので先生方はお休みなので明日送信する予定ですけれど、どうなりますやら……(;^ω^)

小学生向けのお話を書いたり、授業をさせて頂いておりますけれど、子どもだからと簡単な語句にするような忖度は、あまりしておりません。本や講演原稿を読んだ大人の方たちが「こんな難しい語句や内容が、小学生に理解できるの！？」そう驚かれます。「御簾」とか「床几」とか「難攻不落」とか「綾羅錦繍」とか平気で書きますし、注釈も付けません。知りたかったらご自身で調べるでしょうし、読み飛ばしてもらって構いません。子どもの頃になんとなく見聞きしておけば、大人になってから理解できるでしょう。

そもそも今回の一連のお話の主題は「人は幸せになるため生まれてきた」です。哲学的すぎるやろう！！　どんだけ深淵なテーマなんだ！！　でも小学生の皆さんは目をキラキラさせて聞き入ってくださいます。ご自身に関係のあることだと直感的にわかるみたいです。身体中を耳にして、全身で聴いてくださいます。そして私は「反面教師」とか「閑話休題」とか「騙される」とか難しい語句を平気で使ってお話します。一つひとつの意味がわからんでもええねん。話の流れでなんとなくそういう語句があると思ってくれて「私（僕、オレ）は、幸せになるため生まれてきたんだから、きっと幸せになろう！」そう思ってくれたらええねん(^▽^)

いまこの記事をお読みになっている「あなた」も同じです。あなた様も「幸せになるため生まれてきた」のですから、きっと幸せになってくださいね☆

幸せになるための方法をいくつか書いた授業の原稿は、３月中旬くらいにnoteでアップする予定です。本来ならすでにアップしていたはずなのですけれど、思わぬことにアンコール（！）がかかり新たなご依頼を受けたので、そのお話を終えてから公開致します。すみませんけれど、もう少しお待ちください。

そして今回、複数人の「ガチファン」の子がいてくれました。１巻が出版されたのは３年くらい前です。その頃からのファンの子が複数人いらっしゃいまして、お会いすることができました。どの子も食べちゃいたいくらい可愛かったです♡　そして不思議な共通点が…………。

どの子もめっちゃ繊細な子でした。お逢いできた方たちも繊細でしたし、私に会えると緊張して体調を崩してお休みしてしまったり、リモートで参加した子が複数人……福岡県で講演した時も、同じように来れなかった子がいました。皆さんに是が非でも何としてでもお逢いしたかったのに、すごく残念です（涙）。でも生きていればきっといつか逢えるから、長生きするよ！！　待ってる！！

勝手な想像ですけれど、野良犬な私のファンは、野良犬みたいにたくましい方たちだと思っていました。でも実際に会えないほど繊細だったり、実際にお逢いしたファンの方たちも、一目で繊細とわかるお顔立ちをしていました。キラキラ光る繊細なガラスのハートを持っている、触れたら消え入りそうな妖精みたいな雰囲気の方ばかりでした。

なんで？？　

私の書くお話は、繊細とはほど遠い内容です。児童書向けの清く正しく美しいお話を書いているつもりですけれど本性は隠せませんから早くも１巻で「ちんこ」が出てきます。そして３巻では「うんこ」も出てきました。それに講演会では「ちんこ」を連呼しております。面白かったので５回くらい言いました。思い出した……「うんこ」を連呼した講演会もあった……。真面目な場所で「うんこ」を連呼したら（私が）面白いので、何回も「うんこ」って言った……。

あの妖精のような子たちは、私の書いた本のどこをお気に召したのだろう？？　そういえば大人もいらした講演会に、２０～３０代のイケメンが複数人いた……彼たちは、いったいどこで私の本を知って気に入ったのだろう？？

〇今日の結論

私のガチファンは、素敵でイケてる人が多い！！（←ドヤ顔！！）