実家の片付けと両親の終活。
自分の終活は後回しにして、
両親に終活ノートを書いてもらいたい!
って言われる方がいます。
実際両親にエンディングノートをプレゼントしたり、
そういうことする人結構いる。
うん。わかるよ。きもちはすごくよくわかる。
私もやったことある!
でも。それ、一番失敗するやつだから!!
そして一番やっちゃダメなやつ!!
ってことを先にお伝えしておこうと思う。
両親に終活をしてもらいたいとか、家の片付けをしてもらいたいって
気持ちはわかる。だけど、例えば、程度はあれど
いきなり子供から
「終活ノート書いてね」
とかって渡されたら、どうだろう?
たまにしか帰省しない、帰ってきても片付けの一つも手伝わないわが子に
「終活してね!」なんて言われてポイって終活ノートを渡されら、あなただったらどう感じる??
私だったら、絶対拒絶するよ。
家族間であっても、
もしもの時のことを聞いたり、話したりすることはタブーと言われてきた
私たちの親世代にはそういうアプローチは刺激が強すぎる。
結果、「縁起が悪いこといわないで!!!」って話になるんだ。
最悪、親子関係が悪化する事態にもなりかねない。
親子関係も悪化させず、
両親に終活をしてもらうにはどうしたらいいか。
まずは自分が終活をはじめること。
両親にやって欲しい事柄”全て”を先に自分で実際にやってみること
これが間違いなく一番の近道です。
そもそも「終活」ってなに?って聞かれて答えられないうちは
両親に終活を進めるなんてことはやめて欲しい。
終活は
言葉のイメージ通りの、死に支度ではない。
終活とは
「今をより良く”生きる”ため」の活動なんです。
「日々をよりごきげんに軽やかに生活する為に暮らしを整えること」
と言ってもいいと思う。
実際に片付けや、終活ノート を書いてみるといろんなことに気づく。
それは、実際にやってみないとわからない。
「終活ノート書いといてね!」って言っても書いてもらえる確率は、
ほぼゼロに等しい。
生きた時間が長ければ長いほど。
そう簡単にはいかない。それが終活。
だからこそ、若いうちからやっておくべき。ともいえる。
自分たちの終活より、親世代の終活の方がよほど大変なのは致し方ない。
だから、まずは自分が先にやってみて、自分の経験を踏まえて
やさしさと思いやりをもって
両親と一緒に取り組んでみるのはどうだろう?
終活を始めて両親との関係がとても良くなったという話もよく聞きます。
こういう書き方は好きではないけど、
実家の片付けや両親の終活に、いつかは向き合わないといけないのなら
両親が元気なうちに。ぜひ一緒に。
他愛のないコミュニケーションの延長から
知らなかった両親の本当の気持ちにも触れられるかもしれない。
残念ながら、私たちに与えられた時間には限りがある。
その”限りある時間”を 誰とどのように過ごすか、
両親にどう過ごして欲しいか
そんなことを考えながら一緒に過ごす時間は
とても素敵で貴重な時間だと思います。
両親に終活をして欲しい!!ってそう思うなら、
まずは自分でエンディングノートを書いてみることからはじめませんか?
もし、家族で過ごす時間に余裕があるのなら、ご両親と一緒に終活ノートを書く、または書くのを手伝ってあげるのもすごくいい手段だと思う。
普段から書き物に慣れている方ならまだしも、年齢を重ね、目も見えにくくなり、ペンを持つことも億劫な場合もある。
そういう時は、あなた自身がご両親へ質問していく形で記入を進めていくことで、スムーズにいくかもしれません。
私はこう書いたけど、お母さんはどう思ってる?どうしたい?
など、しっかりコミュニケーションをとっていくことが一番の近道。
また、ご両親が元気な時じゃないと、話しにくい事柄もありますよね。
だからこそ、何かあってからではなく、
何事も笑って話せる元気な時に取り組むのが一番良いかなと思います。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます。
あなたと、ご両親の終活がスムーズに進みますように。
↓にオリジナルの終活ノートがダウンロードできるリンク貼っておきます。
よかったら、使ってください。
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