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"こんにちは寒い日暖かい日があり、体調を崩しやすい季節になりました。皆さん体調はいかがでしょうか?ちょびです。"

前回お話させていただいたうちの猫ちゃんのことで、ここ何年も大好きな旅行にいけてないのですが、皆さん旅はすきですか?
私は一人で旅することが大好きでよく一人でうろうろします。
パワースポットに行ったり翡翠を拾いに行ったり、お城や寺社仏閣を巡ったりと統一性のない旅です。古墳を見て回ったこともありました。

そして意外とディズニーランドやUSJも好きで何度もいきました。もちろん、日本のものですが、暇とお金があれば、海外のにも行きたいと思っています。
今回は旅行のことをお話ししたいので聞いてやってください。

先ほどパワースポットと書きましたが、こちらは体の不調を直してくれる場所で、とある海なし県の山奥にあります。
そこは冬は通行を制限されるほどの山の上で、自家用車では行けません。春から秋の間運航されている、専用のシャトルバスで行きます。
高いところにある山道は非常に狭く、地域の方でも制限されている道です。車酔いする人にはお勧めできません。
そこは別に入場料はいらず、シャトルバスの往復料金がその当時で800円くらいかかったと思います。
シャトルバス乗り場には駐車場が広く設けられていて、そこに乗ってきた車を置いてバスを利用するということです。

前々職で結構過酷な勤務状況だった私は、そのパワースポットを知り、どうしても行きたかったのです。
体の不調が直るのだろうかと、あきらめ半分、期待半分でしたが、病院でも甲状腺機能低下症のせいだという診断で治療はなく、
たまたま連休がとれるとなったので行くことにしたのです。

そこは私の住んでいる県から、車で行こうという距離ではなく、しかも日帰りは可能な距離でもなかったので、泊りがけで目的地に割と近いところに住んでいる私の弟に車を頼みました。
弟は現実主義でパワースポットなど信じていませんが、私の熱意に押される感じで了承してもらいました。
その頃の私の体の状態は、胸の圧迫感と痛み、息苦しさ、腰痛、腱鞘炎、頻脈、甲状腺機能低下症など、地味に辛い状態で職場の誰にも理解をしてもらえず、
連勤などしょっちゅうある立ち仕事だったのです。
あの頃そういえばぎっくり腰もやったな~と、今懐かしく思い出しました。

その場所は峠の一角にある場所で、地元の人たちがシャトルバスを運行しています。
気さくな運転手さんで乗客が少ない時は話かけてくれ、その場所について教えてくれます。

バスの駐車場に着いて最初に驚いたのは、自家用車の駐車場に止まっている車の数でした。
バスを待つのも結構な人が並んでいて、中には男性におんぶされたおばあちゃんもいました。
家族がおんぶしてまで連れてきたい場所なんだとびっくりです。
同行した娘も弟も驚いていました。
私もそうだったのですが、あまり信じていなかったからです。
座っているだけで体の不調がなくなるなんて・・・

シャトルバスといってもマイクロバスなのですが、それにいっぱい老若男女が乗り込み山の上に着くと、バスの発着場から乗客は大体二手に分かれて行きます。
私はまず、左手の道が下がるほうから行きました。
木を切って並べた簡素な造りの座るところがありました。
山の斜面に何か所も段々になって座ることができますが、屋根などはありません。
そこに何人も並んで座り、みなじっとしています。談笑している人もいますが動き回らずじっと座っています。
早い便で来た人たちはバスの発着場へ向かったり、もう一つの場所へと向かいます。
そこで一時間程度、私たちも座っていました。

そして、もう一つの場所へも向かいます。本当はそちらのほうが効果が大きいと言われていました。
山の上で私の嫌いなサルの群れにも会い、威嚇もされたりします。

因みに、そこにあるものは葉っぱ一枚石ころ一つも持って帰ってはいけません。
そこには小川が流れていますが、ペットボトルなどに入れて持ち帰ってもいけません。
お水はバスに乗るところで水だけ売っています。名物などはありません。
お水だけです。
その場で口に含む人もいるようですが、私は飲みませんでした。
娘と弟と話しながら一時間ほどの滞在で、帰りのバスへ乗り込みました。
暗くなる前にバスの便もなくなるので、早いうちに私たちはふもとへと降りて行ったのです。

その夜は少し離れたところにホテルをとっていたのですが、ふと夜に気づきました。
胸の圧迫感が消え、それからきている息苦しさが治まり、腱鞘炎で痛かった肘が痛くない・・・
腰痛もゼロではないがしゃがんで起き上がっても痛くない。
頻脈も少し落ち着いて、汗をかいていない。頻脈のせいでくらくらしていた、眩暈のようなものもなくなっている!
誤解しないでほしいのですが、眩暈というのはほかに言い表す言葉が見つからないのであえて眩暈と言っていますが、
メニエールなどのように立っていられないとか、気分が悪くなるようなものではないのです。
額のあたりで揺れているような感じです。
それらが軽減していたのです。
うそのように体が楽になっていて、それらのことを忘れていたのです。

そこにいた、娘も驚いていたのですが、娘はその前の年、スノボでコケて腰を痛めていたのですが、痛くないと・・
そんなことってある!?
噓のような、その状態に何度も腕を振ったり、腰をかがめたりしゃがんだり、ホテルの外でやってたので怪しい親子になってたと思います。

ただ、それは治療でないので元の生活になればまた不調に戻ります。
なので、その時の仕事を続けた私は、二年後またそのパワースポットを訪れました。一人で。
レンタカーを借りて行ったのです。あいにくの雨でしたがそれでも行きました。
いっそのことこの近くに引っ越そうかと思ったほど、身体が楽になりました。
その後数年でその仕事を辞めたので、身体の不調は軽くなりそこに行く機会がなくなりました。


嘘のようなこの話、信じるか信じないかはあなた次第。
切ったり折れたりしたものが治るというわけではありません。
病気が治るというわけでもありません。

肝臓を患っている猫を連れて行っても治るということはないでしょう。
近ければうちの猫ズも連れて行ってはみたいですが、
私も盲目的に信じているわけでもありません。

こんな不思議なこと、嘘だと思いますよね。
嘘でもいい、どこか知りたい!という方いらっしゃるでしょうか?

そういえば二度目、一人で行ったときその地元の新聞記者さんにインタビューされました。
地元の方はともかく、その県の人たちも半信半疑だそうで、効果のほどはという質問でした。

地元民があまり教えたくない、大勢来てほしくないというパワースポット。
あなたはどう思いますか?


パワースポットと同じ県にある有名な場所にある牛の善子さん
ただし、この近くではありません。


次回はこの絵を作りながら思い出した話をしてみたいと思います

タイトルのところの黒い影は私が作ったうちの猫くろの後ろ姿です。
冷蔵庫に飛び上がろうとして、落ちそうになってぶら下がったところです。


文章にするって、本当に難しいですね。
読んでくださった方に感謝します。
ではまた。
猫の下僕のちょびでした。