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マウンテンバイクって楽しいんですよ!

私がマウンテンバイクでのトレイルライドが好きな理由。
それは自分とバイクとの一体感や操る楽しさを体感できるから。
日常から飛び出した非日常世界を味わえるというのも大きな理由です。

落ち葉でふかふかのトレイル

自然のトレイルは舗装路のようにキレイに整っているなんてありえません。
路面の岩や木の根、自然の凹凸を視認してから即座に理解して判断し、バイクを自分の思い描いたラインへ導くべく全身を使って操る。
バイクの重心と自分の重心を意識して、それこそコンマ何秒という速さで微調整をしていく。
タイヤのグリップ感も意識しなくては。
路面と接地しているのはタイヤのみだから、どのぐらいグリップしているのか、タイヤがどのくらい変形しているのかを把握できないことにはまともにコーナーリングも出来やしない。
当然ブレーキ操作もね。
サスペンションの動きも同時に意識する。
私のお気に入りのFUEL EXならば、前後のサスペンションユニットの動き具合も感覚的な情報として判断の材料にする必要があります。

FUEL EX8は最高の相棒ですマジで

もう、走りながらも頭の中では物凄い速さで考えが巡ってます。
同時に先の路面状況に対応するための情報を集め、整理し、判断します。
そしてその判断の直後には体へ情報をアウトプットして動かしてゆくと。
物凄い速さで繊細にバイクと体を動かしコントロールします。

だから体も一定の姿勢を保つなんてことはありえません。
状況に合わせて常に体を動かすので、一切登りのないダウンヒルのような走り方でも下り切る頃には息も切れ、筋肉は疲労してしまうんです。
富士見パノラマリゾートのコースを午前中で4本も下れば膝がガクガクになるほど疲れるのでオススメw

登りがキツすぎて変顔になる

当然、自分の思ったように走るためには事前にバイクのセッティングを走り方に合わせてあるかが超重要!
タイヤの空気圧はもちろん、前後サスペンションユニットのエア圧調整やダンパーセッティング、直接操作に関わるハンドル幅や角度&位置調整。
タイヤの銘柄、グリップの種類も大事ですね。
これらを自分の好みに合わせる事で、初めて自分の思ったような動きをバイクがサポートして走ってくれるんです。

つまり、マウンテンバイクでのライドは如何に走っている時のあらゆる情報を取り入れ判断し、それを操作としてアウトプットできるかが重要。
自分とバイクのコントロールが楽しくて堪らんのです!

ただ漫然とペダルを回していても、目的地にたどり着く事はできません。

このマウンテンバイクで得たバイクを操るスキルは、実はロードバイクにも活かせています。
マウンテンバイクライドでは乗車している時に自分の姿勢をより詳細に意識出来るようになれます。
トレイルでは1cmサドルの座る位置を変えるだけで激坂を登れるか止まってしまうかが変わりますから、自分の姿勢を俯瞰した視点で意識できる事は重要です。
ロードならば上半身の力の使い方を意識できるだけで相当変わるはず。

特にペダリングについては効果絶大!
滑りやすい状況での激坂でもタイヤのグリップを維持したまま登るには適切なギア選択とスムーズな力の入力が不可欠!
ペダル一回転を力のムラ無く回す技術が必要なんです。
それができるようになれば、ロードでもペダリングスキルが活かせてキレイに回すことができるようになります。

コーナーリングにも効果ありますね。
ハンドルに頼らない、重心移動でのコーナーリングによって恐怖心も軽減されてスムーズに曲がれます。
合わせてブレーキもより繊細なコントロールが可能になるので、コーナーでの減速も最小限になり再加速のエネルギーは最小で済みます。
結果的に疲労軽減に繋がります。

スポーツとしての自転車は、道具であるバイクをどう使いこなすかがとても重要です。
特にマウンテンバイクは先にも書いた通り、取り入れた詳細な情報をどれだけ早く適切に処理できるかがポイント!
その処理が早くできるようになればなるほど、速くスムーズに走ることができて、転倒などのリスクを軽減できるのです。
つまりバイクを乗りこなす!という事です。

乗りこなせてるのか?

バイクを乗りこなすまでの過程がめちゃくちゃ楽しい!
そして乗りこなせるようになってからのライドは更に楽しい!!

マウンテンバイクの魅力は、自分の能力を最大限使う機会を与えてくれる事と言えるかも。

魅力に気がついた面々

最近オンロードでのライドで刺激が足りない・・・
と思ってるそこのアナタ!!
ちょっとマウンテンバイクにチャレンジしてみませんか!?
新しい世界、見れちゃうかもしれませんよ~。

マウンテンバイク仲間を増やしたい
ヤマモト