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LAKE CX332について

サンクスサイクルラボ小岩店

しなやかさが特徴の高品質ロードバイク用シューズ

ここ最近CX403についての記事を書いていますが、弊社のLAKEシューズの販売実績ではブッチギリでトップセールスはこのCX332になります。
なぜこの記事を書こうと思ったかと言うと。。。最近はCX403を履く機会が多いのですが偶々数週間ぶりに履いてみて「あーやっぱりコレもいいわぁ」と思ったからです。全くの個人的な理由ですね（笑スズキのモノのオススメの仕方って割とこういったパターンが多いです。写真に写ってるシューズって展示品ではなくて実際に使用してる物にしてるのも「お気に入り」だからです。

「良いバイクシューズだなぁ」と CX332を使っていましたが、CX403を使う事でよりCX332の特徴がハッキリと解った気がしています。どんな人にオススメをするべきか？靴を使った時の感触がどうであるか？なんていう事も含めてです。

カンガルー革の履き心地の良さを最大に味わいたいならCX332

と言っても世の中にカンガルー革を採用したシューズってもう無いんですよ。LAKEくらいしか、その昔はカルナックとかあったんですけどね。。。
今のマイクロファイバーやメッシュ生地採用のシューズと比較をするとどうしても天然皮革は重たくなりがちです。カンガルー革は牛皮に比べて、強度が高くてしなやかです。より薄い生地でシューズを作る事ができるのでより、軽くてしなやかなシューズになります。
CX403は熱成形のカーボンや樹脂パーツを多く採用しているので履き心地は硬めです。それと比較してCX332は足入れをしてしばらくすると革が全体的に馴染んできます。

この良さを味わう為には正確なサイジングが必須です。また正確なサイジングが出来るからシューズの性能を活かす事もできるのです。
サイジングなどについて以前に書いた西葛西店のブログもご参照くださいね。

CX403はどちらかというとスキーブーツに近い感触です。CX332は「良質な靴」という印象です。最近のメッシュ系のシューズのようなペラッとした感触ではなくて、あくまでも「靴」の感触なのが好感が持てます。この感触はLAKEのシューズのユーザーならではのものといえると思います。

ヒールの熱成形はあくまでも補助的なもの。しなやかさで全体のフィットを出す

CX332もCX403と同様に熱成形のヒールカウンターを装備しています。CX403は完全に熱成形をして使うのが前提です。CX332はある程度使用できる状態になっていて、整形をせずに使う方も結構居ます。踵の形状は人によって違いがありますし、踵自体の傾きなどもあるので、それに合わせて微調整するのがCX332のヒールカウンターの特徴です。
全体的なフィットはカンガルー革のしなやかさで出すのですが、今日改めて使って感じた事は「剛性もしっかりとある」と言う事ですね。今までは「しなやかさ」ばかりをフォーカスしていましたが、優しく包んでくれるけれど剛性もそれなり以上にある。

改めて「いいシューズだなぁ」と思った次第です。

CX403もCX332もシューズとしてはとても頑丈です。ただ革が薄いので落車などで穴が開いてしまう場合がありますが、それを除けば一般的なサイクルシューズの2−3倍の期間使用できるでしょう。そう考えるととても高コスパなシューズと言えます。
正直な所各社のハイエンドシューズと同じかそれ以上の価格になります。でも、良い状態で末長く使えるのであれば結果的にお買い得と言えると思います。

Wahoo(SpeedPlay）対応の4つ穴も左右別サイズも選べます

納期が掛かってしまうのですが「右足は41で左足は40」「極端な外反母趾を避けるために右足だけwideで左はnormal」なんて組あわあせも可能です。
Wahoo（Speedplay)のペダルを使用してる方に是非オススメなのが「SPEEDPLAY専用四つ穴ソール」です。
Speedplayのクリートは4つ穴のクリートを3つ穴のアダプターを介してシューズに取り付けるのが一般的なのです。LAKEには4つ穴用ソールという仕様が存在していて、これを選択することができます。これはとても大きなメリットがあるのでご紹介しますね。

通常はこの状態でシューズに取り付けがされています。下側に見えるのが3つ穴用のアダプターになります。


ペダルのシャフトからこのアダプターの厚みの分だけ「ソール底面→ペダルシャフト」の距離を縮めることが出来てよりダイレクトなペダリング感覚を得ることができます。最大のデメリットは「Speed Play以外のペダルが使えなくなる」という点ですが、それ以外ではメリットしかありません。納期が掛かりますがフィッティングなどでこの距離を短くする事が出来ない為、Speedplayをお使いの方は検討された方が良いでしょう。

おおよそ「こうだったらいいのになぁ」を実現できてしまうのがLAKEシューズの凄い所です。当然この仕様はCX403でも選ぶことが出来ます。
「このモデルはこんな感触」「どういう人に合うのか？」こう言った事をお伝えできますのでお気軽に相談しにしに来てくださいね。

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