見出し画像

今求められるPTAのあり方①

世間のPTAの意見は偏りすぎ?

Yahoo!ニュースなどでも取り上げられるPTAの記事ですが、PTAの批判や問題定義ばかりの記事が非常に目立ちます。実際長年PTA活動をしてきた僕からみると、問題にしているのは保護者の自分勝手な意見や都合の良い解釈であげている記事が非常に目立ちます。

ただPTAってその名の通り、教職員と保護者の会であり、実際教職員はどのように思っているのでしょうか。

PTAがあることで先生達の負担も非常に増えているのは現状です。本来であれば登下校の見守りなどは校門を出たら子ども達の安全見守りは保護者の責任であり、例え校門を一歩出た後に怪我や事故があったとしてもその責任は保護者にあります。それを問題にし、多くの目やマンパワーで子ども達の安全な登下校を見守ろうというのがPTA活動の一つであると思います。そういう観点から、PTA会員である先生方はただでさえ残業40時間が当たり前の職場環境にも関わらず、出勤時間を早め、わざわざ登下校に同伴したり、下校時においても本来やるべき教育研究などの時間を割き、下校見守りにも協力してくれています。


PTAを行くのに月にたった2時間程度の時間も避けない、迷惑だと叫ぶ保護者の意識の低さに比べれば、先生達のPTA活動というものは素晴らしいものがあると思います。寝転んでスマホいじっている時間をたった月に2時間ほどPTAに、子ども達のために使うだけで気持ちよくPTAができるものだと感じます。

先生という立場上、なかなか保護者に対して批判的な意見が言えない現状もある中、文句ひとつ言わずに必死に子ども達のために頑張っている先生達の意見が聞いてみたいものです。


いいなと思ったら応援しよう!