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reiwa
今求められるPTAのあり方③
子どもたちを支える大人たち
PTAにとって、子どもたちのより良い学校環境を作っていくことも大きな課題であります。子どもたちを育てるにあたって今や保護者だけでなく、学校や地域が一丸となって子どもたちの健やかな育成に協力し合うことが求められています。
そのため、PTAの活動の一環に地域との関わりがあります。育成市民会議や社会福祉協議会と連携しているPTAも多くあるでしょう。また法改正により平成29年よりコミュニティースクールの設置が努力義務とされています。
コミュニティースクールの設置によって、学校の運営方針の確認や点検など教育委員会から任命されたメンバーによって行われ、地域が学校運営に参画するようになりました。それにより子どもたちを「保護者・先生・地域」で育てる体制が確立されてきています。
PTCAのススメ
そういうコミュニティースクールの確立により、全国各地でPTAに代わってPTCAが発足していくところもあると聞いております。
P Parent(保護者)
T Teacher(先生)
C Community(地域)
A Association(組織)
PTAと違いPTCAでは地域の方が参加することでより幅広い活動が期待できます。
なかには、本来校長先生たちがよく学校の周辺の枝を伐採しててくれたり、草むしりやビオトープの管理など大変な作業を地域の人たちが参加してお手伝いしてくれたりということもやっているPTCAもあります。それにより先生たちの仕事も緩和され子どもたちに向き合う時間も増えたという事例もあるそうです。
今、PTAの活動はさまざまな方面から岐路に立っていると思いますが、今後このような形で地域と一緒に活動を行なっていくPTAのあり方も考える時期になっているのではないでしょうか