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4スタンス理論に興味を持った理由
2019年の「八戸イカール国際音楽祭」に呼んでいただけたお陰で、
4スタンス理論マスター級トレーナー・ピアニストの泉谷地春先生に出会えるご縁に恵まれました。
幼少期から何の気なしに続けていたピアノ。
いつしか「周りはすんなりできることを、自分はなかなかできないんだ」という劣等感のようなものが根底にあるまま、ずっと勉強を続けていました。
劣等感を埋めるために
「そのためには練習量でカバーだ!」
とは思うものの、その行動の根本が
・「自己否定」
・「他人と並みかそれ以上に弾けるようになりたい」
というネガティブな理由からなので、楽しく順調に続くはずもありません。
「あなたの中に音楽性もテクニックもある」のが4スタンス理論
そんな中、
「人間の身体がもっとも自然に自由に動くセッティングがあり、
4タイプの身体の使い方がまるで違う」
という前代未聞の理論に出会い、
これまで筋トレをしたり、練習前にひたすらマッサージをしたりと身体をこねくり回していた私には、目から鱗のお話に出会ったわけです。
「これでやっと、他人と並みかそれ以上に弾ける自分になれる!」と感じたことは否めません。
同じ芸術大学の1次試験に2度落ちたり、音大で特に分かりやすい結果も残せなかったことにずっと劣等感を持っていたためです。
泉谷地春先生の指導は「本当の幸せ」に導いてくれる
しかし、泉谷地春先生の
「同じ目線で作品の魅力を見つけながら、タイプ別の指導によってもともと持っていた才能を解放する(※何も足さない)」
レッスンに丸5年通っていくうちに、
♪自分の身体のことを知ることで、より作品の本来の姿や、作曲家の意図に迫るヒントになる
♪その追求は、他人と比べるのでもなく、自分が心から感じる幸せに則った行動である
ということに気付きました。
自分の幸せは「世間」が決めるものじゃない
これは、他の理論や指導のことを否定も批判もしていません。
私は勝手に、世間に蔓延している音楽家の優劣のものさしに自分を当てはめることで劣等感に苛まれ、
「音楽や、好きなことに関われていること」の幸せを自分で思考して見出していなかったのです。
今では、自分と似たような思いや経験をなさる方々や友人をしつこく(笑)4スタンス理論のセミナーやレッスンに誘い、
「努力が足りないんじゃなくて、やり方が違っただけだったんだ」と気付いて、
本当にご自身が感じる「幸せ」に一緒に近づいて行くお仲間に多数恵まれて、本当に幸せを感じる毎日です。
クラシック音楽への造詣や理解を深め続ける諸先輩方や師匠の背中を追いながら、
自分の幸せを見失わないように「リポーズトレーニング」で身体の軸を整えて、脳を安定させながら(*^^*)
微力ながら音楽の素晴らしさを伝えられる音楽家として生き、死んでいきたいと思います。
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