ばらばら
世界はひとつじゃない ああ、もとよりばらばらのまま ぼくらはひとつになれない そのままどこかにいこう (星野源 ”ばらばら”より album「ばかのうた」)
最近よく思う。見ている物が同じでも、考え方は本当に千差万別だ。また、同じ物をみて似たような事を感じていたとしても、それをどんな風に言葉にするのか、発信するのかしないのか、本当に十人十色なのだ。仕事で説明をするときは、茶筒の例をあげることが多い。こっちから見ると丸。でも、こっちから見ると四角。どっちも嘘は言っていない。と。
最近の2019nCoV関連の報道その他を見ていると、上記のようなことを感じることが多い。そして今の様な事態は或る意味で顕著な例だとも思う。 こういう時に、その人自身の在り方が問われている気がする。一例をあげると、糸井重里さん。ほぼ日の糸井さんのコラムを読んでいると、日々救われる。そう、確か震災の後もそうだった。日々沢山の救いをもらった。1人の大人であるということ、きちんと誠実に世界と向き合うということを、静かに見せて貰っているように思う。もしかしたら、今が、そういうことを改めて学び直せる機会が今なのかもしれない。
🎵せ〜かいは ひっとつじゃない 歌いながら淡々と家事をする。料理をし、洗濯をし、床をみがく。誰も嘘は言っていない。自分自身が何を真実として選択するか、ただそれだけなのだ。