中国の医学部留学で大変だった試験ランキング
私の独断と偏見で作ったランキングです。
【難易度】【大変さ】のレベルは★の5段階評価で表しています。
【難易度】・・・合格率・追試率・留年率・平均点などを考慮しています。
【大変さ】・・・勉強時間・言語的なハンデを考慮しています。
1位:解剖学
【難易度】:★★★★★
【大変さ】:★★★★★
医学部入学後最初の関門です。
難易度と大変さを最大にした理由は言語的な問題からです。
解剖学を履修する頃は、日本人留学生に限らずまだまだ多くの留学生が現地の言葉に慣れていない・・・
多くの人がここで再試になり、再試も受からず留年に・・・
留年後も受からずに退学に・・・
解剖学の影響で下の学年に行く人、上から落ちてくる人はたくさんいました。
この頃はピン音や声調、意味が等分からない漢字が盛り沢山!
分からないものは一つ一つ潰していくしかありません。
チリツモです。
2位:医師国家試験
【難易度】:★★★☆☆
【大変さ】:★★★★★★★
大変さがカンストしてますが、本当に大変でした。
試験は基礎医学・臨床医学・実技試験があり、復習の量は各試験の中で一番多かったです。
中国の医師国家試験の合格率は毎年約20%前後です。
油断はできません。
3位:卒業試験
【難易度】:★★★☆☆
【大変さ】:★★★★★
医学部の集大成。
最終学年まで来ると多くの学生は言語的な問題もなくなり、勉強法も確立しているため合格率は比較的高いです。
CBT同様に復習する量が多い。
各大学で試験内容に差があるためそれぞれの対策をしなければなりません。
4位:免疫学・生物化学
【難易度】:★★★☆☆
【大変さ】:★★★★☆
言語的な事を考慮して解剖学に続く難易度だと思います。
特に免疫学を外国語で学ぶのは難しい!と私は感じました。
ここでも再試になる人がたくさんいました。
また1位の解剖学とも試験日が近いこともあり、この時期は皆さんヒーハーしています。
5位:CBT・OSCE
【難易度】:★★☆☆☆
【大変さ】:★★★★☆
CBTを受験するまで生き残ったあなたはちょっと安心。
だいぶ中国語に慣れたのではないでしょうか?
ここまでくると言語的な問題はほとんどないと思います。
ただ復習する量が多い!多すぎる!
普段の期末試験のノリで行くと完蛋了!
計画的な復習を!