2歳9ヶ月のぼくの作品
2歳9ヶ月の息子は、車に夢中。朝から晩まで、考えるのも遊ぶのも描くのも、車のことばかり。
この車への情熱に気づいたのは、彼が15ヶ月の頃。まだ日本に住んでいた頃で、たまに図書館に連れて行くと、彼は迷わず車の絵本を選び、飽きもせずページをめくっていました。
息子のこの興味を活かして、ぐずった時は車を見せるとたちまちご機嫌に。大きなホワイトボードを買って、毎日車を描いてあげると、彼も自分で描き始め、今では2歳9ヶ月にして、こんなにたくさんの作品を生み出しています。
描くたびに、息子は「ママ、飾って!」と、満面の笑みで作品を差し出してきます。そんな息子の姿を見るのが嬉しくて、壁はいつの間にか、彼の描いた車で埋め尽くされています。
もちろん、絵本や絵を描くだけでなく、おもちゃの車もたくさん持っていて、車が出てくる動画も大好き。彼の生活は、まさに車中心。
車にあまり興味がない私にとって、毎日車を見たり描いたりするのは、正直言って退屈な時もあります。でも、子育てってそういうものですよね。今ではすっかり慣れて、息子の描く車も、ちょっとずつ可愛く見えてきました。
もしかしたら、今2歳9ヶ月の息子は、将来優秀な自動車設計技師、有名なレーサー、あるいは偉大な発明家になって、世界に素晴らしい車をもたらすかもしれません。そんな日が来たら、私は微笑んで、一緒にホワイトボードにカラフルな車を描きまくった日々を懐かしく思い出すでしょう。
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