楽観主義者たちの宴

ごきげんよう。タナトスいけだです。
東京に来てから4日?経ちました。北海道に比べてやっぱり暖かいし、別にエアコンを付けなくても余裕で過ごせる。寒い寒い言うとるボケは北海道で25年間修行を積んで欲しい。まっっっっっっっったく寒くない。全裸でも余裕。なんで東京のバカ共は着込んでるんですか?頭悪くないか?法律が許すなら服なんかいらねえよこんな土地。バカが。恥を知れ。男の方が厚着してる。女はガンガン脚を出してます。この気温ならドシドシ出していった方がいい。北海道の冬に脚を出している女は頭がおかしい。強すぎる。尊敬します。というのも寒さは一定のラインを超えるとあんまり変わんない気がする。マイナス5℃とマイナス20℃とか、もう寒いとか考える余地もないから服装は同じ。もうどうでもよくなる。全裸でいい。もうどんな気温でも全裸でいいよ。全裸で、いいよ。

仕事の休憩に入って、わけわからんカレー屋に入って選べる辛さの最大を選んだのにも関わらず全然辛くなくてガッカリして美味しいカレーを食った後、めちゃくちゃ時間が余ってしまったのでその辺をふらつく事にした。

アジア人のうるせえ観光客、何を売ってるのかもわからん不定休の店、精一杯韓国顔に寄せた女と顔のでかいブス男のつがい、ゲーセン前でニヤニヤしているオタク達、慣れない土地で内心ビクビクしているのに斜に構えた面で堂々と歩く僕、そんな雑踏を感じながら、非日常を探していたらポツンとあった「占い屋」の看板が目に入った。

入口に「何月生まれの男はどうのこうの〜 女はあれで〜」とか、うんぬんかんぬんジェンダー論ガン無視文言が書き連ねてあって、「占いはジェンダー論の治外法権なんだ!!」って一人でキラキラしてチラチラ覗いてたら、「占い師 コスプレ」をAmazonで検索して買ったみたいなババアが手をこまねいて居たので、コスプレババアに導かれるように店に入ってしまった。

金が無いので15分コースでお願いするとコス婆が「何を占いたいですかぁ?」つって仕事だとか金運だとか恋愛結婚だったりだとかが書いてあるファミレスのグランドメニューをみせてきたので、笑いを堪えながら「じゃ、w 恋愛を…っw お願いします…笑」って言ったら受験生かってぐらい書き込みのある本をバーーーーーーーーーー開き出して、生年月日とかを聞かれた。

一通り質問を答えた後、あなた今年は爆モテ期ですわよ〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ みたいなことを言われて爆笑してしまった。なんだかんだ酒を飲みすぎていることを当てられたり、転職したことを言い当てられたり、自分の特性を言い当てられたりでかなりしてやられてしまったので、コス婆の言うことは信じることにした。

あとはなんか、アドバイスされた。髪を切れだとか緑がラッキーカラーだとか香水をつけろとか、これ、絶対コス婆の好みだと思う。なんかもう顔がかっこよすぎる、好き!みたいなことを連呼されてたから多分コス婆のタイプだったんだと思う。舐めるなよ、年収103万のババアが。ギターを俺に教えてくれたらいいぞ。全然付き合います。ギターを俺に教えてくれる人なら誰でも彼氏になります!頼む!

もうババアの話はどうでもいい。
占いとか、全然どうでもいいし。
でも、自己啓発本と似てる気がした。
結局占いコスプレババアは俺に対してネガティブなことは一切言わなかった。
来月にはこういうことをして、再来月にはこういうのがあるから、これを頑張って!みたいな。

自己啓発本も同じで、当たり前のことをさも大層なことのように、ラノベみてーに挿絵を交えながら書いてる。 

エナジードリンクみたいなもんだな。と思った。

占いも自己啓発本も結局第三者視点であーだーだ言われて、個人の肉体では精製できない「やる気」を作り出してるに過ぎないと、確信した。実際、励まされているような気になった。酒を飲むな!と言われたが酒を飲んでいます。申し訳ありません。

ま〜なんというか、自分で何かを決められない受け身の人はこういうのにハマるのかなっていう気もした。宗教とかも同じだし。自分で自分を決められない未発達な人間たちの逃げ道なのかなって思った。陰謀論とかもそう。

結局どんな行動をとっても責任を取るのは自分なのだし、何かに依存して行動したとして失敗し、依存先が責任を取ってくれる保証なんてどこにもない。だから、人生における全ての決断は自分で、自分だけで行って、後悔しないようにしたい。

失敗しても成功しても、全てを肯定したい。その時の自分が決断したことなら、全てが『正義』なのだから。許してやろうよ、その時の自分が失敗したのならば、今の俺が全てを許して尻拭いをしよう。最初にナプキンを取るのは俺だし、最初に焼香を振るのはこの俺だ。

なんか普通の日記みたいになっちゃった。

ごきげんよう。タナトスいけだでした。





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