心の底から嫌だという思いを初めて知った。

心の底から嫌だという思いを初めて知った。叫ぶほどの恐怖を知った。唐突に無自覚から自覚した。望んでそれを得たわけじゃない。死ぬほど嫌だけど、それが真実だから命を懸けても目を背けられない。気が狂わんほどの恐怖の中にしか真実が見いだせない、タナトは真実に生きる狂人だ。


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