【受験生応援】E判定から東大受験しても受かるときは受かるという話

どうやら2月には受験生応援記事がよく読まれるらしい。
そんな下心から、私が受験生の時の話を書きたいと思う。

かれこれ10年以上前になるが、東大に受かった。
科類は理科一類。ドラゴン桜で目指していたところである。
(今の高校生にドラゴン桜は通じるのだろうか)

志望校を最終的に決めたのは高3の秋ごろ。
ただ、秋に受けた模試の判定は最低評価。
しいて言えば英語が低かったが、全体的にちょっとずつ足りていないような感じだった。

周りからは、秋の時点での判定なんて気にするなと言われていたが、やはり気になるものは気になる。
結果を受け取った後は、ひとしきり凹んだ。



そんな状態から半年足らずで志望校に受かった私が大事だと思うのは、月並みながら、以下の点。

・最後まで伸びると信じて勉強を続けること
・モチベーション高く勉強量を確保すること
・ミスったと思っても、あきらめないこと



最後まで勉強を続けていれば、やった分だけ伸びる。

私は2月に入ってから、毎日午前中は単語帳を周回しまくる時間に費やし、500個くらいは単語を覚えたと思う。

物理では、過去問をひたすら解いて解き方の引き出しを増やし続けた。そのうちの1つが本番で大いに役立った。

最後まで勉強を続けること、めちゃめちゃ大事。



モチベーションを保ち続けるのも大事。

私の場合、幸いなことに数学と物理の勉強はそれなりに楽しめていたので、やる気があるときには英語や国語を、飽きてきたら数学と物理を、という風に勉強無限ループができていた。

勉強に限らずとも、例えば、音楽を聴くでも体を動かすでも、何でもいい。

モチベーションが低い状態で続ける勉強は本当に効率が悪いのでお勧めしない。



試験前日、早く寝ようと思っていたものの、慣れないホテルのベッドの感触と緊張のせいで、3時ごろまで眠れなかった。

その影響もあってか、初日1科目目の国語の試験で、まあまあ盛大にコケた。
一発目でコケるのは正直だいぶメンタルに来る。

結果的に国語の点数はあまりよくなかったのだが、あきらめずに試験に臨んだ結果、受かった。

何が効いたかというと数学の点数がありえないほど取れていたこと。
あきらめなかったからこそつかめた幸運である。

あきらめないこと、めちゃめちゃ大事。



3000時間の法則というものがある。
3000時間、何かを続ければプロを名乗れるというようなものである。
高校のカリキュラムを考えると、ざっくり1日5-6時間の勉強、年間200日授業として、3年で3000時間。つまり、もうプロ。

自信をもって試験に臨んでください。
皆さんが力を発揮しきれるように心より応援しています。


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