【タイ語の文法】初心者が最初に知っておくべき基本タイ語文法はこれだけ!【保存版】
みなさんこんにちは!タイ語プラネットです。
今日はタイ語初心者の人向けに、知っておくべきタイ語の基本的な文法規則についてまとめました。
1. 語順(動詞・形容詞の位置)
タイ語の語順はSVO(主語-動詞-目的語)の語順で、英語と同様の順序です。日本語のように「て・に・を・は・が」などの助詞を使う必要はありません。動詞は主語の直後に来て、その後に目的語が続きます。例えば、「私は本を読む」はタイ語で直訳すると「私 読む 本」になります。
またタイ語では、形容詞と動詞をはっきりと区別しません。ですから、「花がきれいだ」をタイ語で直訳した場合も動詞と同じように主語の直後に形容詞が来て、「花 きれいだ」になります。
2. 修飾の仕方
タイ語での修飾語の配置は、英語や日本語とは異なり、形容詞は名詞の後ろに来ます。例えば、「日本人」はタイ語では「人 日本」となります。
副詞も同様に動詞の後ろに来ます。例えば、「早く起きる」はタイ語で「起きる 早く」になります。
3. 否定文/疑問文について
否定文
タイ語の否定文は、否定語「ไม่」(マイ、意味:「ない」)を動詞の前に置くことで作られます。例えば、「私は行かない」はタイ語で「私 ない 行く」となり、「ไม่」が「食べる」の前に置かれます。
疑問文
タイ語のYes/No疑問文は、文末に特定の疑問助詞を置くことで形成されます。代表的なものは「ไหม」です。例えば、「あなたは日本が好きですか」はタイ語で「あなた 好きだ 日本 ไหม」という語順になります。
タイ語の疑問詞を使った疑問文は、肯定文の構造をそのままに、疑問詞を加えることで疑問文に変わります。例えば疑問詞には「誰」「何」「どこ」などがあり、「あなたは何を食べますか」はタイ語で「あなた 食べる 何」となります。
4. 活用について(人称/時制)
タイ語では、動詞は人称や時制で変化しません。意味の区別は、文脈や特定の時制を示す単語によって行われます。例えば、「昨日」「今日」「明日」などの時間を示す単語を使って時制を表します。
5. その他(主語の省略/終助詞)
主語の省略
タイ語では文脈から明らかな場合、主語を省略することがよくあります。会話が進むにつれて、話者や行動の主体が既に理解されている場合、それを再度言及する必要はありません。
終助詞
タイ語には、文の終わりに付けることで文の意図や感情を加える終助詞が存在します。これにより、命令、提案、疑問などのニュアンスを表現できます。日本語だと「か」は疑問を示し、「よ」は話者の確信を示しますね。このような終助詞はまた別の記事で取り扱います。
では、また!