ローカルエリアには風情が感じられる
昨日の事であったが、オンヌットの近所のソイを歩いていたところ、中古の家電製品を売る店を発見した。
扇風機が何台か陳列されていたのだが、羽の無い扇風機もあった。あれは一体何の目的で購入されるのか。扇風機の部品の需要があるのだろうか、モーター部分とか。
その店はタイのお守りも同時に販売していた。プラクルアンと呼ばれるもので、なんでも高値で取引されることもあるそうだ。
それにしても、超どローカルなエリアであるから、完全に近所の人しか対手にしないのだろうけど、家賃がかからないとしたらそれなりにやっていけるのだろうか?と想像してみた。
商売としては儲からなかったとしても、近所の人々がコミュニケーションを取る場所になっていることも考えられる。
近所のソイの入り口付近には、ガパオライス屋らしき食堂のようなものがあり、私はその店の前を通り過ぎるたびに、店に入って飯を食いたいという欲求に駆られるのだが、その店は席数が1、2席しかなく、いつも地元の人が座を占めているので、入るのを躊躇ってしまう。
タイの良い点といえば、ローカルエリアに入り込んで暮らしても、それなりに溶け込めてしまうということだ。別に地元の人と交流があるわけでも無いが、その代わりに、タイ人というのは余所者を放っておいてくれる良さを持つ。