arté 【ビエンチャンのオシャレカフェ】
いよいよビエンチャンの滞在も明日が最終日となった。私は空港近くのアパートが停電と断水によりこれ以上の滞在は困難であると判断して、そこを出て、『Intouch Guesthouse』という安宿に移動した。
宿の近くには『arté』というカフェがあった。たまたま見つけたカフェだが、内装があまりにも素晴らしいので、午前中と午後で二度も足を運んでしまった。下記はまず午前中に過ごした1階の様子である。
広いトイレの中には小洒落た植木も飾ってあった。この植木もわざと傾けて置いてあるのであろう、オーナーの美的な拘りが感じられる。さりげなく飾ってある絵の色もトイレ内の空間に調和していた。
続いて、午後に過ごした2階のスペースだが、洋書が入った本棚を中心に、所々に絵が飾られている。
一つ、一つのモノが余裕を持って設置されてあり、ごちゃごちゃした印象を全く受けない。これも卓越したセンスだと思った。
こういうハイセンスなカフェというのはバンコクでもあまりお目にかからない。ビエンチャンのこのカフェはさすが、アートの国であるフランスの影響をかなり受けているのか、アートの歴史の重みさえ感じられるようだ。
何よりも嬉しいのはこのカフェのインテリアから感じられる正統派のモダンなカフェという印象である。ここにはトリッキーさや、仰々しさが無くて、カフェオーナーの美的な教養が、カフェに入った瞬間から伝わってくる。
店員の人達も自然体で愛想が良く、丁寧な接客であった。
また一つ、再訪したいカフェがビエンチャンで発見できた。