
Luxe Cafeにて
夕方に時間が余ったのでプラトゥナームでオシャレカフェを探すことにした。グーグルマップで探すといくつかの候補が上がった。
実際に行ってみると、店が狭すぎてパソコンを広げて作業するようなことには向かなさそうな店だとわかったりする。
プラトゥナームというのは不思議なエリアでもある。表通りには安価な衣類などを専門に販売するショッピングモールなどがある。インドや中東系の人々だろうか、肌の色の黒い人が多い印象だ。
表通りはゴチャゴチャとして、まさしくアジアの喧騒とか、猥雑さを濃縮したような雰囲気なのであるが、一旦裏通りに入っていくと、一気に静けさが現れたりもする。
細い道を進んでいくと、玄関先や塀に植物や花の類を綺麗に装飾したような昔ながらの家がある。また、その真向かいには塀に忍び返しを施した頑丈そうな家もあった。掘っ建て小屋のような家もあったが、その何れもが、古くからある家々なのだろう。
そこに暮らす人たちは、昔からバンコクやプラトゥナームの発展を眺めて来たのだろう。
狭い道を行った先には、マーケットがあった。夜は相当に混雑して賑やかな場所になる。
私は人ごみを避けるように再び、細い道を別の方角に進んでいった。
ようやくたどり着いたのは、Luxe Cafeというオシャレカフェであった。

見るからに洒落乙な雰囲気がビンビンと伝わってくる店だ。

お店のロゴも最高度にオシャレだと思う。
入店を気後れしてしまいそうになったが、私は勇を鼓して入ってみた。
店内のレジのところにいたのは、少しばかり厳つそうなお兄さんであった。
流れている音楽もどちらかというとクラブっぽい。

アイスティー90バーツ(343円)を注文した。


店内は白を基調にしたインテリアだ。お店の外観の白と調和している。
店の中にはすでに先客がいて、大きなカメラを持った人がパシャパシャと何やら撮影をしていたから、プロの写真家が来ていたのかもしれない。