成田でどこ泊まる 空港内野宿 or カプセルホテル 9hours 2024年3月
出発が朝早いと寝坊が心配。
到着が遅いと目的地までの移動が困難。
実際、空港内で夜を明かす人は多い。空港内のそこかしこで大きな荷物をそばに置きながら椅子に寝転んだりして、搭乗あるいは帰途に備える姿が見られる。だがこれは一人旅ではしんどい。荷物を管理しつつ食べたりうんこしたり椅子の上で眠ったりを一人でするのはしんどい。歳をとってくると益々しんどい。もう50をとうに過ぎたのだ。
実のところいままでカプセルホテルには狭くてプライバシーがないというイメージしかなく利用したことがなかった。しかし背に腹は代えられなくなった。年齢的に、出発時間的に。そこでネットで検索するとほぼ成田空港内といっていいところにカプセルホテルがあった。それが9hours。6200円さえ払えば、綺麗なシーツにホットシャワー、荷物は鍵付きのロッカーに、うんこ時も荷物はなくスムーズ快適。出発までそんな環境で過ごせる。
2024年3月、エアアジアを利用したタイへの往路復路とも一泊した。立地、施設、スタッフ、料金、どれも問題ない。快適だ。年取ったおっさん旅人は空港内野宿するよりもこっちを選んだ。エアアジアは第二ターミナルからの離着陸。
ネットでの予約時の支払いはクレジットカードの他にチェックイン時の現金払いも選択できる。俺はカードを荷物から取り出すのが面倒で現金払いを選んだ。ついでに左上、圏外となっているがこれは携帯にタイのSIMが挿しっぱになっていたため。実際は普通に圏内。
快適快適。だが、宿泊に際して唯一しておいたほうがいい対策が一つある。それはいびき対策。耳栓とか。チェックイン時にはタオルやスリッパ、歯ブラシなどと共に耳栓も入った手提げバックを渡してもらえる。普通の人はこれでOK。入っている耳栓を使えばいい。だが耳孔の狭い人(俺とか)はmy耳栓を忘れずに用意を。利用者はみな静かに滞在しているのだが、時には猛烈ないびきをかく利用者もいると知った。俺は2日とも客室に響き渡る猛烈ないびきをBGMに眠らねばならなかった。んごぉぉぉーーーー!! が! がぁぁぁぁーーー!! もうね、わざとかな?と思うくらい人生史上最大の音量だった。
余談。
7eleven近くの椅子に日本円硬貨が捨てられていた。百数十円とはいえ日本のお金、捨てられちゃうんだ。記念に持って帰る、また来るから持って帰る、そんなこともないのか。ゴミと同等じゃねーか。泣けた。