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知っておくべきタイ生活基礎知識
ここからはタイでダウンロードするべきアプリや、交通網、タイ語などタイで生活を送るうえで役立つ知識や情報について留学生目線から書いていきます。既に駐在の日本人がタイでの生活について、ブログやYoutubeなどで情報発信をしていると思うので、そちらの方も(というかそちらの方が)参考になると思います。このnoteではタイ生活一般について知っておくべき知識についてまとめます。
1. 気候と服装
タイは熱帯モンスーン気候で、一年を通して暑く湿度が高いのが特徴です。季節は大きく以下の3つに分かれます。
・乾季(11月~2月):比較的涼しく、湿度も高くないため、最適です。日中は30度を超えるため少し暑いですが朝晩は20度くらいと涼しいです。ただ大気汚染がひどくなります。
・暑季(3月~5月):日中の気温が40℃近くなることも。ただタイ人曰く日本の真夏よりはマシとのこと
・雨季(6月~10月):午後から夜にかけて毎日のようにスコールが発生します。スコール後は毎回道路が冠水します。防水対策として折りたたみ傘やレインコート、防水シューズが必須です。
2. タイの暦と時間
・暦:タイでは仏暦(B.E. = Buddhist Era)が使われており、西暦に543年を足した数字になります。たとえば2025年はタイの仏暦では2568年です。またdd/mm/yyyy方式がよく使われています。
・時間:タイの時間は日本との時差が-2時間(例:日本が正午の場合、タイは午前10時)。
3. 通貨と物価
・通貨:タイの通貨はバーツ(THB)と補助通貨サタン。1バーツは約4.5円(2025年1月現在)
・物価:日本より安いものが多いですが、輸入品や日本食は割高です。食事は屋台で30~70バーツ、カフェやレストランでは100~300バーツ程度。チップは観光地を除き必要ないです。
4. 交通手段
バンコクは渋滞がひどいです。基本的に車優先です。
・BTS(スカイトレイン)&MRT(地下鉄):バンコク市内の主要な移動手段。専用の交通系ICカードやクレジットカードで乗車可能。
・バス:安いけど、渋滞に巻き込まれるし時間通りに来ない。
・タクシー: 日本と比べると安い。配車アプリの使用推奨
・船:チャオプラヤ川周辺など
5. 食事
タイ料理は日本と比べて味が濃い目&辛い。また日本よりも量が少ない気がする。そこらへんのローカルな屋台で食べたり、氷水を飲んでも言うほどお腹壊さない。また日本のチェーン店が多いため日本食も簡単に食べられる
6. 通信とインターネット
・SIMカード:タイの大手通信会社はAIS、True&dtacの2社。どれもタイ全土5G対応で通信速度は快適です。
・Wi-Fi:多くのカフェやホテルで無料Wi-Fiが利用可能。Chulaの場合はChula Wi-Fiやeduroamが使えます。
7. 生活費の目安
・家賃:バンコクの中心部で1ベッドルームのコンドミニアムが月10,000~20,000バーツ。
・水道光熱費:月500~2,000バーツ。エアコン使用量で変動。水道費はとても安い。
・食費:自炊より外食が安いことも多いです。月5,000バーツ程度。
8. 言語、 文化とマナー
・言語:バンコクの中心部や観光地では英語が通じますが、基本的にはタイ語しか通じないです。Chulaの学生は英語がペラペラな人が多いです。
・宗教:仏教徒が多数を占め、僧侶へのリスペクトが重要。女性は僧侶に触れることが禁じられていたり、寺院では露出の多い服装は禁止されたりしています。
・法律:不敬罪があり王室のことを批判すると逮捕される可能性があります。また医療用大麻は合法ですが、電子タバコやアダルトグッズは違法です。BTSやMRTでは飲食禁止です。
9. 医療と治安
・医療:サミティベート病院を始めとした私立病院は高品質で英語や日本語対応も可能。日本とは異なり、私立病院から直接救急車を呼ぶことができる。ただし有料なので海外旅行保険に加入しておくと安心です。また薬局で日本では処方箋が必要な薬が買えます。
・治安:場所にもよりますが、バンコク中心部は女性が一人で夜歩けるくらいには治安が良いです。ただぼったくりやスリ、詐欺には注意。
10. お金の管理
・決済方法:Prompt PayというQR支払いや現金が一般的です。クレジットカードはレストランやショッピングモールなどでしか使えないです
・ATM:タイの銀行アプリがあればカードがなくてもスマホだけで預金の引き出しができます。タイ国外で発行されたカードを使って引き出すと220バーツもの手数料がかかるので注意。また日本とは異なり現金の預け入れができるATMはCDMという記載があるものに限られます。