T1第4節 BGパトゥム・ユナイテッド対チェンライ・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2024-2025】
まえがき
どうも、きーきあっです。
昨日に続いての平日サッカー観戦でございます。平日に2試合も観られる幸せよ。
しかも前日は我らがタールアことポートFCが、スコータイFCを相手に4-1の快勝。
これは晴れやか且つ余裕の上から目線での観戦が出来るというものです。
ということで今回は、
T1第4節 BGパトゥム・ユナイテッド対チェンライ・ユナイテッド
の観戦記をお届けします。
シーズン前の大型補強から見てBGパトゥムは今シーズンの優勝候補筆頭だと思っていたのですが、ここまで1勝2敗とまさかの開幕ダッシュ失敗。
結果だけでなく、その大型補強をした選手が上手くフィットせず内容もイマイチだったりします。
一方、シーズン前に主力選手が軒並み移籍、退団してしまったチェンライですが、こちらも1勝2敗と躓いておりまして。
BGとは反対に、正直今シーズンのチェンライは厳しいのではないかと予想していたのですが、こちらの予想は残念ながら当たってしまったようです。
とはいえ、まだ3試合しか終わってないですし、リーグ優勝の経験もある両クラブですから、これからいくらでも立て直せるはず。
果たして勝率を五分に戻せるのはどちらのクラブなのか。
はたまた更に沈みゆくのはどちらのクラブなのか。
開幕4連勝のタールアサポが上から目線で観てきました。←性格悪い
スタジアムへGO!
バイクを飛ばし、BGスタジアムへと向かいました。
幸い雨は既に降った後で、道路は濡れていたものの渋滞もなく割とすんなり到着しました。
この日はスタジアムでご飯を食べようと真っすぐスタジアムへ向かったので多少時間がありました。
ということで、スタジアム周りを案内します。
チケットは既にWebサイトから購入していたのですが、チケット売り場を見つけました。
ここでそのまま買えるのか、QRコードで買うのかは不明。
でも当日でも購入できることが分かったのは収穫でした。
続いて紹介するのはこちらのクラブストア。
中に入るとラビットガールズがイベントの司会をしてました。
BGのグッズの特徴はアパレル系が充実していること。
このようなベースボールシャツからTシャツ、パーカーにレインコートなど種類が豊富。しかも普段使いできるようなシャレオツ感もあり。
タールアにも見習ってほしいけど、タールアのサポーターはこういうの着なそうだしなあ。
こちらが今シーズンのBGのユニ。
開幕し早くも2試合目の観戦で、これからも観に来る機会が多そうなので買ってもいいかなと思いましたが、やめました。
最近やたらとユニフォームを買ってしまっており、自宅のクローゼットを見て反省したからです。
こちらはセカンドユニ。だから買いませんって。
ユニフォームの誘惑を断ち切り、とりあえず食事を済ませるべくスタグルエリアへ。
こちらはメインスタンド側にあるスタグルエリア。
屋根もあり、また椅子やテーブルもたくさんあります。
スタグルは焼き鳥や串揚げ、ソーセージやフレンチフライなどのスナック系から、ピザやケバブ、クイッティアオといった食事系まで色々。
フードは現金(またはQR決済)で買えるものが大半ですが、ドリンクはクーポンを購入する必要があります。
またこのクーポンはQR決済のみです。
こちらがチケットです。
今回僕が食べたのはこちらのぶっかけ飯。
ご飯の上に2品載せてもらい40バーツでした。
僕が選んだのは豚挽肉のガパオとカイパローという豚の角煮のようなもの。
どちらも美味しかったです。
ご飯の量も多く、これで40バーツはお得でおすすめですよ。
一方こちらはバックスタンド側のスタグルエリア。
バックスタンド側はフードトラックが並んでいます。
バックスタンド側でも何か買おうかなと思ったのですが、ここでトラブル発生。
今回バックスタンド側のチケットを購入したつもりですが、間違えてメインスタンドのチケットを購入していました。
全然間違えた自覚も記憶もなく、最初はスタッフが間違えているのかと思ったほど。
でもチケットをよく見ると確かに間違えていました。
なんだ?寝ぼけていたのか?酔っ払っていたのか?
ということでメインスタンド側に戻ります。
いざ、観戦!
ということでメインスタンドにやってきました。
バックスタンドが昨シーズン新しくできてからはずっとバックスタンドで観戦していたので、何だか新鮮な気分。
まあ、メインスタンドも観やすいんですけどね。
そして本当ならあの辺に座っていたんだよなって思いながら眺めたバックスタンド。
とりあえず購入する席を間違えたというショックを拭いきれず、思わず普段なら絶対に買わないメロンソーダなんてものを買ってしまいました。
久しぶりにメインスタンドに来て驚いたのは、椅子に背番号と名前が書いている席があること。
これはシーズンチケット購入者なのかな。なかなか面白い試みですね。
PATスタジアムでもやってほしいなと思ったのですが、よく考えたらPATスタジアムは自由席でした。
それに自分の名前が書かれるのは何か恥ずかしいし。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
チェンライの選手。
ここまで1勝2敗ですが、直近2試合でともに5失点ずつしてしまい、ただいま絶賛守備崩壊中。
元々堅実な守備が特徴のチームだっただけに信じられません。
この日はしっかりと守りたいところ。
一方こちらはホームのBGの選手。
チェンライ同様、1勝2敗と開幕ダッシュに失敗。
前節は不運なGKへのレッドカードがありながら1-4の大敗。
ホームで立て直したいところ。
今シーズンから加入した17番野津田岳人選手はボランチでスタメン出場。
さあ、キックオフです!
2試合連続で大量失点中のチェンライはこの日も守備が不安定。
そして先制点を奪われます。
更にBGが追加点。
決めたのは何と野津田岳人選手!
記念すべきタイリーグ初ゴールでした。
この方たちは日本からやってきたのかな?
またもチェンライは守備崩壊かと思ったら、BGもこの後は攻めあぐねてしまいます。
反対に後半54分、ペナルティエリア内で5番クリサダがファウルを犯しPKを与えてしまいます。
ここで1点を返したら流れが変わるかもと思ったら、何とPKを止められてしまいました。
結局そのまま2-0でBGが勝利。
BGは2勝2敗、チェンライは3連敗で1勝3敗となりました。
試合の感想なぞ・・・
現在の両チームの状態が良く出ていた試合でした。
開幕前に日程が出た時に、BGとチェンライという好カードだからと楽しみにしていたのですが、これだったらほぼ同じ時間にやっていたムアントン対ラーチャブリーの試合にいけば良かったなあと思ったくらい。
まずチェンライですが、この日も守備陣は終始不安定でした。
さすがに2試合で10点も取られているから、今日はまず守備を固めてくるかと思いきや、最終ラインがやたら高いんですよね。
そのため、簡単に縦パスやスルーパスで突破されてしまいます。
先制点もまさにそんな感じでした。
ディフェンス陣もスピードがあるタイプでもないので、縦パスを出された時に相手選手に走り負けてしまうんですよね。
それに攻撃力があるチームだったらまだしも、前線もそれほど強力じゃなく大量点は見込めないのですから、まずはしっかり守って攻撃に繋げないと、毎試合こんな結果になりそうです。
監督がスペイン人でリスクを背負ってでも攻撃がしたいタイプなんでしょうか。
だとしたらチェンライというチームには合わない監督だと思うんですよね。
まだ4試合ですが、これは早々に監督交代がありそうな気がします。
一方のBGですが、こちらも正直そこまでよくはなかったです。
ディフェンスも不安定で、78番ゴミスが前半に致命的なミスが少なくとも2回ありました。
これが失点に繋がらなかったのは相手がチェンライだったからで、普通だったらどちらも点に絡んでいた可能性が高いです。
そしてこのタールアとブリーラムにそれぞれ5失点したチェンライ相手に2点しか取れなかったことでも分かるように、攻撃陣も決定力不足が目立ちました。
特に10番ティーラシンが攻撃の流れを止めてしまっている感が。
18番チャナティップと90番メルビンは良かっただけに、余計にティーラシンが目立ってしまいました。
まあこの日は24番ジャルンサックがベンチ外というのもあったかもしれませんが、大量補強で選手層の厚さには自信があったはず。
こうやって見ると、意外とそうでもないかもって思ってしまいました。
そんな中で17番野津田岳人選手は素晴らしかったです!
決して同じ日本人だからと贔屓しているわけでなく、中盤で攻守に利いていました。
そんな野津田選手のタイリーグ初ゴールを観られたので、来て良かったなと。
後半アディショナルタイムのフリーキックも惜しかったなあ。
ということで勝ったBGもまだまだ課題が多く、負けたチェンライは早急に色々と改善しないと、昨シーズンのチョンブリーの二の舞になる可能性が。
本来であれば優勝争いに加わっていなければならない両クラブの今後の巻き返しに期待します。
リーグを面白くするために本当に頼むよ。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!