T1第4節 ポートFC対スコータイFC観戦記【タイリーグ2024-2025】
まえがき
どうも、きーきあっです。
タイリーグが開幕し、我らがタールアことポートFCは何と開幕から3連勝!
しかも開幕戦は終盤に大逆転、第2節は5-1とホーム開幕戦で大勝利、そして前節は退場者が出て1人少なくなりながらも、アディショナルタイムに決勝ゴールと、勝ち方も劇的というか勢いがつくというか、とにかく最高なんですよ。この世の春を謳歌しているわけですよ。
そしてやってきました第4節。
ホームでの試合となりますが、第2節に続きまたも平日開催。
今節は全試合平日開催だから仕方ないんですけど、他の試合に先駆け何故か火曜日に試合がありました。土曜日に試合をしたばかりだというのに。
なぜだ。なぜなんだ。何故1日早く試合をしなければならないんだ。
そんな不満はありつつも、でも平日に試合があるのは悪いことじゃない。
むしろ平日にも楽しみが出来て嬉しかったりします。選手は大変だろうけども。
というわけで今回は、
T1第4節 ポートFC対スコータイFC観戦記【タイリーグ2024-2025】
の観戦記をお届けします!
疲労をものともせずタールアが開幕4連勝を飾るのか。
いや、当然4連勝を期待してスタジアムへと向かうのでした。
スタジアムへGO!
ということで、聖地PATスタジアムへと向かいます。
先日のホーム開幕戦でメンバーズカード兼シーズンチケットを受け取っているので、クラブショップに寄ることなくスタジアムの敷地内へと入っていきます。
こちらがPATスタジアム名物の屋台ロード。
平日ということもあり、さすがに土日のような賑わいではありませんが、屋台の裏にある椅子やテーブルが並ぶエリアには既に飲んだくれているサポーターが何人もいました。
こちらはバックスタンド側にあるチケット売り場。
キックオフ1時間前の時点で既にメインスタンド側のチケットは完売していました。
ホーム開幕戦も平日開催だったにもかかわらずチケットは完売していましたし、今シーズンのタールアに対する期待の大きさが伺えます。
こちらはメインスタンドと西側のゴール裏の入場口。
前回の観戦記でシーチケ購入者の優先ゲートが分かりづらいなって書いたのですが、今回は改善されていました。素晴らしい!
いざ、観戦!
開門したのでいつものようにメインスタンドへ。
どんな観光スポットより、またどんなルーフトップバーよりもここからの眺めが好きです。
それでは恒例の、きーきあっ式タールアのスタメン紹介です。
まずはGK、36番ウォラウット。
ここまで3試合で3失点と毎試合1点ずつ失点しているが、安定したセーブを見せてくれている。
むしろもっと取られていてもおかしくないと思うくらい危ないシーンがあった中で、しっかりゴールを守ってくれていてありがたい限り。
右サイドバックは3番アスナウィ。インドネシア代表。
タイ代表の4番スパナンの負傷により、第2節から3試合続けてのスタメン起用。
うーん、正直評価に困る選手。
ポジショニングが中途半端だったり、強引にドリブルを仕掛けボールを奪われたりするかと思えば、その強引さが功を奏しゴールが生まれたりするし。
3バーディ1ボギー、1ダブルボギーみたいなゴルフをしている感じ。
サイドバックというポジションからすると、もう少し堅実さに比重を置いてもいい気がするんだけど、でも一か八かみたいなギャンブラー的プレーも嫌いじゃない。
左サイドバックは23番ケヴィン。タイ代表。
タールアの攻撃は、彼と10番ボーディンのコンビネーションで左サイドから7割生まれるといっても過言ではないほど、タールアの強力な武器。
スピード、クロスの精度、オーバーラップのタイミングとどれをとっても素晴らしいんだけど、怪我に弱いのがたまにきず。
相手選手からファウルを受けたり、ぶつかって倒れたりすると本当に心配になる。
もう少し身体が丈夫だったらなあ。
センターバックは33番志村選手。
本来はボランチのポジションでプレーしているが、この日は4番プトロスが先日の試合で負傷しベンチ外、17番イルファンはレッドカードを貰っているため、センターバックでの出場。
ちなみに前節のタールアの観戦記で志村選手のセンターバック起用を予想していた。←プチ自慢
もう1人のセンターバックは35番アイザック・ホニー。元ガーナU-23代表。
昨シーズンまでポリス・テロでプレーしていたが、今シーズンからタールアに加入したガーナ人選手。
志村選手のところでも書いたように、開幕から3試合スタメンだったCBの2人が不在のため、ここでようやくスタメン出場。
昨シーズン、ポリス・テロの試合を観ていた時にいい選手だなあと思っていたので、彼がタールアに加入することを知った時にはガッツポーズするほど嬉しかった。
ようやくスタメン出場の機会を得て、アピールすることができるか。
ボランチは44番ウォラチット。タイ代表。
テクニックと広い視野、サッカーセンスに溢れる選手。
ただ、チョンブリーやBGパトゥム時代に比べるとやや物足りない印象。
我が強いタールアの選手の中にいるからなのか、自分を出し切れていない気もする。
良い意味でもっとわがままというか自己中なプレーをしてもいいのでは。
もう1人のボランチは89番ピーラドン。タイ代表。
ブリーラムから今シーズン加入してきたタイ代表のMF。
ブリーラムでもタイ代表でもいぶし銀のようなプレーをする通好みの選手。
加入早々に怪我をしたのか、開幕戦はベンチ外。第2節からベンチ入りし途中出場が続く。
それでも第2節ではゴールを決めたりと、短い出場時間ながら結果を出し、そして今日の試合で念願のスタメン出場。
右サイドハーフは7番パコーン。タイ代表。
右サイドからの正確なクロス、またゴール前でのフリーキックも強力な武器。
ここまで3試合続けて途中出場だが、ようやくスタメンでの起用。
同じポジションを争う18番パトンポンからレギュラーを奪えるか。
左サイドハーフは10番ボーディン。タイ代表。
チャンスメイクだけでなくゴールまで決め、まさにタールアの大エース。
この日も頼りにしてます。
FWは26番ドゥンブーヤ。元ギニア代表。
193cmという長身選手なのでてっきりポストプレーが得意なのかと思ったら、前線から激しくプレスをするなど、俊敏さや献身さも持ち合わせている。
第2節では2ゴールを挙げるなど得点力もあり、現時点では獲得して大正解という活躍ぶり。
そしてもう1人のFW、29番モタ。元U-17ブラジル代表。
現在チームとして絶好調のタールアの中で、唯一の心配が彼。
惜しいシーンは何度もあるのだが、ポストやバーに嫌われたりと運にも見放されている感が。
昨シーズンのタイリーグ最優秀外国人選手なので実力は間違いなくあるため、まずは1ゴールを決めて気分を楽にしてもらいたい。
以上、きーきあっ式タールアのスタメン紹介でした。
とにかく今日のカギはセンターバックの2人です。
急造コンビのセンターバックがスコータイの攻撃からどれだけ持ちこたえられるか。そこに注目しました。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
こちらスコータイの選手。
ここまで1勝1敗1分けとまずまずのスタートを切っています。
この日攻撃の柱である10番ジョン・バッジオはベンチスタート。
これは意外でしたし、タールアにとってはありがたかったです。
また、スコータイには2人の日本人選手が所属しており、MFの5番松井 熙(まつい ひかる)選手はボランチとしてスタメン出場。
MFの14番石元 瑛大(いしもとえいと)はベンチ入りしていました。
一方タールアの選手。
ここまで開幕3連勝と、最高のスタートを切りました。
今日もホームでの試合ですししっかりと勝って4連勝といきたいところです。
さあ、キックオフです!
開幕3連勝はマグレじゃないとばかりに、先制したのはホームのタールア。
スコータイの選手が自陣でクリアしようとしたところでボールを奪い、すかさずパスを繋ぎ決めたのは10番ボーディン。
左サイドのペナルティエリア内でボールを受けそこから落ち着いてシュートを決めました。
勢いに乗るタールアは更に追加点。
コーナーキックから35番ホニーがヘディングシュートを決めゴール。
早くも2-0。楽勝ムードが漂います。
しかしその後は攻めあぐね、結局2-0のままハーフタイムを迎えました。
この調子なら後半早々にもう1点決め、楽な展開にしたいと思っていましたが、後半からスコータイは10番ジョン・バッジオを投入。
ちょっと嫌な予感がしました。
しかしそのジョン・バッジオを3番アスナウィが激しくマーク。彼のスピード感溢れる攻撃を完全にシャットアウトします。
ただその一方でタールアも追加点が奪えず、このまま終わるのかと思ったところで、待望の追加点がタールアに入ります。
決めたのは途中出場の14番ティーラサック。
カウンターからドリブルで抜け出し落ち着いてゴールを決めました。
これで勝負あったかと思ったところで、スコータイも1点を返します。
ちょっとだけ嫌な空気になったところで流れを断ち切ったのがティーラサック。
途中出場ながらこの日2点目となるゴールを決めてくれました。
結局試合は4-1でタールアが快勝。そして開幕4連勝を飾りました。
試合の感想なぞ・・・
どうしたタールア!?
そう思ってしまうほどの好調ぶりに、逆に怖くなってしまうほどです。
アウェイでは終盤に逆転や勝ち越しゴールを決めての勝利、ホームでは大量得点での圧勝。
勢いに乗る勝ち方ですし、本当に最高の形での4連勝です。
贅沢を言うなら無失点での勝利といきたかったところですが、ここで点を取られるところがタールアらしいというか、ある意味チームカラーのようなものなので気にしません。
それよりもこの日センターバックを務めた志村選手とホニーですが、前半開始早々に危ないシーンがありましたが、それ以外は危なげなくほぼ完璧といっていいと思います。
特にホニーは貴重な追加点となるゴールまで決めてますから文句なしでしょう。
次節は出場停止が解けた17番イルファンは戻ってくると思いますが、5番プトロスはまだ分からないので、次もホニーの出番があるのではないでしょうか。
それにしても14番ティーラサックは神がかっていますね。
4試合で5ゴール。それも全て途中出場でのゴールですから、どれだけ決定力があるんだって話です。
29番モタが不調なだけに、ティーラサックをスタメンで起用してはという思いもありますが、スーパーサブとして結果を出しているので、ジョーカーとしてベンチに置いておきたい気もします。
そのモタですが、ゴールこそないもののアシストはありますし、惜しいシュートもあるのでそこまで心配はしていません。
幸いチーム状態はいいので、結果を出していなくても色々言われることもないですし、焦らずプレーしてくれればいいです。
逆にここまで眠っていて、来月のブリーラム戦あたりで爆発してくれればいいんじゃないかと。
一方敗れたスコータイですが、スコアほど悪くはなかったと思いますよ。
特に10番のバッジオが出てきてからは攻撃に迫力がありましたし。
正直スタメンだったら前半はもっと厳しい展開だったかもと思いました。
さて、次は9/1(日)のアウェイでのラーチャブリー戦です。
ラーチャブリーはバンコクから車で1時間ほどの距離。
ということは・・・いけるじゃないですか!
この目でしっかりと開幕5連勝を見届けてきます。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!