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T1第11節 ポートFC対ムアントン・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2024-2025】
まえがき
どうも、きーきあっです。
木曜日にACL2を戦ったばかりで日曜日の今日はリーグ戦。
タールアもついに過密日程の中で戦うクラブになったんだなあと感慨深いものがあります。といっても選手は大変ですけど。
そのACL2の試合は、中国の浙江FC相手に1-0で見事に勝利。
2戦2勝で現在グループリーグ首位と、期待以上の活躍をしてくれています。
その試合の様子はこちらからどうぞ。
で、今回は、
T1第11節 ポートFC対ムアントン・ユナイテッド
の観戦記をお届けします。
我らがタールアことポートFCとムアントンとは浅からぬ因縁がありまして。
というのも、遡ること数年前、タールアとムアントンのサポーターが衝突、怪我人が出てしまう暴行事件へと発展しました。
両チームに勝ち点剥奪やその後数試合の無観客試合などの処分が下される事態となったのですが、それ以来タールアとムアントンの試合が行われる際は、どちらのホームの試合でもアウェイのサポーターがスタジアムに入れないという処分(自粛?)が続いておりました。
しかし、昨シーズンのタールアのホームの試合から、ムアントンサポーターのPATスタジアムへの入場が解禁されました。
ちなみにその日はタールアのサポーターとムアントンのサポーターも特に問題を起こすこともなく、また試合は4-3の打ち合いの末タールアが勝利するという、超絶面白い内容でした。
その様子はこちらからどうぞ。
さて、この日はどんな試合を見せてくれるのか、またどのような盛り上がりを見せるのか、とても楽しみにスタジアムへと向かうのでした。
スタジアムへGO!
そんなわけで日曜日の午後に聖地PATスタジアムへと出発しました。
一見いつものスタジアム前のスタグル通りですが、なんとこの日はダフ屋があちこちにいました。
なんでも当日券を求める人たちが昼前の時点で長蛇の列を作っていたそうで、さすがムアントン戦。
こういう時にシーチケホルダーで良かったなあと心から思います。
シーチケ最高。
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小腹が空いていたこともあって、揚げ物がやたらと美味しそうに見えます。
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そしてその誘惑に負け、フレンチフライを購入。50バーツでした。
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いざ、観戦!
開門時間もやってきたので、いつものようにメインスタンドへ。
毎回言いますけど、最高の眺めです。
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さて、恒例のきーきあっ式タールアのスタメン紹介です。
まずはGK。36番ウォラウット。
タールアの守護神。
といっても絶対的な安心感はないですが、それでもここまでは十分合格点はあげられる働きです。
いや、何度かスーパーセーブで助けられているので、やっぱり頼れる守護神かな。
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センターバックは6番アッキー。タイ代表。
昨シーズンは彼が出ていると不安で仕方なかったし、その不安が的中してしまうシーンが何度もありましたが、今シーズンはそこまでの不安さはなし。
むしろ頑張っている方だと思います。
これはシーズン前にアビスパ福岡に練習参加した成果なのか?
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もう1人のセンターバックは35番ホニー。元U-23ガーナ代表。
185cmの長身とゴツい体で、鉄壁を誇るセンターバック。
と思いきや、ここのところスピードで振り切られるシーンがチラホラ。
そろそろバレてきた感が。
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右サイドバックは4番スパナン。タイ代表。
スパナンが復帰したタイミングでポジションを争う3番アスナウィが怪我でベンチ外。
スパナンにとってはチャンスだけど、アスナウィが調子上がってきただけに残念。
そんな思いを吹き飛ばす活躍をしてほしい。
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左サイドバックは23番ケヴィン。タイ代表。
チームの得点パターンとして最も多いのが、ケヴィンが左サイドをえぐってからのクロスにFWが合わせるというもの。
つまりタールアの攻撃に欠かせない選手です。だから怪我しないでね。
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ボランチは33番志村選手。
前節より怪我から復帰。そして3日前のACL2ではスタメン出場。
その試合では終了間際に担架で運ばれ途中交代したので心配したけど、この日も無事スタメン出場。
もうタールアには欠かせない選手なので、怪我だけは本当に気をつけてくださいね。
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ボランチのもう1人は47番シッタ。U-23タイ代表。
186cmの大型ボランチでティーラサックに次ぐ、タールア期待の若手。
なんとまだ20歳。
ぜひ大きく育って、そのままフル代表にも選ばれる活躍を見せてほしいです。
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右サイドハーフは22番フェリペ。
スピードとテクニックに優れたブラジル人FW。
昨シーズン途中からしれっとタールアに加入し、徐々に結果を出し今シーズンも残留。
ただ、開幕前は29番モタや26番ドゥンブーヤの方が期待されており序列は下だった。
しかし、両選手が思ったような結果を出せない中で出場機会を少しずつ増やし、結果も出したことでスタメンの座を奪回。
10番ボーディンも負傷欠場中のため、実は一番期待できるのが彼だったりする。
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左サイドハーフは14番ティーラサック。タイ代表。
開幕当初はスーパーサブとしての起用ながら毎試合のようにゴールを決め、何でスタメンで使わないのかと思っていたところ、いざスタメンで起用すると輝きが消えてしまった。
やっぱり途中出場じゃないとだめなのか?
でもそんなんじゃ、タイ代表のエースの座は奪えないので、ここはしっかりと結果を残してほしい。
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トップ下は89番ピーラドン。タイ代表。
彼がいることで試合が締まるし、落ち着けられるしと、今のタールアの中盤には欠かせない選手。
本職はボランチだが、今日はトップ下での起用。
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1トップは29番モタ。元U-17ブラジル代表。
あんまりこういうことを言いたくないけど、昨シーズンBUFCで観ていたモタと本当に同一人物なのか?
そう思ってしまうほど、期待していた成績は残せていない。
それでもスタメンで起用しているのは期待の証し。
そろそろゴールで応えてほしい。
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以上、きーきあっ式タールアのスタメン紹介でした。
さて、両チームの選手が入場してきました。
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ムアントン戦ともあって、スタジアムは満員。
ウルトラスが陣取るゴール裏も盛り上がりを見せます。
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更にムアントンを煽るビッグフラッグまで。
こういうの大好きです。もっとやれ。
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こちら対戦相手のムアントンの選手。
昨シーズンはエカニットとウィーラテップが、そして今シーズンはジャルンサックと、主力中の主力が移籍しながらも昨シーズンは5位。そして今シーズンもここまで7位と健闘しています。
僕も今シーズンムアントンの試合を観に行きましたが、思った以上にいいサッカーをしていました。
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一方タールアの選手。
ここまでリーグ2位。ACL2も2戦2勝でグループ首位と本当によくやってます。
この日勝てば何と首位に躍り出ます。
首位のブリーラムが2試合少ないことは無視して、首位に立つタールアが観たい!
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さあ、キックオフです。
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なんとキックオフ16秒でタールアが先制します。
左サイドを駆け上がった23番ケヴィンが相手陣内深くまで切り込み、グラウンダーのパスを出したところに22番フェリペが合わせゴール。
こんな素晴らしい崩しはないだろってくらい見事な崩しで、スタジアムは第熱狂!
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開始早々の先制ゴールでしたが、その後はさっぱり。
反対に前半22分にムアントンが追いつきました。
コーナーキックを合わせての同点ゴール。
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その後もムアントンペースで試合は進みますが、前半は1-1でハーフタイムを迎えます。
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あのキックオフ直後のゴールは何だったんだと思いながら後半スタート。
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何とか勝ち越したいタールアは懸命に攻めますが、決め手に欠け結局1-1のドロー。
タールアは首位に立つどころか、この日勝利したバンコク・ユナイテッドが首位に立ち、タールアは3位転落です。
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試合の感想なぞ・・・
開始16秒、しかも最高に美しい流れでの先制ゴールを挙げたことで、今日は楽勝だろうと思ったら、その後90分沈黙するとは想像すらしていませんでした。
とはいえ、結果は妥当といえます。何なら負けなくてよかったと思ってしまうほど。
4番スパナンとか14番ティーラサックとか、今日はどうしたの?っていうプレーだった選手が何人かいたのが気になりますが、でも仕方ない。
こういう日もあります。それに木曜日に試合をしたばかりで疲労もありますし。
まあ、対戦相手のムアントンも水曜日に試合がありましたけどね。
勝てなかった悔しさは帰りにスタジアム前の屋台で買ったパッタイを食べ忘れました。
久しぶりにパッタイを食べたけど、なんか美味しかったなあ。
バンコク・ユナイテッドに抜かれ3位に落ちましたが、まだ11節。そこまで気にすることではないです。
それに次節はアウェイでそのバンコク・ユナイテッドとの試合がありますし。
ここで勝てばいいだけの話です。相性が悪い相手ですけどね。
それと10/30(水)には、先日雨で中止となった延期分のACL2第2節、ライオンシティとの試合もあります。
バンコク・ユナイテッドとの試合も大事ですが、この試合も大事。
ここで勝てばほぼグループリーグ突破が見えてくるので、ぜひとも勝ち点3が欲しいです。
と、リーグ戦にACLとハードなスケジュールが続きますが、これは強豪クラブになるための試練。
こういう過密日程をこなすことでクラブとして、選手としての経験値が上がっていくはずですから、何としても頑張ってほしいです。
ただ怪我だけはしないように、どうかひとつ。
ということでリーグ戦もACLも、そしてこれからは2つのカップ戦も始まり、ますます忙しくなりますが、サッカーを観られる喜び、愛するクラブを応援できる幸せを噛み締めながら日々過ごしていきたいと思います。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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