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T1第13節 ポートFC対ランプーン・ウォーリアーズ観戦記【タイリーグ2024-2025】


まえがき


どうも、きーきあっです。

1か月にわたって行われたAFF三菱電機カップも終わり、大会中に中断していたリーグ戦もいよいよ今週末に再開となります。

その三菱電機カップは残念ながら決勝戦でベトナムに敗れてしまい、タイは大会3連覇を逃してしまいました。

その悔しかった試合の様子はこちらからどうぞ!

ただ、リーグ戦も始まりますし、悔しがっている暇はありません。
我らがタールアことポートFCは現在3位ですが、他のクラブよりも1試合少ない試合数なんです。

そのため週末のリーグ戦再開に先駆けて、水曜日に試合を行います。
というわけで今回は、

T1第13節 ポートFC対ランプーン・ウォーリアーズ

の観戦記をお届けします。

2位のバンコク・ユナイテッドとは現在勝ち点4差。
この試合に勝てば勝ち点1差となるので、何としても勝たなくては。

そんな気合十分な状態でスタジアムへと向かうのでした。

スタジアムへGO!

というわけで2025年初めての聖地PATスタジアムへ。

平日の夕方にもかかわらず、屋台もしっかり出てましたしサポーターの姿も結構見られました。皆仕事してんのかな←お前が言うな

それとこの日は試合終了後にバンドのライブ演奏があるらしく、ステージが設営されていました。
何も平日にやらなくてもと思いますが、新年最初のホームゲームということで企画されたんでしょう。

いざ、観戦!

さて、さっそくスタジアムの中へ入ります。
いつものようにメインスタンドでの観戦です。

さあ、いつものようにきーきあっ式タールアのスタメン紹介です。

まずはGK。1番ソンポーン。

昨シーズンの正守護神でしたが、終盤に怪我をしてしまいました。
今シーズン開幕後もずっと欠場中でしたが、ここに来て復活。

欠場中に出場していたGKはどれもパッとしなかったので、ここで一気に正守護神の座を奪回したいところ。

センターバックは17番イルファン。シンガポール代表

正直言います。もっとやってくれると思ってました。
BGでのプレーを観ていた時はいい選手だと思ったんだけど。

確かにフィジカルは強いですが、足元の弱さは致命的。
彼にボールが渡るとちょっとドキドキしてしまいます。

後半戦はそんな印象を吹き飛ばすくらいの活躍をしてほしいです。

もう1人のセンターバックは35番ホニー。元U-23ガーナ代表

タールアのセンターバックで一番信頼できるのが彼。
まあ、他があまりに頼りないということでもあるんですけど。
ただ、彼が一番大きなミスが少ないので、頼りにしてます。

右サイドバックは3番アスナウィ。インドネシア代表

今シーズン一押しの選手がアスナウィ。
豊富な運動量と積極的なドリブルが武器。
それに気持ちが入ったプレーは観ていて思わず応援したくなります。

ちょっと強引すぎてボールを奪われることもありますが、それでもめげずに更に仕掛けるというメンタルの強さも好きです。

左サイドバックは23番ケヴィン。タイ代表

先日行われたAFF三菱電機カップでは、タイ代表における左サイドバックの人材難が露呈しましたが、彼が出ていればそんな評価にはならなかったはず。

残念ながら負傷明けということで選ばれなかったのだと思いますが、3月のアジアカップ予選では彼が左サイドバックのレギュラーの座を掴むはず。
ただ、怪我がちなので、その前に万全の体調で3月まで過ごしてほしいです。

ボランチは5番プトロス。イラク代表。

本当はセンターバックで起用してほしいといつものように言ってますが、この日もボランチでの起用。

本人も攻撃の方が好きらしく、ロングパスをガンガン通したがります。
ちなみにその成功率は・・・。でもたまに「おおっ!」と唸るパスを出すので、まあいいやって気持ちになります。

もう1人のボランチは89番ピーラドン。タイ代表

AFF三菱電機カップではキャプテンを務め、優勝こそ逃しましたが彼自身のプレーはとてもよかったと思います。
そのプレーをぜひタールアでも見せてほしいです。

右サイドハーフは7番パコーン。タイ代表

今シーズンはここまで途中出場が多いのですが、それなりに良いプレーをしてくれています。

右サイドからのクロスやフリーキックの精度の高さは彼の大きな武器です。

左サイドハーフは22番フェリペ。

開幕前は優先順位が低かったのですが、一番期待されていたFWのモタがまさかの絶不調。

そこでやってきたチャンスを見事に掴んで、しっかりとレギュラーの座を掴みました。
ブラジル人らしいテクニックに優れた選手です。

トップ下は44番ウォラチット。タイ代表

AFF三菱電機カップでは以前のような輝きを見せてくれました。
これが何故タールアでは出せないのか。
いや、後半戦こそ出してもらわないと困ります。

1トップは、26番ドゥンブーヤ。元ギニア代表。

開幕前は余剰気味ではないかと思っていましたが、故障や不調でまさかのファーストチョイスがこのドゥンブーヤ。

でもここまで4ゴールと彼は頑張ってます。反対に彼がいなかったらと思うとゾッとします。

以上、きーきあっ式タールアのスタメン紹介でした。

こうやって見ると、開幕戦とは随分メンツが変わってしまいました。
何よりエースの10番ボーディンがいないのが痛いです。

ボーディンがいるといないとでは、タールアのサッカーは大きく変わってしまいます。
まるで翔陽における藤真のようです。←何故スラムダンクで例える?

さあ、両チームの選手が入場してきました。

ゴール裏のタールアのサポーター。

こちらアウェイのランプーン・ウォーリアーズ。
現在11位と、まあ順当と言えば順当の順位。

こちらはタールアの選手たち。
現在のところリーグ3位。上位の2チームには離されないようにここは勝たなくては。

さあ、キックオフです!

今シーズンは前半の内容がイマイチという試合がやたらと多いのですが、この試合も例外ではありませんでした。

しかし、前半終了間際にVARによる判定の末、相手選手がペナルティエリアでハンドの反則を犯しPKのチャンス。

PKを蹴るのは26番ドゥンブーヤ。
これを確実に決め、ラッキーな形でタールアに先制点が入りました。
そしてこのまま1-0でタールアがリードしハーフタイムを迎えました。

さあ、後半戦。

今シーズンは前半がイマイチ、そして後半に立て直すという試合ばかりですが、やっぱりこの試合も例外ではなく。

後半開始早々、タールアに追加点が入ります。
コーナーキックから89番ピーラドンが技ありのヘディングシュート。

その後も前半とは打って変わって、多彩な攻撃を見せるタールア。
そうだよ、こういうサッカーが観たかったんだよ!

ただダメ押し点が入りそうで入らず。
こういう時は得てしてポーンと失点しちゃうだよなあって思っていたら案の定。

追加点が入ってからの余裕モードから、1点返されたことでドタバタモードにスイッチ。
そんな流れを変えるべく、33番志村選手を投入。

怪我から復帰したのね。本当に良かった。

その後も惜しいシーンや危ないシーンがありながらも、何とか2-1で逃げ切ってタールアが勝利。

試合の感想なぞ・・・

いい試合、イマイチな試合で分けるなら後者なんですが、それでも勝ったのだからよかったよかった。

毎試合前半はわざと力を温存しているの?ってくらい、ダラダラとした前半だったのですが、後半は良かったですよ。
前半と比べパスは繋がり、流れるような攻撃が観られたし、また攻撃のバリエーションも多かったですし。失点はしたけど。

ただ、ひと昔前と比べると攻撃の破壊力というか迫力は年々なくなってきている気がするんですよね。

例えるなら昔はハンマーでぶん殴るような攻撃だったのですが、今はナイフを振り回すみたいな。

個人的には昔のような3点取られても5点取ってやるみたいなサッカーの方が好きですし、それがタールアの芸風もといチームカラーだと思っているのですが、最近はなんか小じゃれたサッカーをするなあと。

まあ、この試合もエースのボーディンがいなかったり、志村選手もようやく終盤から出場したりと、ベストメンバーではないので迫力不足なのは仕方ないんですけども。

それはさておき、この試合を終えちょうどリーグ戦の半分を消化しました。
そんな中でタールアは3位。2位のバンコク・ユナイテッドとは勝ち点1差、首位のブリーラムとは勝ち点10差です。

ブリーラムとはちょっと離されていますが、決して逆転が不可能な数字ではないですし、まだ15試合もあるわけですから、何とか食らいついてほしいです。

それにブリーラムは今回のAFF三菱電機カップにおいて色々納得いかないことをしてますし(詳細はAFF三菱電機カップ決勝戦の記事を読んでください)、元々あまり好きでない中で今回の件で憎いクラブへと変わりました。

ですので、何とかブリーラムより上の順位となって、

『ざまあみろ、ネーウィン!正義は勝つのだ!』

と言い放ちたいです。←なんか屈折している

そのためにはボーディンをはじめ、一日も早くベストメンバーが揃ってくれないと困ります。
あと、もう怪我人を出したくありません。

さて、次の試合は週末に行われるチェンライ・ユナイテッドとのアウェー戦。

日曜開催ということもあり、残念ながら現地観戦とはいきませんが、自宅から念を送りたいと思います。

というわけで後半戦も頑張れタールア!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!

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きーきあっ
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