T1第18節 ムアントン・ユナイテッド対BGパトゥム・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2023-2024】
まえがき
どうも、きーきあっです。
日本は今週末からJリーグの新しいシーズンが開幕しますが、タイリーグは後半戦に入っております。
土曜日には愛するタールアことポートFCがアウェイで最下位のプラチュアップに痛恨の引き分け。
内容もイマイチで何ともモヤっとした日曜の朝を迎えたわけで。
サッカーのストレスはサッカーで解消せねば。
ということで今回は、
T1第18節 ムアントン・ユナイテッド対BGパトゥム・ユナイテッド
の観戦記です。
実はこの試合、前から楽しみにしていたんですよね。
というのも、今シーズンからチャナティップがBGパトゥムに加入したわけですが、コンサドーレ札幌に移籍する前にプレーしていたのがムアントン・ユナイテッド。
チャナティップが古巣と対戦するわけですから注目しないわけにはいきません。
ちなみに前半に行われたBGパトゥムのホームゲームでは負傷のため出場しなかったので、正真正銘、初めてのムアントン相手のプレーとなります。
と、当初はチャナティップ目的で行ったのですが、これが非常に面白い試合でした。
そんなわけでさっそく観戦記をどうぞ!
スタジアムへGO!
ということで、ムアントンのホームスタジアム、サンダードームに向かったわけですが、その前に腹ごしらえも忘れません。
スタジアムからバイクで5分ほどのところにある【Rat get Fat】でハンバーガーとホットドッグを平らげました。
ここがめちゃくちゃ美味しくて!詳しくはまた別の記事で書きますが、ハンバーガー好きには超絶おすすめしたいです!
とりあえず地図だけは載せておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
バーガーとホットドッグを食べすっかり満腹状態のままスタジアムへ。
こちらはメインスタンド側の入口。
チケットはタイチケットメジャーというサイトで事前に購入し、メインスタンドは指定席だったのでギリギリの到着でも良かったのですが、1時間以上前に到着しました。
というのも、いつも一緒に観戦するタールアサポの仲間が急遽感染することになったのでした。
彼らは前日にタールアを応援しにプラチュアップまで行っていたのですが、この日帰ってきた足でそのままこちらにやってきたのです。
僕もサッカー馬鹿だという自覚はありますが、彼らも相当です。そしてそんな彼らが大好きです。
久しぶりに会ったこともあり、色々話をしつつ、開門まで時間を潰しました。
いざ、観戦!
程よい時間になったので、スタジアムの中に入ります。
今回はメインスタンド中央側の席をゲットしました。値段は220バーツです。
こちらメインスタンドからの眺め。
キックオフが18時ということもあり、まだこの時間はメインスタンドに座ると夕陽の洗礼をもろに浴びます。陽が落ちれば問題ないですが、それまで待てないよって人はバックスタンドがよろしいかと。
陽が落ちてくると、こんな感じに。やっぱりこのスタジアムは観やすいしかっこいいです。
にっくきムアントンのホームスタジアムですが、悔しいけど大好きです。
スタメン発表時、チャナティップの名前がコールされるとムアントンのサポーターからも歓声が。
こういう時にブーイングではなく拍手や歓声が上がるのがタイリーグの素晴らしいところです。
そしてチャナティップに負けず劣らずの完成が上がったのが、GKのカーウィンの名前がコールされた時。
カーウィンといえば、ムアントンの黄金時代を支え、またタイ代表でも長年守護神の座を守り続けたレジェンドGK。
今シーズンは試合出場もなくもうコーチ的な扱いなのかと思いきや、ここに来てスタメン。今シーズン初スタメンどころか初出場です。これは楽しみ!
さあ、両チームの選手が入場してきました。
隣には205cmのフランス人DFディアエが隣にいるので余計に小さく見えるチャナティップ。
いや、エスコートキッズともそんなに身長変わらないじゃん。
こちらはアウェイのBGの選手。現在4位です。
一方ホームのムアントンの選手。
ここまで13位と気が付けば降格圏がすぐ目の前。
更にリーグ中断中に主力選手の18番ウィーラテップがバンコク・ユナイテッドに移籍してしまうなど、戦力ダウンもあり苦しい状況です。
ちなみにBGの監督は手倉森さん。昨年12月から2度目の就任です。
さあ、キックオフです!
両チームの状況からいってBGが優勢かと思ったら、ムアントンも頑張り互角の展開。
そして先制したのはホームのムアントン。
20番のポラメットのFKが相手選手に当たってゴールに吸い込まれました。
メインスタンドのサポーターは大騒ぎ。
前半はそのまま1-0でムアントンがリードしハーフタイムを迎えました。
前半はムアントン優勢でしたが、後半はBGペース。必死にムアントンゴールに襲い掛かりますが、GKカーウィンがファインセーブを連発。BGの猛攻をしのぎます。
そして前節のリーグデビュー戦で初ゴールという、衝撃のデビューを飾った大森晃太郎選手が途中交代で入ってきました。
その後もひたすら守っていたムアントンですが、そんな中で見事なカウンターが炸裂。
11番ジャルンサックが抜け出してから冷静にゴールを決め、これで勝負あり。
そのまま2-0でムアントンがBGを下し、非常に大きな勝ち点3をゲットしました。
試合の感想なぞ・・・
前節はタールアに0-2からの逆転負けという、ダメージの残る負け方をしたムアントンですが、この日はとてもいいサッカーをしていました。
両サイドからの攻撃は迫力がありましたし、守備も気合を感じました。
この試合に限って言えば、13位に沈むチームのサッカーではありませんでした。
一方BGは正直イマイチでした。特に前半は連携も噛み合っておらず、ゴールの匂いがしませんでしたね。
後半は惜しいシーンがいくつもありましたが、決めきれずにいたところでカウンターを喰らってしまい、これは非常に痛い1敗ではないかと。
注目のチャナティップですが、やっぱりまだトップフォームではないのかなあ。
さすがと思わせるプレーもありましたが、こんなもんじゃないはず。怪我の影響もあるのかなと心配になります。
それにしても面白い試合でしたし、スタジアムの雰囲気も良かったし、観に行って良かったなあと思いました。
タールアが3位、BGが4位なので、そりゃあムアントンを応援しましたが、それでも中立に近い立場で純粋に試合を楽しもうと思い観に来ましたが、こういう気持ちで観戦するのもいいもんです。
タールアの試合のようにチームの勝利を願って観戦も、中立の立場で純粋にサッカーを楽しむ観戦も、どちらも楽しい。そしてどちらも大切。
やっぱりサッカーって面白いし、サッカー観戦っていいなあって思いながら、バイクを飛ばして帰りました。
というわけでサッカー観戦って本当にいいもんですね。
サッカー最高!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!