T1第1節 ムアントン・ユナイテッド対チェンライ・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2023-2024】
どうも、きーきあっです。
タイリーグの2023-2024シーズンが開幕しました。
僕が応援するタールアことポートFCは昇格組のナコンパトム・ユナイテッドとアウェイで対戦し、2-2の引き分けという結果に終わりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
そしてこの開幕節には気になるカードがありました。
それが今回観戦記をお届けする、
ムアントン・ユナイテッド対チェンライ・ユナイテッド
の試合です。
タイリーグのビッグクラブと呼べるのは、ブリーラム・ユナイテッド、BGパトゥム・ユナイテッド、ポートFC、バンコク・ユナイテッド、チェンライ・ユナイテッド、チョンブリーFCにムアントン・ユナイテッドの7クラブだといえますが、開幕節はそれぞれ昇格組や昨シーズン下位だったクラブとの対戦がほとんどでした。
そんな中でビッグクラブ同士が開幕節で当たるこちらのカードは今シーズンを占う意味でもぜひ観ておきたかったんです。
というわけで、そんな注目の試合の観戦記をどうぞ!
スタジアムへGO!
この日試合が行われたのはムアントン・ユナイテッドのホームスタジアム、サンダードーム・スタジアムです。
スタジアムの場所ですが、ノンタブリー県のムアントン・ターニーというところにあります。
バンコク市街から車で40~50分ほどで行けるので、そこまで遠くはないです。
周りにはコンサートなどが行われるインパクトアリーナや、展示会などのイベントで使われるインパクトエキシビジョンセンターなどがあります。
こちらがスタジアムのメインスタンド側の入口。
チケット売り場はメインスタンド側のゲートをくぐった左手側にあります。
また、バックスタンド側にもあります。
こちらが座席表&料金表です。
今回はメインスタンドのチケットを購入しました。
値段は220バーツでした。
タイリーグのスタジアムは自由席のところも少なくないですが、こちらのスタジアムは指定席です。
続いて向かったのはクラブストア。
メインスタンド側にもクラブストアはありますが、バックスタンド側の方が広く、またユニフォームのマーキングもバックスタンド側にあるので、こちらの方がおすすめかな。
実はムアントンのユニフォームを持ってきていたのですが、数年前に購入したもので、せっかくなら新しいのを買っちゃえという気持ちになってしまいました。
恐るべしクラブストア。
新シーズンのユニフォーム以外にも、過去のユニフォームはセール価格で販売していましたし、またポロシャツやTシャツなどグッズが充実しているのも素晴らしいです。
タールアももっと普段使いできるようなTシャツとか売ればいいのに。
いくらタールアサポでも、さすがにマダムペーンのTシャツは街中では着れません。
最後まで買おうか迷ったTシャツはこちら。
マリオとはイケオジ監督ことマリオ監督のことです。
タイリーグのクラブの中で毎試合マッチデイプログラムを販売しているのはムアントンくらいじゃないかなあ。
ということでバックナンバーも売ってます。
勢いというのは怖いもので、本当にムアントンの新シーズンのユニフォームを買ってしまいました。
値段は890バーツにマーキング料150バーツの計1,040バーツでした。
マーキングまでして完全にムアントンサポーターじゃんって思われるかもしれませんが、れっきとしたタールアサポです。
ユニフォーム購入時にマーキングしたい旨を告げると、レシートと一緒にメモを渡されます。
そのメモとユニークを持って、クラブストアの前にあるこちらへと向かいます。
そして希望する選手の名前(もしくは背番号)を伝えれば、手際よくチャチャッとマーキングをしてくれます。
ということでこちらがムアントンの23-24シーズンのユニフォームです。
なかなかかっこいいです。
マーキングは先日アップしたタイリーグガイドで、ムアントンの注目選手として紹介した18番ウィーラテップにしました。
本当に期待してるんだから頑張れ!
ユニフォームをゲットしご満悦になったところで、スタグルを紹介します。
と言いたいところですが、以前バックスタンド側にはもう少しお店が出ていたのに、2店舗のみでした。
好きなおかずをご飯の上に載せてくれるぶっかけ飯系と、ソーセージや揚げ物などのスナック系の屋台でした。
あとはメインスタンド側にもスナック系の屋台が出てますが、正直スタグルはあまり充実していないかな。
ガッツリ食べたい人はスタジアム近くの商業施設やコンベンションセンターの中の飲食店を利用すると良いと思います。
この日は暑かったのでコカコーラゼロを購入。
30バーツでした。
いざ、観戦!
開門時間が来たので入場します。
メインスタンド側のゲートです。チケットと荷物のチェックがあります。
メインスタンド側の眺め。
このスタジアムでは何度も観戦したことがありますが、今までで一番良い席だったかも。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
ムアントンのゴール裏に陣取るウルトラス。
ムアントンのサポーターはタイリーグの中で一番欧州っぽいと思うのですが、ここ数年サポーターが減ってきている気が。
強かった頃はこのゴール裏にもっと勢いがあってかっこよかったのに。
一方こちらはチェンライのサポーター。
チェンライはタイ最北端のT1クラブですが、大勢のサポーターが訪れてしました。
この日は3連休の中日だということもあるのかな。
こちらはメインスタンド。試合が始まる頃にはほぼ満席でした。
そして一番活気があったのもこのメインスタンド側でした。
以前から思っていたのですが、ムアントンのメインスタンドにいるサポーターって、サッカーを観る目が肥えている感じがするんですよね。
こちらムアントンの選手。
昨シーズンは4位と久しぶりに上位に食い込みました。
ホームでの開幕戦を飾ることができるか!?
チェンライの選手たち。
昨シーズンは5位に終わりましたが、2019シーズンのリーグ王者でもあります。
こちらがムアントンのマリオ監督。
いつもオシャレなスーツで本当にイケオジです。
あと元タイ代表の守護神カーウィンがベンチにいたんだけど、選手登録には入っていなかったんですよね。彼はコーチなのかな?
さあ、キックオフです!
試合はというと、終始ムアントンのペース。
サイドをうまく使って攻め惜しいシーンもあったのですが、ゴールを奪えず。
反対に見事なカウンターから先制ゴールを挙げたのがチェンライ。
その後もムアントンの攻撃をのらりくらりとかわします。
こちらチェンライの監督。ちょうど目の前がチェンライのベンチだったのですが、彼がまあうるさいうるさい。
試合終盤でムアントンがPKを得たかに思いましたが、VARの結果PK取り消し。
ここでもチェンライの監督がうるさいうるさい。
VARをチェックする主審を見る選手たち。
中央のムアントンの選手がPKをゲットしたように見えた11番ジャルンサック。
翌日ハイライトを見たら、あれはPKじゃなかったな。
結局そのまま0-1でチェンライが勝利。
反対にムアントンはホームでの開幕戦を勝利で飾ることだできませんでした。
試合の感想なぞ・・・
いかにもチェンライらしい勝ち方というか、試合巧者ぶりを発揮したというか、そんな試合でした。
正直、観てて特に誰がよかったというのもなかったし、決して内容は良くなかったんですけど、あのカウンターは見事でした。
この内容で勝つんだからさすがだなあと。
それと途中でも書きましたが、チェンライの監督がまあうるさい。
指笛で選手を呼んで色々指示を出しているのですが、選手は聞いているんだか聞いてないんだか。
あと、10番のシワコーンが交代時に監督にブチ切れてたんだけど、大丈夫なのかな。シワコーンはキャプテンなのに。
あと通訳とかコーチとかとも試合中なんか言い合いしてたし、なんかチーム内がうまくいってるのかいってないのかよく分からない感じでした。
一方、ムアントンはというと、負けたけど内容は悪くなかったんですよね。
いや、内容だけで言えばムアントンの方が良かったし。
11番のジャルンサックがキレッキレでしたよ。
前半は左サイド、後半は右サイドでプレーしていたのですが、スピードもテクニックもあって、何度も危険なシーンを作ってました。
もしこの試合の後にユニフォームを買っていたら、11番をマーキングしていたはず。それくらいお気に入りの選手になりました。
そして僕がマーキングした18番のウィーラテップはというと、イマイチだったかな。
ボランチとしても攻撃に繋げる効果的なパスが少なく、ボールが来ても最終ラインへのバックパスばかり。
前を向いてボールを受けていないことが多く、あれでは相手に脅威を与えられないなあと。
ムアントンは敗れたものの、内容は悪くなかったし、攻撃陣はみりょくてきでしたが、その一方で弱点は守備陣じゃないかな。特に3バックの左を務める17番のティーラパットが危なっかしいプレーが多かったです。
実際先制点もチェンライがそこを突いて右サイドを崩してのゴールでしたし。その後もティーラパットの裏を狙うプレーが目立ちました。
ということでビッグクラブ同士の開幕戦対決はチェンライに軍配が上がりました。
スタジアムの雰囲気も良く、試合も面白かったので観に行って良かったなあと思いました。
というわけで、開幕節もしっかり2試合観戦しましたが、やっぱり生観戦は最高ですね。
この調子で今シーズンも順調に観戦試合数を増やしていきたいと思ってます。妻に怒られない程度に。
ということで、以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!