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T1第17節 ポートFC対コンケーン・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2024-2025】


まえがき


どうも、きーきあっです。

年が明け、リーグ戦も再開したタイリーグ。
そんな中で我らがタールアことポートFCは先週末のチェンライ・ユナイテッド戦で残念ながら0-1で敗戦。

バンコク・ユナイテッドとブリーラム・ユナイテッドの首位攻防戦があったため、3位のタールアは絶対に勝たなくてはならなかったのに、こういう試合を落とすあたりがタールアらしいというか。

そこで落ち込んでいたらタールアサポなんてやってられません。
幸いにもすぐ水曜日に試合があるので、落ち込んでいる暇がないというのもありますけどね。

というわけで今回は、

T1第17節 ポートFC対コンケーン・ユナイテッド

の観戦記をお届けします。

ちなみに対戦相手のコンケーンは現在5連敗中の最下位。
そりゃあ負けるわけにはいきません。

そんな思いでスタジアムへと向かうのでした。

スタジアムへGO!

仕事を終え、聖地PATスタジアムへ向かうのですが、この日は18時キックオフ。
そんな日に限ってスムーズに会社を出られず、ちょっとイライラしながらスタジアムへ到着。

平日ではありますが、いつものように屋台も出ておりました。

とりあえずスプライトだけ買ってスタジアムの中へと入ります。

いざ、観戦!

いつもはメインスタンドで観戦するのですが、メイン側まで移動するのが面倒で、バックスタンド1階で観戦しました。

たまーにバックスタンドで観ることもあるのですが、1階で観るのは何年ぶりだろう。
でもこの角度から観るのもいいもんだなあと思ったり。

両チームの選手が入場してきました。

こちらアウェイのコンケーン・ユナイテッドの選手。
先ほども書いたように、現在5連敗中で最下位。
これは絶対に勝ち点3をゲットしなければ。

一方、タールアの選手。
前節はアウェイでチェンライ・ユナイテッドに負けてしまいましたが、それでも現在は3位。

スタメン紹介には間に合わなかったので、いつものきーきあっ式タールアスタメン紹介はやらずに、簡易バージョンでお届けします。

GKは1番ソンポーン、センターバックは5番プトロスと6番アッキー。
右サイドバックは4番スパナンに左サイドバックは23番ケヴィン。

ボランチは33番志村選手と89番ピーラドン。
左サイドハーフは10番ボーディンに右サイドハーフは62番チャイヤワット。

そして2トップに9番タルデリと26番ドゥンブーヤの、4-4-2のフォーメーションで臨みます。

ボーディンと志村選手がスタメン復帰したのに驚いたのはもちろんですが、
それよりびっくりしたのが9番タルデリのタールア復帰。

前節のチェンライ戦でメンバー表に彼の名前が入っていた時には誤植だと思ってました。まさか復帰しているとは思わなかったし、Wikipediaを見たら背番号9は別の選手が付けてましたし。
しかもそのチェンライ戦は途中からテレビ観戦が出来なかったので、彼が出場していたことも知りませんでした。

確かに昨シーズンはタールアで12ゴールを挙げましたが、数字よりも貢献度が低いというか、大事なところで外してばかりの印象しかなく、昨シーズン限りで退団したのにも納得でした。
しかも34歳ですし。

今シーズンはプラチュアップでも3ゴールとそこまで成績を残していないですし、何故で復帰させたのかがわかりません。
そんなタルデリがスタメンとは。

この時点ではお願いだから僕の不安を吹き飛ばしてほしい。そう願っていました。

さあ、キックオフです!

開始早々、コンケーンのFWブレナーが負傷交代。
これは完全にタールアが押せ押せにならなきゃウソでしょって思っていたら、先制したのはまさかのコンケーン。

右サイドからのクロスを上手く合わされ見事なゴールではありましたが、タールアの最終ラインのマークの甘さが原因でもありました。

相変わらず前半がダメダメなタールアにちょっとイライラしかけたところで、タールアが追いつきました。

決めたのは26番ドゥンブーヤ。左サイドからふわりと上がったクロスを頭で押し込みました。

今一番ゴールの匂いがするドゥンブーヤの同点ゴールで1-1の振り出しに戻りました。

その後もチャンスやピンチがそれぞれありながら、1-1のままハーフタイムを迎えました。

さあ、後半がスタート。

バックスタンド1階はとても臨場感があり、コーナーキックもこんな近くで観られます。

後半こそリードしたいと思っていた矢先にコンケーンが勝ち越しゴール。
タルデリがボールを奪われ、そのまま攻め込まれゴールを許しました。

前半にチャンスをことごとく外しまくっていた上に、勝ち越し点のきっかけとなるボールロスト。
この時点で僕はブチ切れですよ。だから言ったじゃないか、何でタルデリが戻ってきたんだと。

とはいえまだ後半始まったばかり。すぐに追いつき逆転するよ。
そう思っていましたが、刻々と時間は過ぎ、逆転どころか追いつけもしないまま後半のアディショナルタイムへ突入。

こんな感じのコーナーキックが何度もありながらゴールは奪えず。

結局そのまま1-2でタールアは最下位コンケーンに痛い敗戦。

試合の感想なぞ・・・

はっきり言ってしまえば、今シーズンで最悪の内容でした。
どれくらい酷かったって、最下位のコンケーンが強く見えるほど。

こんな試合をしているなら、バンコク・ユナイテッドやブリーラムには一生追いつけないだろうなあ。

別に勝ち負けどうこうを言っているわけじゃないんですよ。
もちろん負けたのは悔しいですが、それでも全勝優勝なんて絶対にないわけですし、サッカーは何が起こるか分からないですから。

それにそもそもタールアのサポーターをやっている時点で、負けることにも免疫はついてますよ。ブリーラムのサポーターと違って。

ただ、今日の負けはダメージが大きいです。

まず試合前から言ってるように、何故タルデリを獲ったのか。
リーグ中断期間中に戦力補強に動いたのは素晴らしいですよ。
ただ、タルデリ?いるか?
しかもですよ。タルデリの他にKリーグの釜山アイパークからトーゴ代表のFWを獲得しているんです。

FW余るじゃん。別にタルデリいらないじゃん。
いや、百歩譲ってタルデリが今シーズン、プラチュアップでゴールを量産しているなら分かりますよ。
でも、3ゴールですよ。14試合出て。別に魅力を感じないじゃん。

とはいえ、怪我人や不調の選手が出るかもしれないし、それはいいです。
本当は良くないけど。本当はセンターバックの補強をしてほしかったけど。

もっとがっかりしたのは、この日の戦いっぷり。
何かパッとしないんですよ。攻撃の形が見えないんです。点を取れるイメージが沸かないんです。
選手の必死さが伝わってこないんです。

志村選手が強い口調でポジショニングとかについて話をしても、アッキーには響かないんです。あんなに危なっかしいプレーをしているのに。

しまいには終盤に35番のホニーを投入したのですが、何と本職のセンターバックではなく、前線のFWとして起用しているんです。

確かに185cmと長身ですが、そんな戦術今までしてた?本人含め他の選手も戸惑ってましたけど。

しかもですよ。それだったら前線にクロスやロングフィードを放り込むのかと思いきや、謎にパスを繋いで攻めようとしているし。

もうフォーメーションと戦術がバラバラなんです。
それじゃあゴールなんて生まれませんって。

なんかもうちょっとやり方なかったのかね、なんて思いながら帰りましたよ。

で、帰宅後にタールアのランサン監督の解任発表がありました。

この試合を観ていた人間から言わせてもらうと、まあそうなるよねって

まだ3位なのに、ACL2も決勝トーナメント進出しているのに厳しいって思う人がいるかもしれませんが、僕はタイミング的にはここがギリギリかなあと。
ですので、僕は賛成します。

そもそも彼はモチベータータイプというか、人間性で選手を引っ張ってきた感があるので、元々彼の戦術や起用についてはあまり評価していません。
それは選手起用やフォーメーションが一辺倒というか、柔軟性がないんですよね。

何より評価を下げたのは、一度第7節だか第8節だかくらいで、一度辞めるって言ったこと。
結局その時は辞任を撤回し、続投したのですが、僕としては何だそりゃって。
ちょっと負けが込んだくらいで逃げ出すような監督は信用できんと。

その後はACL2のグループリーグ突破など、評価を見直すような結果を出したりもしていますが、あのグループリーグも第5節と第6節の戦い方は失敗だったと思ってますし、うまくやれば首位突破できたのにと思っているので、やっぱり総合的にはそれほど評価できないなあと。

というわけで、新監督の発表を心待ちにしています。

ただ、タールアは前監督とか元監督が入れ替わりで監督になることが多いので、またそんな事にならないかという不安もありますけど。

個人的にはテグさんこと手倉森氏にやってもらうのも面白いんじゃないかなって思ってます。
あとは元インドネシア代表監督の申台龍(シンテヨン)とかもいいんじゃないかと。まあさすがにそれはないか。

とうことで、最下位のチームに負けた上に監督解任と、一夜にしてどん底状態に陥ったタールアですが、もうそんな事は慣れっこです。
ここからまた立ち直っていきませう。
そう思わなきゃやってられません。

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!




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きーきあっ
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