T1第3節 ムアントン・ユナイテッド対ポートFC観戦記【タイリーグ2023-2024】
どうも、きーきあっです。
先日我らがタールアことポートFCは、ACLプレーオフで中国の浙江FCに0-1で敗れ、本戦出場を逃しました。
この試合をネットで観戦していたのですが、正直勝てない相手ではなかったなと。
アウェイの地で相手サポーターの大声援を浴びながら健闘したのは確かなんですけど、なんかもったいない試合でした。
ACLは外国人選手を5名使えるというルールだったため、この日タールアは5人全員をスタメン起用したのですが、これが見事に裏目に出たというか。
そもそもリーグ戦は3人までしか出場できないので、5人揃ってプレーするなんてことは初めてなわけで。
そりゃあ、連携なんて取れるわけがなく。
そんな状況ですから、なんかフワフワしていたというかバタバタしていたというか。
せっかくその前のリーグ戦で厚みのある攻撃を見せてくれていたのですから、そのメンバーで臨んで欲しかったです。
だからこそ余計に何か力を出し切れずに終わった感があり、モヤモヤした思いでいっぱいでした。
さて、そんな気持ちで迎えたリーグ戦の第3節。そのACLプレーオフの関係で月曜日開催となりました。
対戦相手はムアントン・ユナイテッド。
ムアントンのホームスタジアムで行われたこの試合、実はアウェイのタールアサポーターはスタジアムに入れませんでした。
というのも遡ること数年前、ムアントンとタールアのサポーターが衝突し、傷害事件になる騒ぎを起こしてしまったのです。
その時は両クラブとも数試合の無観客試合、また勝ち点の剥奪などかなり重い処分を受けました。
そしてそれ以降、両クラブの対戦ではアウェイ側のサポーターが入場できないというのが続いているのです。
昨シーズンあたりには、そろそろ解禁かとも言われたのですが、残念ながらそうならず。
そしてこの試合もアウェイ側、つまりタールアのサポーターはスタジアムに入れないのでした。
ただ、そんな状況でも観戦したいという気持ちは収まらず。
そうなると手段はただ1つ。ムアントンのサポーターとなり観戦することです。
幸い、先々週行われたムアントンの開幕戦を観戦しており、その時に今シーズンのユニフォームも購入したので、その資格はあるはず。←勝手な解釈
ちなみにその時の様子はこちらからどうぞ。
ただ、試合は月曜日の夜。自宅から1時間ちょっとかかる上に、20時キックオフ。
試合が終わって家に着く頃には23時を回ってしまいます。
勝てばいいですが、負けたら翌日の仕事に間違いなく響きます。
しかしこの試合が終わると、代表ウィークのため2週間ほどリーグ戦が中断となり、暫くはタールアの試合が観られません。
そうなると居ても立っても居られず、バイクを飛ばしてスタジアムへと向かうのでした。
というわけで今回は、
T1第3節 ムアントン・ユナイテッド対ポートFC
の観戦記です。相変わらず前置きが長いな。
スタジアムへGO!
ということでムアントンのホームスタジアム、サンダードーム・スタジアムへと向かいます。
20時キックオフということで仕事帰りでも十分時間に余裕があり、スタジアム近くの【貞夫ラーメン】でラーメンを食べてからスタジアムに到着。
ちなみにこんなラーメンです。ここは美味しいのでオススメですよ!
改めて、こちらがスタジアムの入口です。バイクはスタジアム近くの駐輪場(みたいになっているところ)に停めました。
先ほどのゲートをくぐって左側にあるチケット売り場。
こちらはメインスタンド側ですが、バックスタンド側にもチケット売り場があります。
料金表です。メインスタンド中央でも220バーツです。
タイリーグはチケットが安いので本当に助かります。
無事メインスタンド中央側のチケットをゲット。
値段は220バーツ。D列なので前から4列目です。
喉が渇いたのでビール・・・ではなくコカコーラゼロを購入。
値段は30バーツでした。
今シーズンのムアントンのユニフォームは赤と黒なので、なんとなくコカコーラゼロっぽいですね。
いざ、観戦!
開門時間が来たので、スタジアムの中に入ります。
って、指定席なので開門時間すぐに入る必要はないんですけど、1人だしやることもないので、さっさと入りました。
やっぱりいい眺めです。サッカー専用なのでピッチは近いし、本当にこのスタジアムは素晴らしいです。
普段であればアウェイサポーターが座るスタンド。
当然ながら誰も座りません。
いつになったらここにタールアのサポーターが座る日がくることやら。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
ゴール裏のムアントンのサポーター。
おなじみ、ムアントンの監督マリオ。
本当にイケオジです。ってか、タイリーグの監督でこの色のスーツが似合うのはマリオしかいないでしょ。
マリオといえば、開門前にスタジアム前の駐車場近くにいたら、僕の座っていたすぐ近くに車が停まり、出てきたのが何とマリオでした。
他のサポーターが写真を撮ってもらっていて、僕もお願いしようかちょっと悩みましたがやめました。
近くで見てもやっぱりイケオジでしたし、いい人でした。
タールアに来ないかな。
さて、話を戻しこちらがムアントンの選手たち。
ここまで1敗1分けの13位。しかもまだ今シーズンは無得点です。
ボランチに元タールアの23番カンナリンがスタメン起用されていました。
いつの間にレンタル先のカスタムズからムアントンに移籍したのかとビックリしましたが、新天地で頑張ってほしいです。もちろん次節以降に。
一方こちらはタールアの選手。この日のスタメンは以下の通りでした。
GKは1番ソンポーン。センターバックは13番オーキーと8番タナブーン。
右サイドバックは4番スパナンに左サイドバックは23番ケヴィン。
アンカーに5番プトロス
インサイドハーフに44番ウォラチットと77番ネゲバ。
右サイドウイング37番タルデリ、左ウイングは10番ボーディン。
そして1トップに25番ハミルトンという布陣でした。
ただ、途中から右サイドハーフにネゲバが入って、タルデリとハミルトンの2トップになったりと流動的でした。
さあ、キックオフです!
先制したのはアウェイのタールア。GKからのキックを25番ハミルトンが頭で落とし、それをタルデリが拾ってゴール!
ただタールアが良かったのはここまで。それ以降はムアントンが両サイドから積極的に攻め、危ないシーンが何度もありました。
それでも凌いで前半は1-0で折り返します。
ハーフタイムにはきっとこのままじゃ終わらないだろうなとツイートしたところ、案の定後半にタールアにとって悪夢のVARが。
ペナルティエリアで4番スパナンが相手を倒したシーンについて、VARの結果ファウルでPKに。
それをムアントンの7番ウィリアン・ポップが確実に決め1-1の同点に。
ムアントンはこれが今シーズン初ゴールとなりました。
このようにメインスタンド側はほぼ満席でした。そして同点ゴールのシーンでは大盛り上がりでした。
しかしこの同点ゴールがタールアの選手の目を覚ましたのか、そこから怒涛の攻撃が始まります。
そして25番ハミルトンが勝ち越しゴールを、そして終了間際には途中出場の14番ティーラサックがダメ押しゴールをそれぞれ決め、結果3-1でタールアが勝利!
試合の感想なぞ・・・。
前半のタールアの選手はまるで前日にACLプレーオフの試合会場である中国から帰ってきたのかと思うほど、動きが重かったです。
そこでなまじ先制点なんか入ってしまったものだから、このまま逃げ切ろうと思ったのか、2点目を取りに行く気があるのかいって問い詰めたくなりました。
そんなタールアに対し、ムアントンは両サイドバックの裏を徹底的に突いてきて、危ないシーンが何度もありました。
ただそこで決めきれないのが今シーズンのムアントンなのか、シュートの精度が低かったり、ゴール前でミスをしたりで得点を奪えませんでした。
そしてタールアは後半から出場した14番ティーラサックと18番パトンポンの動きがすごく良かった!
2人のスピード感溢れるプレイでタールアの攻撃もうまく回り始めました。それが勝ち越し、ダメ押しのゴールに繋がりました。
パトンポンの交代出場がこの日先制ゴールを決めたタルデリの負傷交代によるものというのが素直に喜べない部分もありますが、それでも代わりの選手がしっかり活躍したのは大きいです。
ただ、タルデリは3試合連続ゴールを挙げ絶好調なので、怪我が軽い症状であることを願ってます。
そんなダメ押しゴールを決めたティーラサックですが、なんか身体が一回り大きくなったというか、厚みが出たというか。
それでいてスピードはそのままですから、今シーズンは昨シーズン以上のゴール数が期待できそうです。
もしタルデリの怪我が長引いたとしても、ティーラサックがその穴を埋めてくれそうです。もちろんタルデリが戻ってくるのがベストですけど。
ということで前半はイマイチでも後半しっかりと立て直し、しっかり勝ち点3をゲットしたのは素晴らしいです。
前節は先制されながら逆転、そしてこの試合は追いつかれた後に勝ち越し、ダメ押しと、まるで強豪クラブのような勝ち方です。
そんな中で代表ウイークによる2週間の中断期間に入るのはどうなんだって話ですが、怪我人も出ましたしまたACLプレーオフで中国へ行ったこともあるので、その点では良いリフレッシュ期間と捉えたいと思います。
あ、でもボーディンはじめ数名がキングスカップという代表戦のメンバーに選ばれているので、そこまでリフレッシュはできないか。
というわけで、次節は9月17日(日)。ホームでプラチュアップFCと対戦です。
ここもしっかりと勝ち点3をゲットし、開幕ダッシュといきたいところです。
頑張れタールア!1-0で勝つなんて無理なんだから、2点目、3点目を狙っていってね。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!