T3バンコク地区最終節 バンコクFC対ノースバンコク・ユニバーシティ観戦記【タイリーグ2023-2024】
まえがき
どうも、きーきあっです。
今回は、
T3バンコク地区最終節 バンコクFC対ノースバンコク・ユニバーシティ
の観戦記です。
T3というのはタイの3部リーグなんですけど、そうなんです。1部から3部までチェックしているんです。ええ、サッカー馬鹿と呼んでください。
ただ、この試合に関しては、開幕前に日程が発表された時点から行こうと思っていました。
何故かというと、バンコクFCは僕がタールア(ポートFCの愛称)の次に推すクラブでして、ノースバンコクは2020-2021シーズンからバンコク地区3連覇中の絶対王者。
とはいえ、バンコクFCも2シーズン続けてそのノースバンコクと勝ち点は同じでレギュレーションの関係で2位に泣くという、ほぼ互角の実力。
そして今シーズンは開幕節でいきなりその両チームが対戦し、1-1のドロー。
その時の様子はこちらからどうぞ。
開幕節は1-1の痛み分けに終わりましたが、きっと今シーズンも終盤までもつれて、何ならこの最終節で優勝が決まるんじゃないかなって思っていたわけです。
しかし!最終節を前にバンコクFCが見事T3初優勝を果たし、思惑は見事に外れました。
しかもこの試合の3日後にはバンコクFCはFA杯の試合があり、なんとブリーラムと対戦するのです。
そうなると、当然そのブリーラムとの試合に主力は温存するはず。他の選手だって怪我は困るし難しい試合になるなあ。
ただ、一方のノースバンコクはT2昇格を争うT3チャンピオンズリーグの出場資格がある2位につけているものの、3位のサムットサコーンと4位のトンブリーとは勝ち点1差。
つまり、最終節でノースバンコクが引き分けか負けて、サムットサコーンかトンブリーのいずれかが勝つと、T3チャンピオンズリーグ出場権を逃してしまうことになります。
そうなると明らかにモチベーションはノースバンコクが高いわけですが、それでもホームゲームでの最終節ですし、きっといい試合をしてくれるはず。
そんな期待をしつつ、スタジアムへと向かうのでした。
スタジアムへGO!
というわけで、バンコクFCのホームスタジアム、バンモッドスタジアムへと向かいました。
こちらのスタジアムはバンコク南西部、トゥンクル区にあります。
シーロムエリアからバイクで30分ちょっとで行けます。
もし交通機関で行くなら、フアランポーン駅やBTSサパーンタクシン駅前から75番のバスでスタジアム前まで行けます。
ただ、1時間くらいかかると思うので、おとなしくタクシーで行くのがよろしいかと。
スタジアムに着くと、バックスタンドとメインスタンドの間にあるチケット売り場兼グッズ売り場へと急ぎます。
そして無事チケットゲット。値段はメインスタンド側で100バーツです。
そして気になる売り場を発見。
そうです。ここバンモッドスタジアムで2/28(水)に行われるFA杯3回戦、バンコクFC対ブリーラム・ユナイテッドの試合のチケットも売っていたのです。
まあ、買ってしまいますよね。
水曜だけど19時キックオフだから間に合うでしょう。いやー、楽しみ。
ちなみにこちらも100バーツでした。
気になるものといえば、グッズ売り場でT3リーグ優勝記念Tシャツが売っていました。
買おうかどうか本当に悩んだのですが、今シーズン色々なクラブのユニフォームを買ってしまっているしと反省し諦めました。
でも来週売ってたら買うかも。今こうやって見ても欲しいなって思うし。
さて、無事にチケットも手に入れ開門時間も来たので、コーラを買ってスタジアムの中に入ることにしました。
コーラは20バーツでした。こちらのスタジアムはペットボトルの持ち込みもOKなので、本当は途中でセブンイレブンに寄ろうかと思ったのですが、やっぱりスタジアムにお金を落とそうということで、ここでコーラを購入しました。
本当はスタジアムでキリンビールが売っているので、それを飲みたいんですけどね。
いざ、観戦!
ということでスタジアムの中へ。いつものようにメインスタンドに座ります。
この日は最終節で同地区のチームが同時に試合を行うので、16時キックオフでした。
この時期のバンコクで16時キックオフは選手にとってきついだろうなあ。
観てるこちらだって暑いですから。
さて、両チームの選手が入場してきました。と言いたいところですが、対戦相手のノースバンコクの選手が両側に分かれて待機します。
そしてそこにバンコクFCの選手が入場してきました。
これは「ガード・オブ・オナー」という、スポーツで選手やチームを讃えるセレモニーなんです。
サッカーの場合は優勝したクラブの選手を対戦相手の選手が花道を作って迎える儀式を行います。
なーんて偉そうに説明してますが、僕もこのセレモニーを知ったのはつい数年前。
そもそも日本でもタイでも、今まで応援していたクラブが優勝したことがないですから、そりゃあ知らないですって。←何故か逆ギレ
バンコクFCの選手が通り過ぎた後に、ノースバンコクの選手も入場します。
こちらバックスタンドに陣取る、バンコクFCのサポーター。
まだこの時点で16時ですから暑いはず。
こちらノースバンコクの選手。
勝てば2位でT3チャンピオンズリーグ出場権を得られます。
引き分けか負けだと他のクラブの結果次第。
アウェイですが、ここは勝ちたいはず。
そんなノースバンコクは村上一樹選手がボランチでスタメン出場です。
一方ホームのバンコクFCの選手。
8番小島聖矢選手はトップ下的なポジションでスタメン出場。
また、大久保剛志選手はベンチ外。これはブリーラム戦に温存かと思ってましたが、先ほど「transfer markt」というサイトで調べたところ、昨年末で引退になってました。え?そうなの?それはびっくり!
さあ、キックオフです!
既に優勝が決まっているバンコクFCに対し、絶対勝ちたいノースバンコクという構図そのままの試合展開。
やはり前半からノースバンコクがガンガンに攻めてきます。そして何とか凌ぐバンコクFC。
そして前半は0-0で終了。
そして後半がスタート。
後半も引き続きノースバンコクのペースでしたが、決定力に欠けゴールは奪えず。
一方バンコクFCは80分過ぎから猛攻を仕掛け、何度もあわやというシーンが。
しかしこちらも決めきれず、結局0-0とスコアレスドローに終わりました。
こうなると気になるのは3位のサムットサコーン、4位のトンブリーの試合結果。
この時点では結果は分からなかったのですが、ノースバンコクのスタッフと選手が抱き合ったりしていたので、もしかしたらノースバンコクが2位の座を守ったのかなと思いました。
あとで調べたら、サムットサコーンもトンブリーも引き分けに終わり、見事ノースバンコクが2位でT3チャンピオンズリーグ出場を決めました。
おめでとう!
試合の感想なぞ・・・
スコアこそ0-0でしたが、終盤は見せ場もありましたし、退屈な試合ではありませんでした。
前日のタールアの試合のように、ゴールを決めろ!とか守れとか!勝てとか!力を入れずにまったりと観られましたし。
もちろんバンコクFCも応援しているクラブの1つではありますが、この試合に限って言えば、そこまで勝利にこだわらなくても良かったわけで。
こうやってタールア以外の試合を観るのも精神安定剤的な意味で大切だなあと思ってます。
さて、T3初優勝を果たしたバンコクFCですが、この後はT2昇格を決めるT3チャンピオンズリーグが待っています。
このチャンピオンズリーグはT3の各地区で2位までに入った12クラブが2つのブロックに分かれて総当たりのリーグ戦を行います。
そしてそれぞれのブロックの1位チーム、そして2位同士が対戦した勝利チームの合計3チームがT2昇格となるわけです。
今シーズン観てた限り、バンコクFCはT2でもやれるチームだと思いますし、実際T2昇格を現実的な目標として戦っていたと思います。
ですから、チャンピオンズリーグも優勝目指して頑張ってほしいです。
そもそも一緒に出場することになったノースバンコクとバンコクFCはバンコク地区では圧倒的な強さを誇るのに、何故かチャンピオンズリーグではおとなしくなってしまうんですよね。
ノースバンコクもバンコク地区3連覇って一見凄い成績に見えるのですが、その後のチャンピオンズリーグで勝てないからT3に残っているわけで。
なんかノースバンコクはT2に昇格すると、T3よりも経費が大幅にかかるから昇格しないようにしているなんて噂もあったり。その噂もまんざらデマでもないんじゃないかなって思ってしまいます。
何はともあれ、バンコクFCは今シーズンこそ昇格目指して頑張ってほしいです。そしてできれば両チーム揃ってT2昇格を果たしてほしいです。
というわけで、頑張れバンコクFC!そしてノースバンコク・ユニバーシティ!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!