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T2第20節 バンコクFC対ランパーンFC観戦記【タイリーグ2024-2025】


まえがき


どうも、きーきあっです。

T1やT3は1か月以上の中断期間があったのですが、T2は年末年始の1週のみ休みで、リーグ戦を行っています。

T1の16チームに対し、18チームとチーム数が多いこともありますし、リーグ戦後に昇格プレーオフがあったりするから、必然的に日程がタイトになってしまうみたいです。

さて、そんなT2もちょうど半分を折り返し、後半戦に突入しました。
気になる順位ですが、1/18時点で首位はプレー・ユナイテッド。そして2位はアユタヤ・ユナイテッド。
更に3位はバンコクFCで4位はマハーサーラカームFC、5位にチョンブリーFCと、開幕前には誰もが予想しなかった順位となっております。

というのも、首位のプレーは昨シーズンT2で11位、2位のアユタヤ・ユナイテッドは昨シーズンT2で6位と、決して強豪クラブではないからです。
それに、3位のバンコクFCと4位のマハーサーラカームはともにT3からの昇格組です。

本来であればT1からの降格組で且つリーグ優勝経験もある強豪クラブのチョンブリーがダントツで首位を走ると思われたのですが、まさかの5位と大苦戦。

しかも、T1経験があるポリス・テロ、チャイナート、サムットプラカーンシティ、スパンブリーといったクラブが軒並み下位しかも降格圏という低迷ぶり。
いったいT2に何が起こっているのでしょうか。

そんな大波乱のT2ですが、昨シーズンT3で大旋風を巻き起こしたバンコクFCが、先ほども触れたように3位の昇格プレーオフ圏内と大健闘。

バンコクFCは昨シーズンT3で戦っていたのですが、何試合も観に行っていて、タールアに次ぐ推しのクラブと公言していました。
って、別に公言したからといって何なんだって話ですけどね。

で、T2に昇格した今シーズンも引き続き推すつもりでいたのですが、ホームスタジアムのバンモッドスタジアムが改装工事を行うことになり、その影響でミンブリーというバンコク郊外のスタジアムで試合を行っていたんです。

このミンブリーというのが、また遠いんですよこれが。
推しって言いながらそんな弱音を吐くなよって話なんですが、本当に遠いんですよね。

しかも前半はまだ雨季で雨が降ったらバイクだと辛いですし、あとはタールアの試合と被ったりもして、結局前半戦は一度も観戦できず。

しかし!ようやくここに来て工事も終わり、バンモッドスタジアムで試合が行われることになりました。

だったら行くしかないだろってことで、行ってきましたよ。

というわけで今回は、

T2第20節 バンコクFC対ランパーンFC

の観戦記をお届けします。

試合はもちろん、バンモッドスタジアムが工事でどのように変わったのかも楽しみにしつつ、スタジアムへと向かうのでした。

スタジアムへGO!

バンコクFCのホームスタジアムであるバンモッドスタジアムは、バンコク南西部にあります。
BTSやMRTといった交通機関では行けないですし、観光客が訪れるようなエリアではないので、一見行くハードルが高そうに見えますが、実はそれほどでもないです。

といってもタクシーとかGrabで行くことになりますが、シーロム、サトーンエリアから30分かからないくらいです。

また、頑張ればBTSサパーンタクシン駅から76番のバスに乗ってジャルンクルン通りを南下すれば、スタジアム前まで行くこともできます。
こちらだとサパーンタクシン駅から1時間くらいかかりますけども。

もちろん、車やバイクで行けますし、駐車場もありますよ。

というわけで僕も自宅から30分弱でバンモッドスタジアムへ到着。
バイクを置いてバックスタンドとメインスタンドの間にあるチケット売り場へと向かいます。

スタジアムに着いたのがキックオフ1時間前でしたが、チケットやグッズ売り場に人だかりが出来ていて、この時点で明らかに昨シーズンよりも盛り上がっている感がありました。
さすがT2効果。

チケットはこちらで購入することができます。

無事チケットゲット。メインスタンド側が100バーツ、バックスタンド側が50バーツ、そしてアウェイ側が150バーツという金額設定です。

僕はメインスタンド側のチケットをゲット。

こちらはグッズ売り場。
今シーズンのユニフォームは699バーツでした。
買おうか悩んだのですが、既に今シーズンは半分過ぎてますし、今シーズンも既にタールアを含めいくつかのクラブのユニフォームを買ってますので我慢。
来シーズンは必ず買います。

メインスタンド側にはチームバスが停まっていました。
かっこいいなあ。

そしてメインスタンド側の入口はこちらです。
荷物チェックはありません。ペットボトル飲料の持ち込みもOKです。

最後にスタジアムの地図も載せておきますね。

いざ、観戦!

というわけで、こちらがメインスタンドからの眺めです。
専用スタジアムではないのですが、それでも観やすいです。

今回のスタジアム改装ですが、一番は照明を明るくするためのものだったそう。
実際確かに昨シーズンよりもかなり明るくなった気がします。

また照明だけでなく、スタンドの座席も新しくなったような。
あと、芝も良くなったんじゃないかな。

さあ、両チームの選手が入場してきました。

こちらアウェイのランパーンFCのサポーター。
ランパーンはタイ北部、チェンマイから車で3時間くらいのところにある町です。

日本からの旅行者にはあまり馴染みがないかもしれませんが、川沿いの古い町並みがあったり、町中には花馬車と呼ばれる馬車が走っていたりと、実はとっても魅力的な町なんです。

僕も訪れたことがあります。しかも3度も。もちろん目的はサッカー観戦だったのですが、本当良いところなのでおすすめです。
といっても、そのうち2度は宿泊せずサッカー観戦のみの弾丸滞在だったんですけどね。

こちらランパーンFCの選手。
開幕前はクラブ存続も危ぶまれたなんて話もありましたが、今シーズンはここまで7位。
まあまあの位置につけていますが、過去には2022-2023シーズンにT1で戦った経験もあるクラブです。

まずは昇格圏内を目指したいところですが、そんなランパーンには松永 大雅という日本人選手がプレーしています。

松永選手は現在26歳で本職は右ウイング。
T3のカスタムズ・ユナイテッドから先月加入したばかりです。
この日も右ウイングでスタメン出場しています。

一方、ホームのバンコクFCの選手。
スタメン発表の時にびっくりしたのですが、昨シーズンのリーグ戦そしてT2昇格プレーオフで大活躍したMF小島聖矢選手、今シーズンより加入した元タイ代表のMFチャプイー、そして昨シーズンT3バンコク地区得点王で今シーズンもここまで10ゴールを挙げているブラジル人FWリマと、主力選手がいずれも不在。

いったいどういうことかと調べたところ、チャプイーは前節でレッドカードを貰い出場停止。
小島聖矢選手は分かりません。怪我?

そしてリマに至っては何と先月T1のナコンラーチャシーマーFCへ移籍してしまっていました。

おいおい、大丈夫か?とキックオフ前に若干不安が・・・。

こちらバックスタンドのバンコクFCのサポーター。
明らかに昨シーズンのリーグ戦よりも多くのサポーターが観に来ています。

さあ、キックオフです。

サポーターの声援を受け、先制ゴールを奪いたいバンコクFCですが、残念ながら攻撃は迫力不足。それにパスミスも目立ちます。

そんな中で迎えた前半25分、先制したのはアウェイのランパーンでした。
コーナーキックを頭で合わせ見事なゴールでした。

結局前半はランパーンペースのまま0-1で終了。

実はこの日、提携しているベガルタ仙台の関係者がスタジアムを訪れてしました。
今回のスタジアム改装でメインスタンド上部にVIPルームみたいなのが出来ていて、その前にVIPが観られる席があるのですが、そこにバンコクFCのオーナーとともに観に来ていました。

それが原因なのか、ハーフタイムにはユアテックスタジアム仙台の様子がスクリーンに流れていました。

さあ、後半キックオフです。

何とか追いつきたいバンコクFCでしたが、後半もランパーンのペース。
そしてそんなランパーンが追加点を奪います。

カウンターから7番松永 大雅選手が押し込みゴール。
これは痛かった・・・。ただ松永選手は見事なポジショニングで左サイドからのグラウンダーをうまく押し込みました。

その後もランパーンが鋭いカウンターを見せバンコクFCゴールを脅かしますが、ゴールポストに2度も助けられる幸運もあって、結局そのまま0-2でバンコクFCがランパーンに敗れました。

試合の感想なぞ・・・

この試合に関して言えば、スコア以上に完敗でした。
ただ、途中にも書いたようにベストメンバーでなかったというか、主力ががっつりいなかったというのが原因なので、仕方ないかなあと。

ただ、7番チャプイーと8番小島聖矢選手は戻ってきますが、チーム得点王のFWリマは移籍したので、この穴をどう埋めるかがカギだと思います。

その後釜として獲得したと思われる71番アレクサンダー・ミューティッチがこの日もスタメンで出場しましたが、ところどころ良さは観られましたがフィットするまでにはまだ時間が必要かと思います。

また、この試合の後にまた新加入の選手を発表すると、僕の後ろにいたバンコクFCのオーナーがベガルタ仙台の関係者に話していた(盗み聞きすんなよ)ので、更なる新戦力に期待したいです。

あと、この日観ていた中では10番のMFウィチャヤが良かったかな。

一方、ランパーンは強かったですよ。
デュエルはことごとく勝っていたし、ボールを奪ってからのカウンターは鋭かったし、上位を狙える力はあると思います。

ということで今シーズン初のバンコクFCの試合は残念な結果に終わってしまいましたが、それでもまだ3位と昇格圏内にいますし、新戦力も加入し上積みもあるはず。

そうそう、スタジアムを改装しT2仕様になりましたが、それと併せてサポーターもT2にふさわしい雰囲気になってきました。

昨シーズン、T3バンコク地区で戦った際の平均入場者数は642人でした。
しかし、今シーズンはここまで998名。
一見、それほど変わってないじゃないかって思うかもしれませんが、最初に書いたようにスタジアム改装の関係で、つい最近までバンコクからほど遠いミンブリーにあるスタジアムで試合が行われていたんです。

そしてバンモッドスタジアム改装後に行われた試合では2,283人、その後は1,794人、そしてこの日も1,746人と、昨シーズンの平均入場者数の2~3倍の人数を動員しているんです。

それによって昨シーズンよりもスタジアムの熱気が凄いし、T2どころかT1も狙えるんではないかって思ってしまいます。

もちろん僕もタールアに続く2番目の推しクラブとして、この後も応援していきたいと思います。

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!

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きーきあっ
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