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今、自分が笑えることが豊かさだと思うから。

小さな1つ1つに感謝が湧く日々を生きたいとおもう。

そう思って生きられるようになったら、自分が今生きてるだけでどれだけの恩恵を受けてるのかに耳をすませるようになりました。

自給自足系。

一応家族で家を作って、畑を作って、ミシン踏んで服も作ってます。

でもね、この暮らしをすればするほど私は自給自足なんて程遠いなあって思います。

だから自給自足「系」、笑。

自分が大事にしたいことを日々積み重ねていたら、あっという間に時間が過ぎて行くから、自分で満たすことなんて到底できないなって思うから。

私の「こだわり」がある。

子どもを保育園に入れてまで暮らしを作ろうと思わなかった分、「子どもと向き合うこと」に時間がとられて、自然栽培にこだわって野菜を作ることも、家を作ることもできなかったんですね。

家族で気持ちよく生きることと向き合ってみたら、我が家は子どものペースで暮らしていくことが大切だって答えに至ったから。

子どもがいる暮らしが第一優先。

全てはその上に成り立っている我が家。

幼児期の子どもたちと多くの時間を過ごしたことで、たくさんの学びを私たちのほうがもらいました。

優しさも、目の前のことを受け入れる柔軟さも子どもの方が大きくて、しなやかに生きるヒントをもらったんですね。

大きくなってからの教育にお金をかけるのではなく、幼児期に共に過ごすことで安心して生きる根っこを作ろうって決めたやってきた。

これが我が家のオリジナリティ。

だから自給自足はほとんどできていません。

我が家の畑で採れる幾らかのお野菜と、旦那さんが時々農家さんにお手伝いにいって買ってきてくれるお野菜が我が家の食料だし、お家を修繕する材料だって、ご近所さんから分けてもらってるし、もう本当に感謝しかない生き方をしてるんですね。

自給自足よりもしっくりくる言葉、ないかなぁ。

それとお金も大事だって私は思っています。

日本で暮らす以上、物々交換、地域通貨は容易じゃないことも、ライフラインのない村での暮らしから感じています。

山岳地帯での暮らしは関係性の中でそれぞれが身体と知恵を使いあって地域が動いていく、それは積み重ねの時間の中で生まれていくこと。

ラーメン一杯80円なのも、手編みのワラの屋根が一枚も80円、家を建てるのが2万円くらいあればできちゃうのも、お互いに深く助け合ってるのを目の当たりにしてきたんですね。

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 竹の棒に草を編んで作る屋根。こうして作ってくれる人のところに買いに行っては山積みにして帰ってくる。

お金も大事。

私は自給自足系だし、お金よりも大事なものがあるとは思うけど、やっぱりお金も大事。あればあっただけ嬉しい、笑。

今の日本で生きていく以上、お金がもたらしてくれる心の豊かさがあるのも事実だと思うから。

「お金も好きよ。」

自給自足というと、なんとなくおかねをとおざけてしまいがちだけど、自分に必要な現代の恩恵を感謝しながら選択できるよう、そんなふうに口にできる余裕も持ちたいなって近頃思います。

今の時代。

今の時代がこうであるのはきっと、ご先祖様が子孫の時代がより良くなるよう祈って生きてきてくれたからなんじゃないかな。

いいと思われることも、やだなーって思われることも、時代を経て私たちがこの新しい世界を経験をした気づけたこと。

農薬も化学肥料も、きっと原発も。

だから違和感に気づいた時点で自分から歩き出せばいい。

感謝を忘れると自分の心が貧しくなってしまう気がするから、未来をより良くしたいと願ってくれたご先祖様に感謝しながら軌道修正していきたいとおもう。

そんな自給自足系暮らしをしています。

今日のお裁縫。いちごのエコバック。

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いちごのエコバック。

広げたらエコバック、たたんだらいちご🍓

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雑貨をちょっと置かせてもらってる「野の」さんで、「見本があったらいいんじゃない?」ってお言葉を頂いてやっとできました。

ハギレで仕立てた実物の4分の1サイズ、見本用。

かわええ、って小さきものに胸キュンのムスメ。

いつものごとく奪われたけど、彼女のいつも使ってるエコバックと同じサイズだったそうな。
これもいいかもね。

アイデアはそこらにころがってるもんだ。

図らずももう一度チクチク。。

春だし、(今日は雨だし💕畑は休める)、たくさん収穫しようかな。

どなたかを思って自分のできることをする。
そのどなたかがまた私を思って嬉しいことをしてくださる。

それで回ってるのが私たちの今の暮らし。

自給自足にはやっぱり到底およばない。

ただただ今日も笑えることが有難いことです。

雨の日バンザイ。
この時間も恩恵なんだよなあ。


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