復帰勢が恐竜竜星真竜皇でプラチナ帯18連勝した話
超概要
20年ぶりに遊戯王に復帰した投稿者がプラチナ帯で18連勝した恐竜竜星真竜皇デッキを紹介します。誘発ケアしながら、VFD+万能無効×3という恐ろしい制圧をするので、是非読んでみてください!
はじめに
前回のシンクロフェスで恐竜竜星真竜皇を初めて使ってみて、その展開力・貫通力・制圧力が気に入ったので、通常レギュ版の構築も組んでみました!なんと今回はこのデッキでプラチナ帯にて18連勝したので、強みと構築、簡単な展開例を紹介します✌️
恐竜竜星真竜皇の基本情報や回し方については、前回の記事を是非読んでいただきたいです!この記事では、シンクロフェス版との違いに焦点を置いて解説します💪
恐竜竜星真竜皇の強み
マスターデュエル環境での本デッキタイプの強みと魅力をザックリまとめると、以下の4点になります。
ミセラ、バロネスで誘発ケアしつつVFDが立つ
バロネス、九支でVFDの封殺効果を確実に通せる
究極伝導恐獣で後手捲りも強い
EXデッキピーピング除外で情報アドを取れる
みなさんも電脳堺のVFD・朱雀の恐ろしさは身を持って味わっているとは思いますが、誘発ケアしながらそれ以上の盤面を作れるのは驚異的だと思っていただけるのではないでしょうか。
展開例
とはいえ、言葉だけでは伝わりきらないと思うので、百聞は一見にしかず、どんな展開をするのか見てみましょう。
通常展開
オヴィ+ベビケラの2枚から、VFD(素材仙々)、バロネス、九支(発動後に戦闘耐性付き虹光)の盤面を作る基本展開です。この2枚でなくても、場にオヴィ+アルゴ+ベビケラ、墓地にベビケラorプチラノが用意できればこの盤面が成立します。
ちなみに、ベビケラorプチラノ+化石調査のようなハンドの場合、化石調査は必ずミセラをサーチしてアルゴ→オヴィの順にリクルートするようにしましょう。化石調査でオヴィをサーチして通常召喚から始動すると、オヴィに泡影やヴェーラーをもらって止まってしまうからですね。
上振れ展開
次に、初動に真竜皇リトスアジムDが絡んだときの展開です。通常展開に加え、最終盤面にアルコンかパンクラが追加できます。多少壁を立てられても連続攻撃で一掃できるので、返しでワンキルは確実でしょう。
また、速くて見づらいかもしれませんが、D特殊召喚の追加効果でEXデッキをピーピングして選んで除外しています。おまけ程度で狙えたら狙う効果ではありますが、相手の展開のキーカードや捲りカードを潰したり、最終盤面を相手のデッキに合わせて切り替えたりとリターンは極めて大きいです。
どんなことができるデッキかは伝わったと思うので、デッキレシピを見せつつ、採用理由や回し方のコツについて書きます💪
デッキレシピ
本構築の特徴は以下の4点です。
ハリラドンギミックの採用
リクル先の減量
金謙の採用
手札誘発/誘発メタの増量
順に説明します✌️
ハリラドンギミックの採用
ハリ1枚からVFD(仙々素材)もしくはサベージ&虹光を立てるギミックです。エクストラの枠を多く使い、メインにもジェットやオライオンを入れる必要はありますが、通ればゲームエンド級の制圧盤面を敷きます。この展開はお手軽かつ強力である一方で手札誘発には弱く、ハリラドンへのうららや泡影、展開後のニビルなど止める手段は多い上に、一度止まると再展開がほぼ不可能になってしまう弱点も抱えています。
しかし、本構築ではハリを出す前にバロネスを立てるのが基本ルートとなるので、安心してハリラドンを回すことができます。ミセラ適用下であれば、バロネス前に打たれたニビルすらも貫通してVFDが立つのはこのデッキ特有の強みと言っても過言ではありません。
ちなみに、相手のEXデッキ枚数などからVFDより万能無効の方が刺さりそうだと判断した場合や金謙で6枚除外せざるを得なかった場合は、臨機応変にサベージ&虹光ルートを選ぶようにしましょう。
リクル先の減量
恐竜竜星真竜皇というデッキはリクルートを多様する性質上、アルゴやアウロ、究極進化薬、下級竜星といったデッキに残っていないといけないカードが元から多数あり、そこに更にハリラドンギミックのジェットとオライオンが加わっています。本来なら複数積みにしてデッキに残る確率を上げたいところですが、それをしてしまうと今度は手札事故の確率が大幅に上がってしまうので、初動になるアルゴ、進化薬セット以外は全て最小限の採用としています。
ピン刺しのアウロを素引きして、オヴィ1枚からハリに繋がらなくなってしまうのを避けるため、アーミライルを採用して無理矢理手札から場に出せるようにしています。
オライオンを素引きしてしまった場合は、九支による妨害はなくなってしまいますが、ボウテンコウでリクルートしたジョクトを代わりにすればVFDは立てられるので、十分強力だと言えます。
金謙の採用
シンクロフェスでは禁止だったから入れられなかっただけで、金謙は必須カードだと思っています。2枚目以降を強く使えないのと、ハリラドンでVFDに向かう際の2ドローを捨てることになるので、2枚のみの採用です。コストはライザー、アーミライル、ラギアの3枚がほとんどです。サーチカードが多いので、3枚めくれば何かしらの展開はできますね。
手札誘発/誘発メタの増量
次回のリミットレギュレーションで規制の入るドライトロンを筆頭に、相手のデッキパワーがシンクロフェスとは段違いなので、先攻展開を少しでも止められるよう誘発を増やしました。また、先攻を取った際は確実に誘発を貫通して制圧できるよう、抹殺の指名者も採用しました。上述したリクル先の減量もデッキ全体に対する誘発/誘発メタの割合を高めるための改良です。
不採用カード
最後に簡単に採用しなかったカードについて紹介します。
ゴアトルス
素引きした際に初動にも捲りにもならないので見送りました。進化薬のサーチが「墓地に送られた場合」ぐらい緩ければ通常展開のハリ素材に使えたのですが…
リンクリボー
ジェットを素引きした際に1枚でハリになれますが、オライオンがピン刺しのためどのみち強い展開ができないのと、相当なレアケースでもあるので考慮しないことにしました。
スクラップラプター+キマイラ
1枚でハリや☆8シンクロになれ、化石調査にも対応してる☆4チューナーではありますが、化石調査でサーチする優先度は低く、初動の安定性にも寄与しなかったので不採用にしました。
真竜皇アグニマズドV
炎属性で割りたいモンスターがおらず、割る側はミセラ(+おろ埋)、アルゴ、リトスアジムD、ドラゴニックDと既に豊富なので不要だと判断しました。
これで大体の採用/不採用理由については触れられたかと思います。不明点や改良案があればぜひぜひコメントお願いします🙏
あとがき
シンクロフェスで回したよりも楽しく強く遊ぶことができて大満足でした!ミセラの効果耐性付与やヘイカンの戦闘耐性付与などの初見殺しのおかげで勝てた試合が結構あったのは、マイナーテーマならではの良さと言えなくもないですね😅
何故か分かりませんが、恐竜ギミックは異常なレアリティ設定で、メインEX合わせて60枚のうち、リフンとヘイカン以外全部SR以上のイカれたデッキに仕上がりました…真竜皇セットがマスターパックしか出ないのも訳分からんですわ😮💨
5/9から新しいレギュレーションになって環境がどう変わるかは皆目検討もつきませんが、いわゆるTop Tierではないデッキで10連勝以上してみたいなと思っています!では、またどこかで👋
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