【ミャワディ紀行】
ミャワディは、ミャンマー南部カレン州の国境の町。
タイ北部のメーソートの町と接し、多くの人々が国境を行き来しています。
東西経済回廊のミャンマー側の起点として活気に溢れ、今後もますます発展が進みそうです。
1.ミャワディ情報
・アジアハイウェイ沿いにあるミャワディ郡の都市
・タイのメーソートより人もお店も多い
・タイからヤンゴンなどミャンマー各地への窓口
・日本の中古車が多く懐かしさを感じさせるダウンタウン
・タイ語もタイバーツも通用しない
・物価はローカル価格
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◎【ミャワディ市街マップ】
◎【ミャワディ広域マップ】
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ミャワディはまだまだ情報が少なく、地球の歩き方にも観光スポットはほとんど掲載されていません。
ミャワディはローカル市場や珍しい寺院、カジノなど意外に観光スポットが多く、今後は外国人にも人気が高まっていきそうです。
ミャワディには、タイのメーソートから入国する人が多いと思います。
日本人は2018年10月からビザなしでミャンマーに入国できるようになっています。
当初は1年間の予定で試行されていたけど、2020年9月までさらに1年延長されることになりました。
2.メーソートからミャワディ
①ミャンマーへのビザなし入国
日本人は、観光目的のビザなし入国が認められています。
<観光ビザ免除>
・日本人や韓国人などが対象
・2018年10月から1年間の予定で観光目的でのビザなし入国が開始
・2019年10月に1年延長されて2020年9月まで
②ミャンマー入国
外国人旅行者は、タイのメーソートからミャンマーのミャワディへ向かう場合が多いと思います。
<メーソートからミャワディへ>
タイ出国 → 友好橋を歩いて渡る → ミャンマー入国
※【メーソートからミャワディ|タイ出国&ミャンマー入国】
観光ビザ免除により、ミャワディでもイミグレの窓口でパスポートを渡すだけで、すぐに1か月の滞在許可が与えられます。
イミグレを出たら、周辺には国境を行き来する人々や商売人、バイタクなどが目に入ります。
3.観光スポット
街中のローカル市場から郊外の面白寺院まで観光も存分に楽しめます。
ミャワディの町中や郊外には外国人向けの派手な大型カジノなども点在しています。
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【ミャワディ巡り <友好橋 & 市街 & 寺院>】
【ミャワディ特選3寺院】
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①ローカル市場
大通り沿いには多くの商店が並ぶけど、地元の人や観光客で賑わうローカルな市場もあります。
(服飾品や生鮮品の店が並ぶ)
細長く奥の方まで様々な店があり、何も買わなくても歩いて見て回るだけで面白いです。
(市場の奥)
②黄金寺院
◎「シュエ ミャイン ウォン パヤー(Shwe Myin Won Paya)」
街中にあり金色に輝く仏塔は、ミャワディを代表する黄金寺院。夜には色鮮やかにライトアップされます。
(シュエ ミャイン ウォン パヤー)
敷地内に入らなくても外から見れるので、足を止めて眺めたり写真を撮ったりしました。ただ、夜は人気も少なくなり、周囲に野犬が多いので注意。
◎ワニ寺院
「ミーチャ ウンゴン パヤー(Myikyaungon Paya)」
巨大なワニを形どったお堂のある寺院。実物は尻尾までしっかり再現されていて、写真で見るより遥かに迫力があります。
(ミーチャ ウンゴン パヤー)
ワニを使った理由は特になくて、この寺院のお坊さんの個人的な趣味だそうです。
◎巨大仏像寺院
「モン ユン パヤー(Mon Yoeun Paya)」
20mもの高さを誇る巨大な仏像。
寺院に近づくと、外から見てもとても目立っています。
(モン ユン パヤー)
寺院内では謎の音楽が掛かっていた上、音楽に合わせて拡声器で色々言いながら盛り上げているような人までいました。
寺院名は諸説あるけど、「Mon Yoeun Paya」というのはモン族の寺院という意味だそうです。
寺院の前の通りは屋台街になっていて食べ物屋台で地元の人々で賑わっていました。
4.お勧めホテル
①「レイン モエ モーテル(Rain Moe MOTEL)」
値段重視の人向けの手頃なホテル
◎シングルベッドの部屋
・1.5万K(300B)ぐらい
・エアコン、薄型TV、冷蔵庫、棚、椅子、洗濯物掛け、アメニティあり
・小さな個室で設備は整っているけど、バスルームが別で共同
共用バスルームのシャワーはほとんど温まらない
・Wifiは昼は繋がったけど夜は繋がらない
(レイン モエ モーテル)
(室内)
②「ミャワディ ホテル(「Myawaddy Hotel」)」
ミャワディを代表する中規模ホテル
館内にマッサージ(2F)あり
◎ノーマルルーム
・朝食付き 30ドル(45000K)
・エアコン、TV、冷蔵庫、テーブル、ホットシャワー、アメニティあり
・Wifiはロビーでしか使えない
(ミャワディホテル)
(室内)
5.お勧め料理
①「リバービュー(RIVER VIEW)」🍴
外国人でも気軽に利用できるレストラン
・ムーイ川を眺められるオープンエアのビアガーデン
・手頃な価格でボリュームある現地料理を楽しめる
・メニューはミャンマー語だが写真もあり
・英語ができるスタッフもいる
・焼きそば(鶏肉入り) 2500K(55B換算≒200円)
・バーツ払い可能(少し割高)
(焼きそば)
(ムーイ川の景色)
②中型食堂🍴
メニューの多い地元向け中型食堂
ミャワディホテルの目の前にある
・料理の数は多いが全てミャンマー語で写真なし
・温かいお茶が付く
・シャン カオスエ(汁なし) 2000K(145円)
(シャンカオスエ・汁なし)
地球の歩き方の料理写真を見せて、「シャン カオスエ(汁あり)」はあるというので注文。
汁なし担々麺のようなモチモチ麺と辛い漬物、玉ねぎスープが来ました。
汁なしだった理由が分からなかったのと量は少なめだったけど、日本人の味覚にピッタリの味付けで美味しい麺でした。
(食堂の外観)
③総菜屋台🍴
庶民向けの総菜屋台
・惣菜の皿が10種ほど並ぶ
・ご飯を渡されるので、惣菜を選んでお皿によそってもらう
・野菜は食べ放題、汁物はお代わり可
・温かいお茶が付く
・おかず1種 1000K(70円)
・おかず2種選んで2000Kだった
(総菜&野菜が盛りだくさん)
テーブル上は追加でお皿などを置く場所もないぐらいでした。
(総菜2種&ご飯&スープ)
スープやお茶がなくなる頃を見計らっておばちゃんがお代わりを聞いてくれたり、何も言わずにお代わりを出してくれたりとサービス満点。
6.ミャワディあとがき
・タイとの国境の町として多くの人がメーソートに行き来している
・東西経済回廊であるアジアハイウェイ1号線により急速に発展中
・ミャンマー人で賑わうが外国人はまだまだ少ない
・安くておいしいローカルメニューをあちこちで味わえる
・朝から深夜までバイタクがいて観光から夜遊びまで便利
・タイ語やタイバーツはあまり通用しない
・SIMカードはタイのままでも国境付近はつながる
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本記事をお読みいただき、ありがとうございました。
ミャンマーは観光面でも外国人に対して段々と開放していて、ミャワディも今後はさらに注目を集めると思います。
ミャンマー好きもタイ好きの人も一度は訪れてほしいと思います。
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◎【ミャワディ夜型紀行】
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<タイ夜型紀行2.0ブログ>
note記事の詳細版は運営に公開停止されたので、WordPress版として作り直しました。
◎『ミャンマー夜型紀行|タイ国境編』
◎『ベトナム中北部夜型紀行』
◎『タイ地方夜型紀行|全域』
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