【メーソートからミャワディ|タイ出国&ミャンマー入国】
タイ北部のメーソートから国境を越えてミャンマー南部のミャワディへ。
ミャンマーは、以前はイミグレで入国のための手続きが必要でしたが、現在は観光ビザ免除措置により気軽に訪れることができるようになりました。
バンコクからバスや飛行機でメーソートまで行き、国境を越えてミャワディに向かうという人が今後増えていくと思います。
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0.ミャワディ国境開放の歴史
①厳しく制限(~2013年7月)
・ミャワディ市内で1日滞在可
・滞在許可証を受け取る(パスポートを預ける)
・料金:10USDか500B
②外国人に開放(2013年8月)
・観光ビザ所持‥ミャンマー各地旅行可
・ビザなし‥市内で1日滞在のみ(10USDか500B)
③ミャンマーのビザ免除措置(2018年10月~2019年9月)
・観光目的のビザなし入国許可を開始
・試行期間‥1年限定
・対象‥日本人と韓国人
・滞在可能日数‥30日(延長不可)
・入国地点
国際空港‥ヤンゴン、マンダレー、ネピドー
国際港‥ヤンゴン港
タイ陸路国境‥タチレク、ミャワディ、コートーン、ティーキー
④ビザ免除措置延長(2019年10月~2020年9月)
・1年延長
・対象‥日本人、韓国人、香港人、マカオ人
1.メーソート市街から国境へ
・国境(友好橋)はメーソート市街から5kmほど
・国境までソンテウで10分ほど
◎【メーソート=ミャワディ広域マップ】
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2.タイ出国
イミグレでのタイ出国手続きの窓口は左側です。
もちろん、橋を渡ってミャンマー入国の際も左側を歩いていきます。
(メーソートのイミグレ)
①出国手続きの窓口探し
パスポートに出国印を押してもらうため、担当窓口を探します。
「DEPARTURE」と表示されている窓口に行くと、2番窓口で手招きされたのでパスポートを見せて入国カードも確認。
(2番窓口)
パスポート確認だけした後に、その先の9番窓口に行くようにと英語で案内してくれました。
②9番窓口へ
イミグレの中ほどまで進むと「7, 8, 9」とあり、9番窓口が見えてきました。
(7~9番窓口)
しかし、9番窓口には誰もいません。
すると、7番窓口の人がこっちだと手招き。
パスポートを渡してチェックされ、待っている間に指紋採取もありました。
これで出国手続きがOKとなり、パスポートを受け取ります。
ここで念のため、正しく出国印が押してあるか確認します。
(イミグレの出口)
3.友好橋で国境超え
タイのイミグレを出ると一気に視界が開けました。
友好橋が目に飛び込んできて、いよいよ国境を越えるポイントに入ります。
(友好橋手前)
①タイ・ミャンマー第1友好橋
ミャワディ側に向かって友好橋を歩いてると標識がありました。
「Keep Right Lane After Traffic Singnal」
(標識が見えたら右側を走ってください)
(車線の左右入れ替えを知らせる標識)
②国境地点
ムーイ川に架かる友好橋の上は国境であると同時に車線切り替えポイントもあるわけですね。
何台か車が速度を落として切り替えポイントで車線を左右替えて走っていくところを眺めました。
(車線切り替えポイント)
ムーイ川を越えると、ミャワディ市街が見えてきました。
中小様々な建物がたくさん建っています。
(ミャワディ側)
4.ミャンマー入国
友好橋を渡ると、いよいよミャンマーへの入国手続きです。
①入国カード
ミャンマー側の案内の人にパスポートを見せると、4番窓口に行くように言われました。
途中で別の係の人に呼び止められました。パスポートを見せると、まずはここで入国カードを記入せよとのこと。
ミャワディーの英語表記「Myawaddy」が分からず教えてもらいました。
記入後に再び4番窓口に向かって進みます。
(ミャンマー側イミグレ)
②入国手続き
さらに進むと4番窓口に到着。
「ARRIVAL(Passport Control)」との表示。
(4番窓口)
中に入ると2人の係官が机に座っています。
外国人は、中国人(アライバルビザ取得手続きが必要)が数人手続きをしていました。
少し待って自民党の石破氏似の係官に促されてパスポートを渡しました。
「No Visa?」
日本人や韓国人は、観光目的のビザなし入国が認められています。
係官の前で座って待ちながら顔写真の撮影。まだ手続きが終わっていない中国人達を横目にパスポートを受け取って難なく終了。
パスポートを確認。滞在期限は30日のはずだけど、入国印に記された期限日から計算すると、なぜか31日の滞在が認められていることになっています。
ビザ免除ということで、仮に1泊ぐらいでタイに戻るとしても、以前の滞在許可のために必要な10USDか500Bという費用がなくなったのでお得になりましたね。
③ミャワディ市街へ
(メイン通り)
イミグレを出ると、多くの人で賑わうミャワディの街中に入りました。
国境近くは、周辺都市へ向かうバスなどを待つ人々や両替商、バイタクなどが多くて賑わっている印象です。
「Yangon?」
あちこちで聞かれたけど、外国人はヤンゴンを目指す人が多いのか、バスの手配業者のようです。
大通り沿いを5分ほど歩いた先にはバス乗り場のデスク。「Rain Moe MOTEL」のすぐそばです。
ヤンゴン行きの赤の大型バスは50000K。
大通り沿いにはバスチケット手配業者も多く、至る所でヤンゴン行きやパアンなど近隣都市行きのバスなどの手配を受け付けていました。
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本記事をお読みいただき、ありがとうございました。
今後はタイからミャワディなどミャンマーに入る外国人旅行者が急増すると思います。
ミャンマーは昼も夜も遊べる国なので、何泊か滞在して回ってみるとさらにミャンマーの魅力に気づくこともあると思います。
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◎【ミャワディ紀行】
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