私が東北大学工学部機械知能・航空工学科を志願した理由
こんにちは。東北大学工学部機械知能・航空工学科1年の櫻井です。
今回は、私が東北大学工学部機械知能・航空工学科を志願した理由について紹介します。
みなさんは、大学を選ぶ時、何を重視するでしょうか。自分の学力、将来の夢、興味などがあると思います。
私の場合、東北大学工学部機械知能・航空工学科を選んだ理由は、
・将来の夢
・大学の環境
の2つでした。
今回はこの2つの理由について紹介していきます。
1,将来の夢から
私は将来の夢を叶えるために、どこかの大学の工学部に行こうと考えていました。その為、他の大学の工学部も検討しました。しかし、私の将来の夢は、2つあり、他の大学ではどちらかしか選べない場合が大半でした。
私の将来の夢の1つ目は、宇宙探査機の研究・開発に携わることです。きっかけは、Google Lunar XPRIZEというコンテストでした。
Google Lunar XPRIZE、略称GLXPとは、Googleがスポンサーの、月面無人探査を競うコンテストです。2007年から2018年にかけて開催されました。日本からは、HAKUTOというチームが出場していて、モビリティサブシステム中間賞を受賞しています。
このコンテストを知ったことで、私は無人探査機に興味を持ちました。そして、日本のチームであるHAKUTOには、東北大学大学院工学研究科の吉田和哉教授が参加していました。その為、私は東北大学工学部の中でも、機械知能・航空工学科に行きたいと思いました。
2つ目は、BMI(ブレイン・マシン・インタフェース)を利用した医療用デバイスの開発です。きっかけは、東北大学のオープンキャンパスの田中徹教授のオープン講義でした。
「医工学を知っていますか?‐工学による医療の革新を目指して‐」という講義を受け、初めて医工学や、脳とコンピュータを繋ぐインタフェースであるBMIを知りました。そして、それに興味を持ち、東北大学に行き、その研究をしたいと思いました。
東北大学工学部機械知能・航空工学科では、将来の夢のきっかけを与えてくれた学科であり、研究分野が幅広いです。その為、ここに進学すれば、将来やりたい2つの選択肢を、大学である程度の知識を勉強するまで失わないでいられるため、志願しました。
2,大学の環境
私は県内進学を考えており、私は生まれも育ちも宮城県なので、県内で工学について勉強できる国公立の大学は東北大学だけでした。しかし、決め手はそれだけではありません。
東北大学工学部機械知能・航空工学科は、大学院進学率が約90%と高く、大学院に進学した後は、就職率が高く、就職先は大企業や海外の企業を含め、様々な企業があります。その為、将来の進路を考える上では、選択肢を広げるという観点で、適していました。
また、私が高校生の時に、東北大学はTHE世界大学ランキング日本版で1位に選ばれ、教育力の高さが知られていました(ちなみにこのランキングでは4年連続で1位に選ばれています)。その為、学びたい分野を学び、研究や開発ができるレベルの学力を身に着けるには最適な進学先でした。
さらに、『たのしいサイエンス・サマースクール』や『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』といったイベントで何回か、東北大学を訪れたことがあったのですが、アクセスが良く、キャンパスの雰囲気も良かったです。オープンキャンパスに行った時、工学部の模擬講義と研究内容説明はとても面白く、ますます、この大学で学びたいと思いました。
他にも、東北大学ロケット製作打ち上げサークルFROM THE EARTHによるモデルロケット教室に参加した時、東北大学の学生の方々が丁寧にロケットや大学生活について話していて、とても大学に対して好印象だったことも、決め手の一つでした。
3,まとめ
以上が、私が東北大学工学部機械知能・航空工学科を志願した理由です。
少しでも、東北大学工学部機械知能・航空工学科を目指している高校生・受験生、進路を迷っている高校生・受験生の力になればと思います。それではまた。